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クラウド型水処理遠隔監視サービス「S.sensing(R) WEB2.0」の提供を開始

PR TIMES / 2024年4月25日 23時45分

栗田工業株式会社(本社:東京都中野区、社長:江尻 裕彦、以下:当社)は、お客様の工場などの現場における水処理を遠隔監視するクリタグループ独自のクラウド型サービス「S.sensing(R) WEB2.0」(以下:本最新版)の提供を、本年4月から順次開始しました。



「S.sensing(R)」は、工場のユーティリティー全般やプロセスなどの水処理設備において、水質・温度・流量などを計測し、その計測結果にもとづく水処理の傾向予測や操業への影響評価などの自動解析と、解析結果にもとづく薬品の注入量の自動制御により、最適な水処理を実現するサービスです。「S.sensing(R)」で取得するデータ(以下:水処理データ)をクラウド上に保管し、そのデータを活用した遠隔監視機能を提供する「S.sensing(R) WEB」は、時系列でのデータ、自動解析結果のレポートやグラフなどを容易に確認することができ、水処理設備の安定運転はもとより、設備の生産性向上や環境負荷低減などにも貢献するサービスです。

このたび提供を開始した本最新版は、水処理の状況を表示することやデータなどを活用するための管理画面の利便性の向上により、お客様における設備の点検・管理業務のさらなる効率化を支援します。また、現場の水処理データの取得間隔を大幅に短縮することで、水の使用量の最適化やトラブルの早期発見につながるなど、お客様の水処理現場のいっそうの操業の安定化に寄与します。

本最新版における主な改良点は、以下のとおりです。

● 遠隔監視機能の改良:不具合への早期発見・対応や水処理データの情報量増大による多角的な傾向管理の実現を支援
・水処理データの更新頻度の短縮:従来の1時間から5分に短縮し、より精緻な状況の把握・分析が可能になります
・水処理データの保存期間の拡大:従来の1年から10年に拡大することで、経年でのデータ分析・解析の精度向上などが可能となります
・グラフ表示項目数の上限を拡大:管理画面で表示できる水処理データの項目数を最大4項目から20項目に拡大し、用途などに応じたさまざまなデータの相関関係を可視化できます
・データダウンロード機能の実装:お客様が直接、必要なときに必要な水処理データをダウンロードできます
・共有ストレージエリアの新設:お客様とデータを共有できるストレージエリアを新設し、水処理データや各種レポート、データファイルなどさまざまな情報を一元管理できます

● インターフェースの改良:グラフの表示やレイアウト変更の自由度向上や管理画面の視認性向上により業務の効率化に貢献
・カスタマイズ機能の改良:管理画面に表示する水処理データやグラフの数や配置、表示期間などをユーザー自身で簡単かつ随時に変更でき、お客様一人ひとりの用途に合わせた柔軟な閲覧・活用が可能になります
・マルチデバイス対応:管理画面のレイアウトを端末のサイズに合わせて自動調整するレスポンシブ機能の実装により、スマートフォンやタブレット端末での視認性が向上します

クリタグループは、デジタル技術の積極的な利活用による、顧客価値を起点としたランニングコストの削減や省力化、社会価値を起点とした節水やGHG排出削減、ならびに資源循環に寄与するソリューションの創出と提供を通じて、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

以上

<参考>
・クラウド型遠隔監視サービス(S.sensing)紹介ページ
https://www.kurita.co.jp/our_business/service/remote_monitoring.html

・「S.sensing(R) WEB 2.0」の画面イメージ
[画像1: https://prtimes.jp/i/132866/12/resize/d132866-12-b5a96d4acbc5b840a843-0.jpg ]


S.sensing(R)サービスのラインナップ
[画像2: https://prtimes.jp/i/132866/12/resize/d132866-12-263937089393de7e45f8-2.png ]


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