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アートと文化が誰にも近い街「京橋彩区」の芸術文化講座 2021年度後期(10~3月)の開催計画が決定

PR TIMES / 2021年9月9日 17時45分

―「アートと生活」のテーマで6回開催―

一般社団法人 京橋彩区エリアマネジメント(東京都中央区京橋1-7-1 代表理事 植草 弘)は、「アートと文化が誰にも近い街」を目指し、日ごろアートに触れることのない方々にも芸術や文化に親しんで頂くきっかけを提供する無料講座「芸術文化講座」を2019年10月から開催しています。
このほど本年10月からの2021年度後期(2021年10~2022年3月、全6回)の開催計画を決定しましたのでお知らせします。アート、デザイン、工芸、伝統芸能、音楽等に関わる専門家が 「アートと生活」のテーマのもと、日常生活におけるアートへの気づき、アートを取り込んだ生活の楽しみ方などについて分かりやすく解説します。なお今期も引き続き、新型コロナウイルス感染防止のためYouTubeによるオンライン方式での開催を予定しています。



2021年9月9日
一般社団法人京橋彩区エリアマネジメント

1.2021年度後期の講座開催計画
(1) 2021年度後期テーマ
「アートと生活」
生活にアートがあると気持ちがちょっと豊かになります。この講座は、芸術に関わる様々な専門家が、日々を豊かにする気づきやきっかけについて、はじめての人たちにやさしく語りかける講座です。

[画像: https://prtimes.jp/i/73443/37/resize/d73443-37-32bc5870d890104a4f18-0.jpg ]



(2) 開催日程と講座テーマ・講師
講座はいずれもYouTubeでのオンライン配信。毎月第3水曜日18:30開始、20:00終了を予定しています。

10/20(水)
< 暮らしの中のいけばな >
いけばなと聞くと馴染みの無い方は身構えてしまうかもしれませんが、日々の暮らしの中で人は多くの植物と関わりながら過ごしてきたはずです。では、その植物を「いける」とはどういうことなのか。それは決して難しい特別な行為ではなく、誰もが自然と行うことの一つだと思っています。今回はいけばなの成り立ちや簡単な実演も交えて、花をいける行為の視点をお伝えします。

ー講師ー
吉村華洲氏 (龍生派四代目家元)
1964年東京生まれ。1986年より、建築設計事務所に勤務の傍ら、龍生派三代目家元吉村華泉に師事。1996年副家元職就任。2015年龍生派四代目家元に就任。(一社)龍生華道会代表理事。(公財)日本いけばな芸術協会常任理事。


11/17(水)
< フレンチ・ミュゼット音楽と印象派絵画 >
19世紀後半、パリ下町の酒場やレストランではパリッ子の生活から生まれた「ミュゼット」というアコーディオンを中心としたダンス音楽が盛んに演奏されていました。一方、同時代のパリではルノワールなどの印象派画家たちがその光景を描いています。パリ下町情緒あふれる「フレンチ・ミュゼット」の調べと印象派絵画解説で、19世紀後半のパリにタイムトリップして頂きます。

ー講師ー
オラン氏 (アコーディオン演奏家 / シンガーソングライター)
フレンチ・ミュゼットが琴線に触れ、聴音独学後、江森登氏に師事しアコーディオン演奏家となる。江森孝之氏率いる『パナシェ』にメンバーとして参加。またシンガーソングライターとして、子供から年配者にまでに親しまれる幅広い音楽性のオリジナル曲を多数作詞作曲し『スケッチブック』『カンバス』など7枚のCDリリース、アコーディオン弾き語りライブを25年続けている。

江森孝之氏 (ギター演奏家)
潮先郁男氏にジャズギターを師事。バークリー音楽院卒業。様々なアーティストのサポート、レコーディング、劇団四季や東宝のミュージカルなど幅広いフィールドで演奏している。主宰するバンド『パナシェ』は20年以上活動している。今年ニューアルバム「風はローズマリー」をリリース。オラン氏との活動も長く、多数のアルバムに参加している。タンゴバンド「ラストタンゴ」のメンバーとして2枚のアルバムに参加、2枚目はブエノスアイレスで録音。

賀川恭子氏 (アーティゾン美術館学芸員)
専門は19世紀フランス美術史。山梨県立美術館学芸員を経て、2011年よりブリヂストン美術館(現アーティゾン美術館)学芸員。企画・担当した主な展覧会に「ジャム・セッション 鴻池朋子」(2020年)、「琳派と印象派」(2020年)、「特集コーナー展示 マリノ・マリーニの彫刻と版画」(2021年)。著書に『ルノワール』(角川文庫)ほか。

12/15(水)
< テーマ 暮らしを飾る、アートフォトの楽しみ方 >
インテリアスタイリストとして第一線で活躍するBUNDLESTUDIO INC.代表の川合将人さんとアートフォト雑誌『IMA』エディトリアルディレクターの太田睦子さんをお迎えし、アートフォトの楽しみ方をお話頂きます。ステイホーム、おうち時間など在宅ワークも一般的になり、家の中で過ごす時間が圧倒的に増えた昨今、自宅のインテリアにも関心が高まり、家具はもちろん、部屋を飾るアート作品の売り上げも伸びています。部屋にアートを飾るというと、難しそうに感じる人が多いですが、本講座では誰でも気軽にインテリアに取り入れやすいアートフォトを例に、作品の選び方から、飾り方のコツ、インテリアとの合わせ方などを、実例写真を交えながら、日々の暮らしにアートを取り入れるヒントを学んでいきます。

ー講師ー
川合将人氏 (BUNDLESTUDIO INC.代表 / インテリアスタイリスト)
都内のインテリアショップ勤務を経て独立。雑誌や広告のスタイリングに加え、 商業店舗やオフィス、モデルハウスの内装コーディネートのほか、家具や照明ブランドの展示イベントでは会場構成やディレクショ ンを務めるなど、20年以上に渡りインテリア業界の第一線で活動を続けている。 2021年より、自ら代表を務める「BUNDLESTUDIO INC.」での活動を開始。建築家の進来廉の事務所が1970年代 に設計した住宅を再生した< BUNDLEGALLERY >をオープンし、家具や照明、アートの販売をスタートした。

太田睦子氏 (アマナEditorial Department マネージャー / IMA エディトリアルディレクター)
1968年東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、サントリー広報部、『マリ・クレール』編集部を経て、『エスクァイア』『GQ』などでアート、写真、文学、旅、ライフスタイル、食などのジャンルを担当。その後、フリーランス編集者として、雑誌や単行本の編集、アートプロジェクト、美術館のカタログ制作などに携わる。2012年にアート写真雑誌『IMA』を創刊。エディトリアルディレクターとして雑誌・写真集・展覧会・ギャラリーをほか、浅間国際フォトフェスティバルのエキシビションディレクターも務める。


1/19(水)
< 「モノが語る」―日常生活のコラボレーターとしてのものづくり ― >
もし、みんなが機能だけに興味を持つなら、どんな道具も同じ存在になるでしょう。日常生活の「仲間」のようなモノは、私たちをどこか違う場所へ連れて行ってくれたり、新たな気分にさせてくれます。ポスタルコは、2000年にニューヨークで設立、現在は東京を拠点とし、プロダクト、パッケージ、インテリア、ウェブサイトなどのモノづくり、デザイン活動を行っているデザインスタジオです。20年以上にわたり、様々なコラボレーションによって、クラフトを新しいデザインで蘇らせて、独自のストーリーを語ってきました。またカルダー財団、サンスペル、イッセイミヤケ、三菱鉛筆、メゾンエルメスなどへの企業のデザインコンサルティングも多数手がけ、デザイン活動の幅を広げています。そんなポスタルコのファウンダーのお二人に、モノにどんなメッセージが織り込まれているかのお話しをうかがいます。

ー講師ー
マイク・エーブルソン氏 (ポスタルコ創業者 / プロダクトデザイナー)
1974年ロサンゼルス生まれ。ポスタルコを共同で設立する。日常のモノについて観察し、それを作ることで、人間についての理解を深めている。東京を拠点としてからは 20年以上にもなり、日本の手仕事の技術とともに、ステーショナリー、ウェア、家具などをデザインし制作している。

エーブルソン友理氏 (ポスタルコ創業者 / アートディレクター)
1971年東京生まれ。スイスとカリフォルニアで、グラフィックデザインを学ぶ。ポスタルコを共同で設立する。ポスタルコのコミニュケーションデザインを主に担当。女子美術大学ヴィジュアルデザイン非常勤講師。

2/16(水)
< アートと食が出会うとき ―アーティゾン美術館ミュージアムカフェで「創造の体感」を ― >
2020年1月、「創造の体感」をコンセプトに、東京・京橋の地に新しく開館したアーティゾン美術館。1階に併設されたミュージアムカフェは、デザインにこだわった内装、おいしく目にも美しい、独創的なお料理やデザートが評判です。このたびは、宇都宮に大谷石の蔵を再活用した和食店「石の蔵」を営み、アーティゾン美術館ミュージアムカフェの企画・運営を手がけられている上野仁史さんをお迎えし、アートと食をテーマにお話しいただきます。コンセプトをかたちにする上のエピソード、シェフとの出会い、場づくりのこだわり、また世界的な食のトレンドについても織り交ぜながら、私たちの暮らしをゆたかにするアートと食について、楽しみながら考える場といたします。

ー講師ー
上野仁史氏 (ジェイ.クレス株式会社 代表取締役)
1964年栃木県宇都宮生まれ。大学卒業後、西武百貨店に入社し文化事業や営業企画に携わる。10年の勤務の後、家業(食品卸売業、不動産業他)に就き、かつて食品倉庫として使われていた大谷石の蔵の再活用に着目し、2001年に「石の蔵」(和食店)を宇都宮に開業。その後、同店にカフェやセレクトショップをオープン。クラシックやジャズの演奏会も催し、地域の文化情報発信拠点を標榜している。またアーティゾン美術館のミュージアム・カフェの企画、運営に従事している。

松浦彩氏 (アーティゾン美術館 広報課長代理)
1971年東京生まれ。大学卒業後、品川の原美術館に勤務し、海外巡回展業務などに携わる。1997年より同館広報。多くの現代美術展、群馬県の別館ハラ ミュージアム アーク(現・原美術館アーク)リニューアル広報などを手がける。また、上映会、コンテンポラリーダンス公演やコンサートなどのミュージアムイベントを企画、ジャンルを超えた同時代の芸術の活性化を目指す。2018年11月より公益財団法人石橋財団に勤務、アーティゾン美術館広報担当。


3/16(水)
< 日本伝統芸能 落語と紙切り >
落語は江戸時代の人たちの日常を描いた芸ですが、今の時代を生きる人間にとっても多くの「気付き」があり、現代人の「虎の巻」になり得るかもしれません。紙切りでは鋏調べ(お題を貰わずに創作)でいくつかの作品を切り抜いた後、「どんなお題でも応えられるの?」などの疑問にも即興で紙を切り抜きお応えします。本講座では落語と紙切りそれぞれのルーツ解説と実演により、みなさまに日本の伝統芸能の世界を楽しんで頂きたいと思います。

ー講師ー
三遊亭志う歌氏(落語家)
1982年東京生まれ。2004年に三遊亭歌武蔵へ入門、2005年には前座名「歌ぶと」、2008年からは二つ目「歌太郎(4代目)」として活動。2020年には真打に昇進し「志う歌」を襲名。2017年にはNHK新人落語大賞で大賞を受賞している。主な持ちネタは大工調べ、夢の酒、居残り佐平次、磯の鮑。

林家楽一氏(紙切り)
1980年神奈川県横浜生まれ。2001年に三代目林家正楽へ入門、2008年に初高座を踏む。2015年に落語協会に入会。能、狂言、歌舞伎など伝統芸能、世界の名所旧跡から話題のスポーツ、アニメキャラクターなど多岐にわたるお題に応え即興で紙を切り抜く紙切り芸人。


(3) 講座の申込み
Peatixにて申込みを受け付けます。
10/20(水)開催回については9/9(木)より受付を開始し、11/17以降の開催回については1ヵ月前より受け付けます。


2. 芸術文化講座について
「芸術文化講座」は京橋彩区の活動の一環として開催している無料講座で、2019年10月の第1回以来19回開催。これまでに延べ8千名ほどの方々に参加・視聴いただいています。東京・京橋のビル「ミュージアムタワー京橋」内のカフェを会場とする講義形式で開催していましたが、新型コロナウイルスの感染拡大にともない2020年5月からオンライン形式に変更しています。新型コロナウイルスの感染状況を確認しながら、再び会場での開催を目指します。

*京橋彩区ホームページ 芸術文化講座(https://kyobashi-saiku.tokyo/event/)にて過去に開催した講座のレポートを公開しております。2020年5月13日以降開催回は同ページにてアーカイブ動画をご視聴頂けます。


3.京橋彩区について
京橋彩区は2016年3月に都市計画決定された「京橋一丁目東地区」の文化貢献施設部分の総称です。ミュージアムタワー京橋の低層部に2020年1月にオープンした「アーティゾン美術館」、2024年に竣工する(仮称)新TODA BUILDING内にオープンする予定の文化貢献施設、そして中央通りに面した間口120メートルの広場などを中心に構成され、「アートと文化が誰にも近い街」を目指して活動を推進しています。

*詳しくは京橋彩区ホームページ(https://www.kyobashi-saiku.tokyo/)を参照下さい。

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