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インクルーシブな教育の充実に向け、八王子市立小・中・義務教育学校の教員を対象に「ダイアログ・イン・サイレンス」を実施

PR TIMES / 2025年1月8日 15時45分

聴覚障害者とともに音のない世界で、多様性と相互理解を深める



ソーシャルエンターテイメント・プログラムを提供する一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ(東京都港区、代表:志村季世恵)は、「インクルーシブな教育の充実」に向けた教員研修として、八王子市立小・中・義務教育学校の教員103名を対象に「ダイアログ・イン・サイレンス」を実施しました。
本プログラムは、聴覚障害者が案内役を務め、音のない世界での対話を通じて多様性や相互理解を深める体験型エンターテインメントです。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/88726/27/88726-27-f68ea71049bfab75ff54e7640b13ce74-3900x2190.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


当日は聴覚障害者のスタッフの案内により103名の先生方が「ダイアログ・イン・サイレンス」を体験しました。「ダイアログ・イン・サイレンス」では、参加者がヘッドセットを装着し、音のない環境でジェスチャーや表情などを使いながらコミュニケーションを体験します。プログラムの最後には、体験中に得られた気づきや発見を共有し、言葉の壁を超えた対話やダイバーシティについて考えていただく時間を設けました。

先生方からは、体験を通じて聴覚障害者の視点や多様性の価値を学ぶだけでなく、日常の授業や子どもたちとのコミュニケーションに新たな工夫を取り入れるきっかけにもつながったとの声をいただきました。また、教員間の対話が活性化し、教育現場における相互理解を深める良い契機となった、との声も見受けられました。

ダイアローグ・ジャパン・ソサエティでは、今後も学校や自治体と協働しながら、インクルーシブな教育の充実に向けた取り組みに貢献してまいります。
体験後の先生方のアンケートより
体験2週間後に実施されたアンケートでは、教育現場で体験をどのように生かしているかを中心とした回答を得ました。
- 「日本語の習得が十分でない児童が学級に在籍している。その児童に指示が伝わるよう、簡単な言葉や、ジェスチャー、実物やイラストを使うようになってから、該当児童だけでなく他の児童も指示を理解するようになり、集団行動や授業の活動が円滑にできるようになった」
- 「手話だけでなく、ジェスチャーをつかって人に何かを伝える指導をとりいれた結果、児童の表情にメリハリがついた」
- 「支援が必要な児童に対して、ハンディキャップだけでなく長所となりえる状態だという視点で児童を分析することができた。その視点から気づいた長所を全体にも伝えることで、学級全体の理解も多様性を認める気持ちが育ったように感じる」
- 「場面緘黙の生徒やコミュニケーションが苦手な生徒に対して、生徒にとって 1 番良い方法を模索し、コミュニケーションをとる事ができた」

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/88726/27/88726-27-bfe3e74efcdb003305506f8950b972dc-3900x2190.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
体験の様子
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/88726/27/88726-27-24f0a5b66f1b09aa3daed3a8bd5c7d34-3900x2190.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
体験の様子

開催概要
- 実施日:2024年10月15日(火)、10月17日(木)、 10月24日(木)
- 実施場所:1.八王子市立いずみの森義務教育学校、2.八王子市立柏木小学校、3.八王子市立東浅川小学校
- 参加教員:市立小・中・義務教育学校の教員 各校1名ずつ 計3回実施 103名
- 目的:子どもたちが抱える困難の多様化・複雑化に伴い、時代の変化等に対応できる教師の資質能力 の向上のために必要な能力を身に付けるため

「ダイアログ・イン・サイレンス」とは
聴覚障害のあるアテンドのもと、音のない世界で、言葉の壁を超えた対話を楽しむエンターテイメント。参加者は、音を遮断するヘッドセットを装着し、静寂の中で、集中力、観察力、表現力を高め、解放感のある自由を体験します。そして、顔の表情やアイコンタクト、ボディーランゲージなど、音や声を出さず、互いにコミュニケーションをとる方法を発見していきます。国籍や言語、年齢を超えて対話の深まりを感じられる本プログラムは、1998年にドイツで開催されて以降、フランス、イスラエル、メキシコ、トルコ、中国で開催。
日本では2017年に東京にて初開催以降、2万人以上が体験し、これまで世界で100万人以上が体験しています。
2025年3月16日まで東京・竹芝のダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」で開催、チケット発売中。
https://dis.dialogue.or.jp/
教育委員会・自治体向けお問い合わせ先
「ダイアログ・イン・サイレンス」は学校や地方自治体、団体向けに出張開催を行なっております。ご興味のある方は以下よりお問い合わせください。

一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ(担当:佐川)
TEL:03-6231-1640
MAIL:press@dialogue-japan.org

ダイアローグ・ジャパン・ソサエティについて
たがいを認め、助けあう社会を実現するためのフラッグシッププロジェクトを開催。1999年以降、「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」「ダイアログ・イン・サイレンス」「ダイアログ・ウィズ・タイム」のソーシャルエンターテイメントプログラムを開催し、これまで延べ約28万人が体験しました。
2020年8月には、東京・竹芝に「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」をはじめとしたプログラムを体験できるダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」をオープン。誰もが対等に対話することで協力し信頼し安心して社会参加ができるようにし、もっとより豊かで多様性のある社会の形成及び発展に寄与することを目的としています。
一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ:https://djs.dialogue.or.jp/
ダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」:https://taiwanomori.dialogue.or.jp/

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