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ピアニストを夢の職業に。ピアノ・リーグの創設を目指します

PR TIMES / 2024年4月2日 16時40分

世界最大規模のピアノコンクールである「ピティナ・ピアノコンペティション」は、48年にわたり100万人以上の子どもたちのピアノを通じた成長を見守ってきました。全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)は、コンクール創設50周年を前に、次の一歩として多くの音楽団体と協力・連携し、パートナーを募り「ピアノ・リーグ (TM)」の創設を目指しています。
当協会は、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。このプレスリリースはピティナの夢です。



[画像1: https://prtimes.jp/i/75391/19/resize/d75391-19-a61bb8d779a732529ec8-3.png ]

厚生労働省の「21世紀出生児縦断調査」によると、小学1年生の76%、小学4年生の88%が習い事に通っており、その中でピアノは水泳に次いで2番目に人気の高い習い事となっています(小1~小6平均)。一方で、「中高生が思い描く将来についての意識調査2023」(ソニー生命調べ https://www.sonylife.co.jp/company/news/2023/nr_230725.html)では公務員、医療職が上位に、またプロスポーツ選手やデザイナーなどがランクインしながらも、音楽関連の職種は10位圏外となりました。現代の子どもたちが職業を志す気持ちには、「安定性」だけでなく、「人の役に立ちたい」という考えが強いことに気づかされます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/75391/19/resize/d75391-19-ac39170ff9a96479c6fe-5.jpg ]

世界最大規模のピアノコンクールである「ピティナ・ピアノコンペティション」は、48年にわたり100万人以上の子どもたちのピアノを通じた成長を見守ってきました。その中で、「ピアノを生涯の職業にするか」という問いを前に、多くの音楽の才能ある子どもたちが、学業や他のスポーツの進路に進んでいく姿を見てきました。
またピアノという楽器は一人で演奏することが多く、「自分の演奏が誰かの役に立っている」という気持ちを持ちにくいともいわれます。しかし音楽は古来、人を癒し、各文化圏の中核をなすものでした。現在も娯楽として、なくてはならないエンターテインメントとしての側面を持ちながら、また真剣にピアノと向き合う音楽家たちの、純粋な音楽への愛情と真摯な努力に、私たち事務局員一同、多くの勇気をもらってきたことも事実です。
[画像3: https://prtimes.jp/i/75391/19/resize/d75391-19-a2013b44626e4be3ac7c-0.jpg ]

私たちは、ピティナ・ピアノコンペティション50周年を前に、新たな一歩を踏み出します。
「ピアニスト」を子どもたちが憧れる職業にするため、ピティナは「ピアノ・リーグ」の創設を目指します。

日本はピアノコンクール大国


日本はピアノ学習者が多いだけでなく、ピアノコンクール大国でもあります。規模や種類を含め、200以上のコンクールが存在し、全国各地には音楽ホールがあり、状態の良いグランドピアノが備えられています。しかし、これまで各運営団体が独立していたため、連携が不十分で、日本国内でのピアノ文化活動の規模を十分に示すことができず、機会損失も生じてきました。
まずは、国内のピアノコンクールや音楽団体とピティナ・ピアノコンペティションが相互理解を深め、可能性の輪を拡げ、その後に全国のピアノ活動の規模を示す象徴となる大会が不可欠だと考えます。
[画像4: https://prtimes.jp/i/75391/19/resize/d75391-19-eba612cee4dcfab415c6-1.jpg ]


ピアノ・リーグが創造する未来


ピアノ・リーグの創設により、ピアノ演奏家にとって目指すべき目標が明確化され、ステージの機会が増えることが見込まれます。年間を通じて一定の活動が見込めることは、演奏家たちの活動を安定化させ、自身の課題へとじっくり取り組む成長の機会となります。観客や聴衆にとっても、高品質なピアノ演奏を楽しむ機会が増えることで、幅広い層の新たな聴衆を獲得することにつながり、音楽文化の発展に寄与することが期待されます。そのためには国内の音楽コンクール、音楽団体、音楽ホール、各地自治体と多くの団体との協力が必要です。象徴としてのピアノ・リーグを多くの団体と協力して盛り上げることにより、業界の規模が大きくなり、聴衆・スポンサーの獲得のほか、なによりピアニストという職業に憧れを持つ子どもたちや、国際的な活躍を目指す若手音楽家の育成環境が整っていくはずです。
また、ピアノ・リーグの成功により、他の音楽ジャンルや芸術分野にも同様の競演イベントが広がる可能性があり、地方遠征の際にはの音楽ホールの活性化や地方経済への貢献も期待されます。

[画像5: https://prtimes.jp/i/75391/19/resize/d75391-19-01fa01c1165c5a52c2f7-2.jpg ]

ピアノ・リーグの構想


ピアノ・リーグの出場者は、将来日本を代表するようなピアニストたちを想定しています。
ピティナ・ピアノコンペティションの課題曲はクラシックをメインとしておりますが、ピアノ・リーグでの演奏はジャンルを制限することなく、作曲・編曲も含めピアノ1台での表現性を聴衆の皆様に楽しんでいただきます。1年間にわたり15名のピアニストを選出し、各ステージ3人ずつ出演、ピアニスト一人あたり7回出演して総当たりするために全国で年35回のステージを構想しています。またそこから聴衆の投票に上位3人が選ばれ、最終順位が決まる仕組みを検討しています。
またホールの主催者は、ステージごとにテーマを設定することができ、地域振興を兼ねて様々な取り組みを行うことを可能としたいです。全国各地を転戦する形式での開催で、各地でのスポンサーの獲得を目指します。出演時には出演料が授与され、さらに1位受賞者には、各界のトップ選手や将棋棋⼠と同等、数千万円程度の賞金がおくられるように展開していきます。

会場における映像なども工夫し、エンターテインメント性を高めたステージを目指し、審査は有識者による投票のほか、聴衆や数値化された指標を用いて判断される、いままでにない、新しいコンテストを目指します。

夢の実現に向けて


ピティナ・ピアノコンペティションについて多くの方に関心を持っていただき、多くの方に会場に足を運んでいただく取り組みを続けるほか、私たちの志に共感をしてくださるパートナー企業を募ります。また、各地のコンクールと提携を加速していくと同時に、トップ層のピアニスト支援のため、日本を代表するコンクールとの広報・育英での協力体制を築きます。

「April Dream」は、4月1日に企業がやがて叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。私たちはこの夢の実現を本気で目指しています。


◆ピティナ・ピアノコンペティションWEB サイト
https://compe.piano.or.jp/

◆一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(ピティナ) とは?
1966年に創立されたピアノ指導者の団体で、全国に約17,000人の会員と、620箇所の拠点を持つ。また、のべ40,000組超の参加者を誇る世界最大規模のピアノコンクール「ピティナ・ピアノコンペティション」や、全国約570地区で通年行われ約43,000組のピアノ学習者・愛好者が参加するアドバイス付きの合同発表会「ピティナ・ピアノステップ」等、ピアノ教育・音楽教育活動を進めている。

本部事務局:東京都豊島区巣鴨1-15-1 
代表者:福田成康(ふくだ・せいこう 専務理事)
コーポレートサイト:https://corporate.piano.or.jp/

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