【おいしい健康】狭心症、心筋梗塞、心臓弁膜症および心不全の方の食事支援機能の提供を開始
PR TIMES / 2020年10月15日 17時15分
スマートフォンアプリ・web「おいしい健康」
食を通じて病気のない世を作り出す「フード×ヘルステック」スタートアップの株式会社おいしい健康は、このたび狭心症、心筋梗塞、心臓弁膜症および心不全における栄養管理補助を目的とした食事支援機能の提供を開始いたします。
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❏背景
心疾患は日本人の死亡原因の第2位。治療を受けながら社会生活を送る人も
心筋梗塞や心不全などの心臓の病気「心疾患」※1は、昭和30年代(1960年代)から日本人の死亡原因として悪性新生物、脳血管疾患と共に上位に位置しています。昭和60年(1985年)に脳血管疾患にかわり第2位となって以降も、死亡者数・死亡率ともに増加傾向が続いています※2。現在、日本における心疾患の総患者数は170万人を超え※3、心疾患の患者さんのなかには、外来で継続的に治療を受けながら社会生活を送っている方も多くいらっしゃいます※3。
❏
心疾患の治療において、塩分コントロールなど食事で苦労するケースが多い
心疾患は、症状の悪化(増悪)を繰り返すごとに病態のステージが進み、息切れやだるさによる活動の制限や生活の質の低下、食事制限など生活上の制約が増えていきます。さまざまな不安や困りごとを抱えていることが想像されますが、心疾患の治療を続けるなかでも、食事、特に塩分のコントロールはむずかしく苦労するケースが多く見られ、「心不全憎悪による再入院の要因」の3割以上を占めるのが「塩分・水分の不徹底」というデータも存在します※4。また、年齢が高くなるほど、心臓の機能の低下を示す「心不全」の患者の割合が増加することが知られています。この先の高齢化社会に伴い「心不全パンデミック」と呼ばれる状況になることが懸念されています。
これら心疾患の増悪を防ぐためには、発症の早い段階から血圧を適正にコントロールすることや適正体重を保つことが大切で、心臓やそれにつながる血管をいたわる大きな要素となります。そのため心疾患の方には、食事での減塩や摂取エネルギーの調整、食物繊維の積極的な摂取などがすすめられています。
しかし、患者さんの多くは、食事の改善やその継続がとてもむずかしく、困難であることが前述の報告※4 からも推察されます。
このような心疾患と食事における背景から、おいしい健康は、狭心症や心筋梗塞、心臓弁膜症、心不全の疾患を有する方の食事を支援する機能の提供を開始いたしました。
※1 心疾患は「高血圧性」を除いたもの
※2 厚生労働省 平成30年人口動態統計月報年計(概数)の概況
※3 厚生労働省 平成29年患者調査
※4 日本心臓財団 心臓病の知識
❏食事支援機能の詳細
心臓をいたわることを目的にしたレシピが充実。レシピ検索がスムーズに、献立がたてやすくなりました
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健康はこれまで、糖尿病などの生活習慣病の食事療法を対象に、利用者の健康状態に合ったレシピ・献立のパーソナライズサービスを展開してまいりました。
今回のリリースでは、狭心症、心筋梗塞、心臓弁膜症および心不全の疾患を有する方に向けて、適したレシピ検索と献立作成機能のサービスを追加しました。
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心臓をいたわることを目的に、献立を立てる手助けとなるような塩分控えめのレシピやコレステロールの量に配慮したレシピを選びやすくすること、また、食物繊維を豊富に含む食材を使用したレシピを充実させることなど、日々の食事管理のサポートを管理栄養士監修の豊富なレシピとIT技術を活用し、エビデンスに基づいた提案で支援いたします。
おいしい健康では「誰もがいつまでも、おいしく食べられるように」という理念のもと、様々な事情で食事にお困りの方に向けて、今後も引き続きサービスを拡大してまいります。
❏新たに追加される食事支援サービスの対象
・狭心症で食事管理が必要と医師に診断された方
・心筋梗塞で食事管理が必要と医師に診断された方
・心臓弁膜症で食事管理が必要と医師に診断された方
・心不全で食事管理が必要と医師に診断された方
❏すでに提供している食事支援サービスの対象
・一般の方の健康的な食事ダイエット・健康診断で気になる数値がある方(血糖値、血圧など)・糖尿病(2型)・高血圧・脂質異常症・高尿酸血症・貧血・ニキビ・肌荒れ・妊活・低栄養予防・がん治療中の方(食欲不振、消化不良、味覚変化など)・妊娠中(初期、中期、後期)・妊娠高血圧(中期、後期)・妊娠糖尿病(初期、中期、後期)・妊婦健診(体重の増加が気になる方、血圧が気になる方、血糖値が気になる方)・透析治療中の方・胃炎・消化性潰瘍(胃・十二指腸潰瘍)・逆流性食道炎・痔・慢性便秘
❏株式会社おいしい健康
株式会社おいしい健康では「誰もがいつまでも、おいしく食べられるように」という理念のもと、生活者・家庭目線のヘルスケアテックおよびフードテック事業を展開しております。テクノロジーとビッグデータを活用し、生活者個々の健康を食事面から支えることは、病気予防や重症化防止に寄与するのみならず、その先にある「心からの笑顔」を増やすことにつながります。元気であってほしい、食べたい・食べさせてあげたいという家族の想いを叶え、健康維持や予防、病気、妊娠・育児や介護のときであっても、毎日を笑顔で過ごせる社会の実現を目指します。
代表者名:野尻哲也
設立:2016年7月
コーポレートサイト:https://corp.oishi-kenko.com/
「おいしい健康」サイト:https://oishi-kenko.com/
❏アプリ概要
アプリ名:おいしい健康
アプリ利用料金:無料
対応端末:iPhone(iOS)/ Android
アプリ紹介ページ:https://oishi-kenko.com/katgut/lp_app_release
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