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Ubieとファイザー、過活動膀胱(OAB)患者さんへのさらなる貢献を目指し協業開始

PR TIMES / 2021年10月15日 15時45分

~「ユビーAI受診相談」と「UUI相談室」の連携で患者さんの医療機関受診をサポート~

Ubie株式会社(本社:東京都中央区、共同代表取締役:阿部吉倫・久保恒太、以下「Ubie」)とファイザー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:原田明久、以下「ファイザー」)は、切迫性尿失禁(UUI)をはじめとする過活動膀胱(OAB)の症状でお悩みの方々の 医療機関への早期受診に繋がる一助となるために、Ubieが提供するWeb医療情報提供サービス「ユビーAI受診相談」と、ファイザーが提供する疾患啓発サイト「UUI相談室」の連携を10月から開始しました。
本協業は、ファイザーのスタートアップ企業とのオープンイノベーション「ファイザー ヘルスケア・ハブ・ジャパン」(※1)から生まれた取り組みです。



[画像: https://prtimes.jp/i/48083/24/resize/d48083-24-0c30ac317eace9f07657-0.png ]



【疾患の背景:相談しにくいOAB症状、女性で低い受診率】
過活動膀胱(OAB:overactive bladder)は、尿意切迫感を必須の症状とする症状症候群です。また、切迫性尿失禁(UUI:Urgency Urinary Incontinence)はOABの症状のひとつであり、突然がまんできないような強い尿意を感じ、トイレに間に合わずもれてしまうものを指します。

日本排尿機能学会が2003年に公表した疫学調査結果(※2)を2012年の人口構成にあてはめると、40歳以上の男女のうち、OABに該当する患者さんは1,040万人と推計されています。そして、この1,040万人うちUUIを有する方は750万人、UUIが週1回以上の頻度で発現する方は539万人と推計されています。その一方、排尿に関する症状について、医師への相談のしやすさを患者さんに聞いた調査結果(※3)では、尿失禁は男女とも最も相談しにくい症状と示されました。また、医療機関受診率はOAB症状のある方のうち22.7%(男性36.4%,女性7.7%)であったと報告されています(※2)。このようにOABの患者さんは1,000万人以上おられるにもかかわらず、医師への相談に躊躇し、医療機関の早期受診に繋がっていないことが想定されます。

【両社の情報提供:「ユビーAI受診相談」と「UUI相談室」】
Ubieは生活者が質問にスマートフォンやPCから回答することで、その症状について相談可能な医療機関を調べられるサービス「ユビーAI受診相談」を提供しています。また、ファイザーは、UUIをはじめとしたOAB症状等でお悩みの方やそのご家族のお役に立てる疾患啓発サイト「UUI相談室」を展開しています。

【協業の詳細:OABで困窮される患者さんの早期受診に繋げるために】
医療機関への受診を躊躇し、OABで困窮される患者さんの課題を解消するため、両社はOABに関する情報提供で協業します。今回の協業では、「ユビーAI受診相談」に訪問された方がOABに関連する症状でお困りと回答された場合、OABの情報およびファイザーの「UUI相談室」のリンクが表示され、リンク先でUUIをはじめとするOAB関連の充実した情報が取得できます。また、「UUI相談室」のトップ画面には「ユビーAI受診相談」のリンクが表示され、リンク先において、OABでお困りの方が関連する症状を回答後に、近隣の泌尿器科等の医療機関を検索することが可能となります。
両社は以上の協業により、患者さんへの情報提供を充実させ、UUIをはじめとするOAB症状で困窮されている患者さんに貢献することを目指してまいります。

※1:ファイザー ヘルスケア・ハブ・ジャパンとは
デジタルヘルステクノロジーやサービスを持つスタートアップ企業と協業し、患者さんにより良い解決策の提供を目指す、ファイザー社の世界的オープンイノベーションの取り組みである「Pfizer Healthcare Hub」の日本版です。
Ubieは2018年11月、および2020年8月開催のピッチイベントに登壇しています。両社はこの取り組みをきっかけに協議を重ね、今回の協業が実現しました。
URL:https://www.pfizer.co.jp/pfizer/development/innovation/healthcarehub.html
※2:本間之夫ほか:日本排尿機能学会誌 14(2):266, 2003
※3:外山学ほか:日本臨床内科医会会誌 24(1):108, 2009

【生活者向け「ユビーAI受診相談」について】
「ユビーAI受診相談」は生活者の適切な医療へのかかり方をサポートするWeb医療情報提供サービスです。いつでもどこでも気になる症状から関連する病名と適切な受診先を調べることができます。かかりつけ医等地域の医療機関や、#7119等の救急車対応、厚生労働省等の公的な電話相談窓口への適切な受診行動を支援します。 2021年9月現在、月間300万人以上の方々に利用いただいています。
URL:https://ubie.app/

【UUI相談室について】
本サイトではUUIをはじめとするOAB症状の原因と対策、医療機関の受診に関する医師や患者さんの声、検査や診察の流れ、尿もれや頻尿についてのお役立ち情報など幅広い情報を、OAB患者さんとそのご家族に提供しています。また、患者さんが言い出しにくい症状を医師に伝えることが可能な「問診シート」を提供しUUIをはじめとするOAB症状でお困りの患者さんに貢献しています。
URL:https://www.oab-info.com/

【Ubie株式会社について】
「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」をミッションに掲げ、医師とエンジニアが2017年5月に創業したヘルステックスタートアップです。AIをコア技術とし、症状から適切な医療へと案内する「ユビーAI受診相談」と、医療現場の業務効率化を図る「ユビーAI問診」を開発・提供。誰もが自分にあった医療にアクセスできる社会づくりを進めています。

所在地  :〒103-0022  東京都中央区日本橋室町1-5-3 福島ビル6階
設立   :2017年5月
代表者  :共同代表取締役 医師 阿部 吉倫・共同代表取締役 エンジニア 久保 恒太
URL  :https://ubie.life

【ファイザー株式会社について】
ファイザーはサイエンスとグローバルなリソースを活用し、人々が健康で長生きし、生活を大きく改善するための治療法をお届けしています。私たちは、革新的な医薬品やワクチンを含むヘルスケア製品の探索・開発・製造における品質・安全性・価値の基準を確立するよう努めています。ファイザーの社員は、生命や生活を脅かす疾患に対するより良い予防法や治療法を提供することで、日々、世界中の人々の健康に貢献しています。世界有数の革新的医薬品企業の責務として、信頼できる医療に誰もが容易にアクセスできるように、世界中の医療従事者、政府、地域社会と協力しています。人々の期待に応えるため、私たちは170年以上にわたり前進し続けてきました。詳細はホームページをご覧ください。

所在地  :〒151-8589 東京都渋谷区代々木3-22-7新宿文化クイントビル
設立   :1953年8月
代表者  :代表取締役社長 原田 明久
URL   : www.pfizer.co.jp(日本法人)www.pfizer.com(グローバル)

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