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グローバル学生プロジェクト、「Made to Move Communities」(TM) 初年度の受賞校を発表

PR TIMES / 2021年4月27日 18時45分

金沢にある国際高等専門学校の学生が日本を代表し、アジア・パシフィック地域の中で2位を獲得



[画像: https://prtimes.jp/i/20254/24/resize/d20254-24-516473-0.jpg ]




9つの国と地域から次世代のイノベーターとなる学生が、初年度の当CSR(企業の社会的責任)プログラムに参加。
学生はSTEMスキルを活用し、モビリティ (移動) における課題を解決。


コネチカット州ファーミントン、2021年4月27日 – この度 初めてオーチスが開催したグローバル学生プロジェクト「Made to Move Communities (メイド・トゥ・ムーヴ・コミュニティ)」に、9つの国と地域の14校から学生が参加し、偉業を成し遂げました。当プログラムでは、学校におけるSTEM (科学、技術、工学、数学) カリキュラムを強化するため、学生とオーチスの社員が共に、それぞれのコミュニティが抱えるモビリティ (移動) の課題に対し持続可能なソリューションを考案しました。オーチス・ワールドワイド・コーポレーション (NYSE:OTIS) は、エレベーターとエスカレーターの製造・据付・保守サービスにおいて世界をリードする企業です。

オーチスのジュディ・マークス社長兼CEOは「コロナ禍による影響を受けたコミュニティが直面する、モビリティの課題に向けたソリューションを開発する中で、学生の皆さんが示した献身的な姿勢と創意工夫に拍手を送ります。オーチスでは、次世代に向けたSTEM教育への促進に深く関心を寄せており、あらゆる人が平等にモビリティ手段へアクセスできるよう尽力しています。この度、ご参加された皆さんの功績を心からお喜び申し上げます」と述べます。

学生が考案したソリューションには、高齢化社会のモビリティの向上、コロナ禍の食料品デリバリーやスーパーでの買い物の簡略化、自転車を利用しやすいインフラの整備、観光地での人の混雑度合いのモニタリングなどがあります。

学生のソリューションの中には、本来の目的以外に、環境面でのメリットをもたらしたものもありました。例えば、自転車で移動がしやすくなったことによりマイカー通勤が減り、都市の温室効果ガス排出量の削減に貢献するといった提案もありました。

この初年度では、ブラジル、中国、ドイツ、香港特別行政区、日本、ロシア、スペイン、米国、シンガポールの学校の学生チームが、新型コロナウイルスの影響を受けているコミュニティ内のモビリティ手段を、より便利に、安全に、効率良くかつ公平に活用できるようにするため、8週間かけて教師やオーチスの社員と協力し、STEMに基づいたソリューションを開発しました。各チームは、オーチスの経営陣からなる審査委員会に向けてオンラインでプレゼンテーションし、審査員は慎重に評価しました。各地域で選ばれた受賞校は次の通りです。


アメリカ地域: 1位 米国 コネチカット州、Bloomfield High School;2位 ブラジル サンパウロ、Senac;3位 米国 カリフォルニア州、Jordan High School
ヨーロッパ、中東、アフリカ地域: 1位 ドイツ ベルリン、Romain Rolland Gymnasium;2位、スペイン マドリッド、Colegio Virgen de Europe;3位 ロシア サンクトペテルブルク中央地区、Gymnasium No. 171
アジア・パシフィック地域: 1位 香港特別行政区、ELCHK Yuen Long Lutheran Secondary School;2位 日本 石川県金沢市、国際高等専門学校 (ICT);3位 シンガポール、Institute of Technical Education
中国地域: 1位 北京工科大学;2位 浙江大学;3位 上海交通大学


金沢にある国際高等専門学校の学生11名は日本を代表し、考案したソリューションのプレゼンテーションを英語で審査員に向けて行いました。本学生のソリューションは、多くの歴史的建造物や温泉で知られる白山市白峰地区を訪れる観光客を支援することを目的としています。人の流れを監視することで、コロナ禍の中でも観光客が安全に楽しめる最適な時間帯の検証を行いました。当校は、アジア・パシフィック地域の中で2位を獲得いたしました。

日本オーチスのコミュニケーション・シニアマネージャーで、プログラムリーダーを務めた村松康孝は「この度、様々な部署の社員がボランティアとして参加しました。様々な考えや経験を持つ方々の観点から、いろいろな意見が飛び交い、学生たちをサポートすることで、最後には学生たちが素晴らしい成果を生み出すことができました。今回、学生だけでなく、社員にとっても大変貴重な経験になったと思います」と述べます。

このプログラムが役立ったのは、コミュニティや学生チームにとってだけではなく、教師やオーチスの社員も新たな視点を得ることができました。

オーチス 香港のシニア・サービス・スーパーバイザーで、プログラムアンバサダーを務めたWang Chi Lauは「当プログラムで最も楽しかったことは、学生との交流でした。学生の型にはまらない考えと共に、コミュニティを改善する様々なユニークなアイディアを聞くことができ大変嬉しく思いました」と述べます。

オーチスの社員は、学生チームをサポートするため1,500時間以上のボランティア活動を行いました。

オーチス アメリカのフィールド・サービス・マネージャーで、プログラムメンターを務めたSarah Cosic-Ayanovichは「世の中を良くしようと学生が注ぐ熱意に感動しました。そして今回学生を指導する機会を得られたことにとても感謝しています。また学生から、大胆な思考と新たな環境への適応について多くのことを学びました」と述べます。

「Made to Move Communities」プログラムの一環として、オーチスは毎年4月に「コミュニティ向上月間」を開催します。「コミュニティ向上月間」では、受賞校の発表や社員ボランティアへの感謝を行うと共に、当プログラムや地域社会への投資、社員へのボランティア活動の奨励など、様々なメッセージを発信していきます。

オーチスは「Made to Move Communities」の初年度の実績を踏まえ、2022年度以降には更に学生と社員の参加者を増やし、当プロジェクトを推進していく予定です。


オーチス社について
オーチス社は、より高く、より速く、よりスマートな世界で、人々がつながり、豊かになる自由を提供します。オーチス社は、エレベーターとエスカレーターの製造、据付、保守、改修を行う世界的リーディングカンパニーです。世界中で業界最多となる200万台以上のエレベーターとエスカレーターをメンテナンスし、毎日約20億人がオーチス社の製品を利用しています。世界各地の代表的な建築物に加え、居住・商業施設や交通施設など、「人の移動」が関わる様々な場所にオーチス社の製品は設置されています。米国コネチカット州に本社を置き、約4万人のフィールドプロフェッショナルを含む6万9,000人の社員を通じて、200を超える国と地域のお客様と利用者様の多様なニーズに応えています。詳しくは、www.otis.comをご参照ください。また、LinkedIn、Instagram、Facebook、Twitterで「@OtisElevatorCo」のハッシュタグをフォローしてください。

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