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『PrecisionCoreプリントヘッド』のラインアップを拡充

PR TIMES / 2021年6月8日 13時15分

廃棄物の削減や環境負荷の低減が可能な、デジタル印刷への転換加速に寄与

セイコーエプソン株式会社(以下 エプソン)は、商業・産業領域において廃棄物の削減や環境負荷の低減が可能な*1、デジタル印刷への転換加速に対応するため、『PrecisionCore(プレシジョンコア)プリントヘッド』のラインアップを拡充します。



[画像1: https://prtimes.jp/i/42912/29/resize/d42912-29-620245-3.jpg ]

ノズルレベルでのインク循環機能を初めて搭載した『D3000-A1R』をはじめとする、合計3商品を開発し、2021年度下期より発売します。これにより、インクジェットヘッドのラインアップは5シリーズに拡充、多様なデジタル印刷用途に採用いただくことが可能となります。

◆新商品の特長
1. 『D3000-A1R』
・ノズルレベルでのインク循環に対応したことで、ノズル近傍の水分蒸発に伴う不具合を防止し、継続して安定した印刷を行うことが可能となり、装置設計およびインク設計の自由度が向上(従来品『PrecisionCore Sシリーズ』で必要としていた、定期的なインクの吐き捨てやヘッドクリーニングが不要)
・1200dpiの解像度と高周波駆動を実現することで、既存のアナログ印刷に匹敵する画質・速度を、デジタル技術で再現可能
・複数ヘッドを並べる際に、ヘッド間の位置調整が不要であり、ヘッド組込・交換時の作業時間を大幅に削減可能

2. 『S3200-A3』
・従来品『S3200-A1』に対して、周波数は24kHzのままでインク滴サイズを1.4倍に増加。テキスタイルや段ボールへの印刷のような、印刷対象物とヘッドとの距離が広い状態でも高い印字品質と高速印刷の両立が可能
・拡張性が高いS形状デザインと堅牢性の高い構造はそのままに、幅広いニーズやアプリケーションに対応可能

3. 『I3200(8)-A1HD』
・従来品『I3200(4)-A1』に対して、ノズル解像度を最大1200npi(2色使用時)に増やしたことにより、本シリーズの特徴である使いやすさとコンパクトさはそのままに、より高精細な画質を実現
・マルチパスでの印刷はもちろん、シングルパスでの高速印刷にも適する

今回発売する3商品により、テキスタイル・パッケージ・デコレーション等の印刷を、アナログ印刷から、廃棄物の削減や環境負荷の低減が可能なデジタル印刷への転換を主導し、消費地に近い分散印刷、必要な時に必要なだけ印刷するオンデマンド印刷を実現します。
近年、環境負荷低減のため、水系インクによるデジタル印刷の需要が高まりつつあります。エプソンは独自の技術開発により、環境負荷を低減するデジタル印刷の拡大に寄与し、インクジェットによるイノベーションをさらに加速させてまいります。

◆新商品のスペック


[画像2: https://prtimes.jp/i/42912/29/resize/d42912-29-420441-2.png ]



*1 従来のアナログ印刷と比べ、印刷工程が短く、刷版が不要なため、エネルギーや水の消費を減らすことができ、廃棄インクも少ない。小ロット多品種生産に適ししているため、生産から販売までの在庫ロスの最小化を実現可能
*2 使用するインクによって吐出性能、耐久性が異なります

PrecisionCoreプリントヘッドの詳細は、エプソンの技術ウェブサイトをご参照ください。
マイクロピエゾ技術 https://www.epson.jp/technology/core_technology/inkjet/micro_piezo.htm
マイクロピエゾ製造技術 https://www.epson.jp/technology/core_technology/basic_technology/precision_core.htm?rdct=micro_piezo    

以上

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