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THIRDのAI建物管理クラウドシステム「管理ロイド」、中央監視装置と外付けセンサー連携により建物の遠隔管理を実現する新機能「遠隔監視オプション」を提供開始

PR TIMES / 2024年4月25日 10時45分

建物の遠隔管理により、点検時間の削減や運転データの自動起票が可能に

不動産管理業務の労働生産性を改善する株式会社THIRD(本社:東京都新宿区、代表取締役:井上惇、以下、当社)が提供するAI建物管理クラウドシステム「管理ロイド」(https://kanri-roid.app/)は、建物の遠隔管理を実現する新機能「遠隔監視オプション」を提供開始します。本機能では、中央監視装置※1のBACnet※2データや外付けセンサー等のデータを管理ロイドと連携することにより、管理ロイド上で物件の遠隔監視を行い、設備管理業務に建物データを利活用することができます。

*1:中央監視装置とは
建物の電気設備や給排水設備、空調設備などさまざまな機能の自動化や、不具合の監視・記録データを一元管理するシステムです。

*2:BACnetとは
BACnet(Building Automation and Control Networks)は、建物の自動化と制御システムのための国際標準の通信プロトコルです。このプロトコルは、異なるメーカーの暖房、換気、エアコン(HVAC)、照明、安全、その他のシステム間で情報を共有し、相互に制御することを可能にします。



[画像1: https://prtimes.jp/i/64081/33/resize/d64081-33-7edafde6e1906ebc3b48-0.png ]

具体的には、複数物件における中央監視装置の警報情報の統合管理や、各種設備機器の運転データの自動集約による点検工数の削減、設備機器の不具合発生に伴う発報情報の一括管理・応急処置などの設備員のアサインが遠隔で行うこと事が可能になります。従来の管理ロイドの機能である報告書作成、不具合管理、修繕完了報告などの自動化機能と、中央監視装置のデータ連携により、常駐物件での工数削減と管理品質の向上を実現します。

「遠隔監視オプション」機能提供開始の背景と狙い


少子高齢化に伴い深刻化する人手不足やインフレによる人件費高騰などの要因により、不動産管理業界の経営環境が悪化しています。とくに人手不足は顕著で、採用が進まず管理物件を減らさざるを得ない不動産管理会社も出てきています。そこで当社は、これまで不動産管理の実務に使われてこなかった中央監視装置のデータを管理ロイド経由で利活用することにより、不動産管理品質を向上しながら不動産管理業務の工数削減を実現できると考え、本機能を開発しました。

新機能「遠隔監視オプション」について


管理ロイドを中央監視装置や外付けセンサーと連携させることで、建物を遠隔地から管理することが可能です。近年、行政側も法改正などで後押ししている「遠隔での点検や監視」の実現に向けたサービスです。

・中央監視装置連携
従来の20分の1以下のコストでBACnet情報を管理ロイドで利活用できます。不具合の通知や設備機器の発停情報、温度、湿度、電流、電圧、圧力などの各種運転データを管理ロイドに接続することで、設備管理業務における生産性を向上できます。

・外付けセンサー連携
漏水、電流、振動、圧力、水位などの多様なセンサーと連携し、開発不要で管理ロイドから直接データを確認できます。センサーを個別に設置し、「遠隔監視オプション」を活用することで、遠隔監視、点検、故障対応の効率化が実現します。

「遠隔監視オプション」導入で見込まれる効果について


中央監視装置や外付けセンサーのデータが管理ロイドと連携することにより、管理ロイドを起動した際に点検数値の自動読み込みと報告書の即時作成が可能になります。設備機器の発報情報も管理ロイドに自動で起票され、不具合報告書もボタン一つで出力できます。また、複数物件の情報を一つの画面で確認ができ、遠隔地から未対応の不具合を確認して現地の設備員に指示をすることもできます。
本機能により、日常・週次点検の工数削減や、夜間の監視人員の削減を実現できた事例もあります。
加えて、過去の運転データを管理ロイドの設備台帳に蓄積することが可能になり、中央監視装置の情報を設備機器単位の予防保全データとして活用できます。

管理ロイドの機能について


現在、管理ロイドでは、主に下記の機能が利用可能です。
[画像2: https://prtimes.jp/i/64081/33/resize/d64081-33-fa1d3040d7774146fe73-1.png ]


■AI建物管理クラウドシステム「管理ロイド」
「管理ロイド」は不動産管理会社向けのAI-SaaSソフトウェアです。無料のアプリを使用して点検、検針、清掃報告などの入力を行えば、事務所への帰社後の報告書作成業務が不要になります。これにより、不動産管理実務のペーパーレス化、労働生産性の向上、遠隔確認などが実現できます。紙に起因する単純作業の削減により、労働生産性が向上するとともに、AIを活用した検針ミスの防止や履行管理の一元化により、業務リスクを軽減します。さらに、提出書類のダブルチェックなどをAIがサポートし、不動産管理の品質を向上させます。
URL:https://kanri-roid.app/

■株式会社THIRDについて
[画像3: https://prtimes.jp/i/64081/33/resize/d64081-33-485d0425921c75863086-1.png ]

会社名:株式会社THIRD(サード)
設立:2015年10月
URL:https://third-inc.co.jp/
所在地:〒160-0004 東京都新宿区四谷4-25-13 濱庄ビル2階
代表取締役:井上 惇
TEL:03-6274-8031

会社概要:
THIRDは、不動産・建築業界における業界の活性化と透明化を推進するベンチャー企業です。不動産管理会社の労働生産性向上を支援するソフトウェア「管理ロイド」や、修繕工事の自動見積査定AI「工事ロイド」の開発・導入支援を展開しております。

一般的に「一物一価」であるとされるこの業界においても、最適価格「Fair Value」の存在しない珍しい状況が見られます。このことから、多重請負構造やブラックボックス化されやすい構造が生まれることが多いのです。THIRDは、こうしたブラックボックスを透明化するために、不動産・建築の専門的ノウハウと最先端のAI・IT技術を組み合わせ、お客様に第三者的視点での課題解決をご提供いたします。



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