吉野家×Ideinの牛丼テック、優勝は「肉鍋全力センシング」!
PR TIMES / 2021年2月10日 12時15分
吉野家の122年続く「牛丼」調理工程に最先端AI/IoT技術を導入する実証実験を開始
株式会社吉野家(東京都中央区、代表取締役社長 河村泰貴、以下 吉野家)とIdein株式会社(読み:イデイン、東京都千代田区、代表取締役CEO 中村晃一、以下 Idein)は、新しい吉野家の形を共創するためのオープンイノベーションプログラム「牛丼テック」において、ソリューションとして「牛丼」の一部調理工程や盛り付け時にAI/IoT技術を活用する「肉鍋全力センシング」を提案した株式会社アイオーティードットラン( https://iot-run.co.jp/ )が優勝し、今後実証実験に入ることをお知らせいたします。
◼「牛丼テック」について
吉野家×Idein が AI オープンイノベーションプログラム「牛丼テック」の募集を開始!
https://www.yoshinoya.com/wp-content/uploads/2020/11/04130334/news20201104.pdf
[画像: https://prtimes.jp/i/26271/23/resize/d26271-23-971238-0.png ]
「牛丼テック」は昨年11月4日から1ヶ月間、 吉野家と Idein によるテクノロジーを活用した店舗センシングプロジェクトと協働する共創パートナー及びソリューションを公募しました。公募した結果、企業や団体、学校、個人などから数十件の応募が寄せられ、今年1月に最終審査を行い、優勝含む受賞者が決定しました。
優勝した株式会社アイオーティードットランが提案したソリューション「肉鍋全力センシング」を、Idein の IoT プラットフォーム「Actcast」と掛け合わせ、今後店舗導入へ向けて実証実験を開始する予定です。吉野家の従業員が「牛丼」を肉鍋で調理、盛り付ける工程にAI/IOT技術を盛り込み、最先端のテクノロジーが「牛丼」の“うまさ”を一部可視化することで、「牛丼」を調理する従業員のサポートをすることが期待されます。
吉野家は、122年の歴史ある「牛丼」調理に最先端のテクノロジーを活用し、24時間365日全国いつでもどこでも一層美味しい「牛丼」をお客様に提供することを目指します。
■ 「牛丼テック」結果
[表: https://prtimes.jp/data/corp/26271/table/23_1.jpg ]
【優勝】 株式会社アイオーティードットラン 「肉鍋全力センシング」
株式会社アイオーティードットランの「肉鍋全力センシング」は、吉野家店舗にある肉鍋のデータを可視化、定量分析を行い、調理結果の最適化と”おいしい”状態の継続を図ることを目指すものです。「牛丼」の味への徹底したこだわりを持つ吉野家にとって、そのこだわりをテクノロジーによって実現する取り組みであり、AI/IoTシステムの構築が可能なプラットフォームであるActcastの特長を活かす多様なセンシングデバイスを使った取り組みであることから、最も本プロジェクト適しているとの評価を得て、優勝となりました。
【第2位】 株式会社パソナテック 「トイレ清掃リコメンド等」
株式会社パソナテックは、トイレ清掃リコメンドなど、衛生面からサービス品質向上に資する取り組みを提案くださいました。特にトイレ清掃リコメンドは、お客様に快適に過ごして頂くためにも効果があるものであり、その方法の確立も様々な方法が想定される取り組みでもありました。さらには、吉野家に限らず外食や店舗全般に適用される可能性があることから、優勝に次ぐ第2位の評価となりました。
【特別賞】 静岡県立島田商業高等学校 「各種店舗改善アイデア」
静岡県立島田商業高等学校は、生徒の皆様が発案した店舗改善に関するソリューションが複数寄せられました。ソリューションの中には、事業者でない高校生ならではのお客様により近い視点での斬新な切り口があり、高い評価を得ました。現実的な制約下でのアイデアの具現化はこれからであり、その取り組みへの今後の期待も込め、特別賞となりました。
■ 主催社からの総評
吉野家のみならず、飲食業の未来に向けた多くのご応募を賜り、大変感謝しております。ありがとうございました。最新のセンシング技術を活用したその着想と熱意に、驚き、感激いたしました。優勝されたアイオーティドットラン社様からの「牛丼全力センシング」は、吉野家が122年にわたりこだわり続けてきた牛丼にIoTを取り入れるという全く新しいアプローチであり、従業員がより効率的かつ効果的に働ける、牛丼づくりに取り組めるようになることを期待しております。(株式会社吉野家常務取締役 伊東 正明)
今回、予想以上に多くのご応募をいただきました。ご応募いただいた皆様に感謝を申し上げます。本プロジェクトとのフィットという観点から残念ながら選出されなかったご提案についても、非常に面白いものが多くありました。ActcastはエッジAIプラットフォームであり、様々な領域で利用することが可能であることから、本プロジェクトに限らず、今後も継続的な連携を取り、オープンイノベーションによるビジネス創出を実現させたいと思います。また、今回のようなプロジェクトは、AI/IoTシステムを導入し、事業を成長させたい様々な企業とも企画していきたいと考えております。(Idein 中村 晃一 代表取締役)
■会社概要
【株式会社吉野家について】
吉野家では、長期ビジョン「NEW BEGINNINGS 2025」で掲げる「ひと・健康・テクノロジー」をキーワードとした「飲食業の再定義」を目指しております。その一つである「テクノロジー」については、「T ポイント」サービスのビッグデータの活用を実施するほか、多数の知見を有するパートナー企業と共創し、インターネット経由の弁当予約、人口知能搭載型ロイヤリティ・アプリの開発を行っています。今後、未来に向けたテクノロジーを活用し、さらなる顧客満足向上やサービス品質の改善、店舗オペレーションの簡便化・効率化につなげていきます。
所在地:東京都中央区日本橋箱崎町 36 番2号 Daiwa リバーゲート 18 階
代表者:代表取締役社長 河村 泰貴
URL: https://www.yoshinoya.com/
【Idein株式会社について】
安価な汎用デバイス上での深層学習推論の高速化を実現した、世界にも類を見ない高い技術力を有するスタートアップであり、当該技術を用いたエッジAIプラットフォーム「Actcast」を開発し、実用的なAI/IoTシステムを開発・導入・活用する開発者及び事業会社へのサービス提供を行っております。今後もパートナー企業と共に、AI/IoTシステムの普及に貢献してまいります。
所在地:東京都千代田区神田神保町1-105
代表者:代表取締役 中村 晃一
URL: https://idein.jp
問合せ先: pr@idein.jp
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