中小企業向け事業保険のエヌエヌ生命高校生のためのソーシャルビジネス企画コンテスト
PR TIMES / 2018年2月19日 14時1分
「Social Innovation Relay 2017/18」国内大会を開催 優勝は京都府立洛北高等学校「AmaFessional」に決定
生命保険を通じて日本の中小企業を応援するエヌエヌ生命保険株式会社(代表取締役社長:フランク・エイシンク、本社:東京都千代田区、以下「エヌエヌ生命」)は、このほど高校生のためのソーシャルビジネス企画コンテスト「Social Innovation Relay 2017/18(ソーシャルイノベーション・リレー)」国内大会を開催し、優勝チームを決定しました。
当大会は、学生自らが身の回りにおける課題を見つけ、ソーシャルビジネスとして解決すべくアイデアを国内外の高校生たちと競うコンテストとして、2015年より行っています。
大会当日は、全国約110チームの中から第一次、第二次の書類選考を勝ち抜いた東京、京都、広島等からの7チームが会場に集合しました。どのチームも持ち時間8分という限られた中で、ライバル校の学生や教員、3名の審査員を前に、チームの仲間たちと大会直前まで入念に練ったビジネスアイデアをプレゼンテーション方式で発表しました。
ビジネスアイデアの傾向として、AIやITプラットフォーム技術を駆使し、日本だけでなく世界を視野に入れた社会問題への解決策を打ち出すチームが多く見られました。その中で次の3チームが上位を飾りました。
1位 京都府立洛北高等学校 「AmaFessional」チーム
テーマ: 「世界の教育格差是正に貢献する多言語型学習共有プラットフォーム」
2位 広島学院高等学校 「優勝したい」チーム
テーマ: 「障害者のための総合支援サイト」
3位 武相高等学校 「OIRAs」チーム
テーマ: 「視覚障害者のための眼鏡型EyePhone」
*上記を除く本大会への参加校(チーム)は以下をご参照
1位の「AmaFessional」チームは、世界中の誰もがいつでも、どこでも無料で使える多言語対応のオンライン学習共有プラットフォームの開発と普及を行うビジネスアイデアを提案しました。具体的には、国を問うことなく教員らの授業の動画閲覧だけでなく、学生たちによる教材やノートの共有や質問・議論を通した学び合いの機会を、プラットフォームを通じて提供するというアイデアです。当プラットフォームを普及させることで、日本をはじめ世界の政治的に困難な地域や経済的に厳しい状況におかれている子どもたちに平等な教育機会を提供したい、との想いからアイデアが生み出されました。
「AmaFesssional」チームは、今年6月に予定されている国際大会(13ヵ国の参加予定)に進みます。
京都府立洛北高等学校 「AmaFessional」チーム・梅澤(うめざわ) 凌(りょう)我(が)さんと芦田(あしだ) 航一(こういち)さんのコメント:
「大会のことは中学3年生のときに知り、高校2年生になった時に絶対に出場すると決めていたので、優勝できて嬉しいです。今回のアイデアを考えるきっかけとなったのは、勉強に疲れて自殺してしまう子どもがいる一方、教育を受けたくても受けられない子どももいるのを知ったことです。オンラインプラットフォームを活用し、国籍問わず、同じ興味の仲間同士で学び合える環境があったら良いのでは、という思いからビジネスプランを検討しました。AIなどを駆使し多言語対応を可能にすることで、世界中の誰もが教育を受けられるような社会の実現に貢献したいと思います。国際大会には、国内大会に臨んだ全学生の想いを裏切らないように、日本の代表としてチャレンジします。」
[画像: https://prtimes.jp/i/25186/14/resize/d25186-14-929537-1.jpg ]
写真左: 会場の様子
写真中央: 上位3チーム
写真右: 優勝チームAmaFessionalの梅澤凌我さんと芦田航一さん
当国内大会の様子の詳細はこちらのサイトよりご覧ください。
https://www.nnlife.co.jp/company/community
「Social Innovation Relay 2017/18」 大会概要
大会名:「Social Innovation Relay 2017/18(ソーシャルイノベーション・リレー)」
共催:エヌエヌ生命保険株式会社、NNグループ
公益社団法人ジュニア・アチーブメント日本、
ジュニア・アチーブメント ヨーロッパ(Young Enterprise)
実施日時: 2018年2月4日(日)
出場参加校:
京都府立山城高等学校 (京都府京都市北区)
テーマ:「AIが守るココロとカラダ」
京都府立洛北高等学校 (京都府京都市左京区)
テーマ:「世界の教育格差是正に貢献する多言語型学習共有プラットホーム」
啓明学園高等学校 (東京都昭島市拝島町)
テーマ:「ペットボトルのゴミ削減のため」
広島学院高等学校 (広島県広島市西区)
テーマ:「障害者のための総合支援サイト」
早稲田大学高等学院 (東京都練馬区)
テーマ:「SSNアプリ『アスク』」 (教育格差や学び方の仕組みを変えるアプリ開発)
日本学園高等学校 (東京都世田谷区)
テーマ:「引退後のアスリートと中高の部活動を組み合わせる『共助型ビジネス』」
武相高等学校 (神奈川県横浜市港北区)
テーマ:「視覚障害者のための眼鏡型EyePhone」
実施方法: プレゼンテーション8分、質疑応答5分。審査員による審査で優勝チームを決定
審査員:
安倍 宏行 Japan In-depth編集長
小林 明子 BuzzFeed Japan株式会社 特集エディター
佐川 秀雄 公益社団法人ジュニア・アチーブメント日本 代表理事
アワード:
(国内大会優勝)オンライン国際大会出場権と図書カード、表彰状
(同準優勝・3位)図書カードと表彰状
ご参考:
「Social(ソーシャル) Innovation(イノベーション) Relay(リレー)(SIR)」
「SIR」は、高校生のためのソーシャルビジネス企画のコンテスト形式の教育プログラムです。高校生が自ら情報収集・分析をして社会的課題を見つけ、その解決方法としての「ソーシャルビジネス」のアイデアをチームごとに競い合うもので、アクティブラーニング形態をとっています。日本は昨年よりこのコンテストに参加しており、国内大会での優勝チームはオンラインの国際大会へ進出。国際大会で見事優勝したチームは、ヨーロッパで開催されるSIR修了生カンファレンスに招待される予定です。
ジュニア・アチーブメントについて
1919年に米国で発足した世界最大の経済教育団体で、民間の非営利活動を展開しています。日本本部は1995年に設立。以来、教材を導入する学校が全国に拡大しています。社会情勢がいかように変化しようとも、子どもたちが自身の確たる意志で進路や将来を選択・設計できるよう、「社会の仕組み」や「経済の動き」を正しく理解する機会を提供し、基本的資質(主体的に社会で自立できる力)を育む支援を続けています。詳しくは、ウェブサイト www.ja-japan.org をご参照下さい。
エヌエヌ生命の社会貢献活動「未来の社長」について
エヌエヌ生命は、「未来の社長」を社会貢献活動のテーマに据えています。日本の中小企業を支える生命保険会社として、次世代を継ぐ学生や子どもたちに教育機会や起業・経営に関する育成機会の創出を目指しています。
「SIR」の取り組みのほか、NAHAマラソンチャリティ・ランナーによる沖縄の児童擁護施設への教育支援、経済的に困難な状況にある家庭の子どもたちの学習を支援するNPO法人「キッズドア」を通じた教育支援活動、および、次世代の経営者に向けた「継ぐ(つぐ)をつなぐ ~家業イノベーションラボ」のプログラムを展開しております。詳しくはこちら www.nnlife.co.jp/company/community をご覧ください。
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