【23年卒美術系学生の就職活動アンケート調査/2022年6月時点】就職内定率は35.0%、前年同月比13.9%UP。人気職種1位は『グラフィックデザイナー』、3位には『UI/UXデザイナー』も。
PR TIMES / 2022年7月20日 11時15分
クリエイターワークス研究所(CWL)はクリエイティブ業界に特化したアンケート調査を定期的に行っています。今回は、クリエイターを目指す美術系学生を対象としたアンケート調査の実施を実施しました。
株式会社ユウクリ (本社東京都渋谷区、代表取締役 武藤 覚)が運営する調査機関「クリエイターワークス研究所(CWL)」では、2023年卒業の美大生・芸大生(以下美術系学生)119名を対象に、就職活動状況を把握するアンケートを実施しました。
2022年6月末時点での美術系学生の就職内定率は「35.0%」。昨年同月比+13.9ポイントではあるものの、一般の学生と比較するとまだ低い水準。本記事では、美術系学生のアンケート調査結果をもとに、内定率向上のために打つべき対策のヒントを読み解いていきます。
▼23年卒美術系学生の就職活動アンケート調査を実施しました【2022年6月時点 内定状況】
https://www.y-create.co.jp/CWL/?p=1834
[画像1: https://prtimes.jp/i/35158/43/resize/d35158-43-fb4cc61abb30644e8c63-10.png ]
美術系学生の内定率は前年同月比+13.9%向上
株式会社リクルートキャリアが行う「就活プロセス調書」(注1)では、6月1日時点の大学生の就職内定率は「73.1%」となり、6月選考解禁となった2017年卒以降最も高くなったと報告しています。
一方で、美大芸大就活ナビ利用の学生を対象に行ったアンケートでは、6月末時点の就職内定率は「35.0%」となりました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/35158/43/resize/d35158-43-230fcfa7001b6b260d8a-0.png ]
一般の内定率調査と比較すると約半分に留まりましたが、昨年6月に行った同様のアンケート(注2)と比較すると、+13.9ポイントUPしており、昨年より回復傾向が見られました。
(※本アンケートの回答者は就職活動を平行している学生の回答割合が高いため、一般の内定率調査と比較し内定率が低い傾向にあるためご留意ください。)
(注1)リクルートキャリア「就活プロセス調書」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001544.000011414.html
(注2)クリエイターワークス研究所「2022年卒就活実態調査」(2021年6月時点)
https://www.y-create.co.jp/blog/recruitment/1305.html
美術系学生の内定率が伸び悩んだ理由とは?インターン参加経験のない学生が47.9%、面接社数0社の学生も…
昨年より回復傾向とは言え、一般学生に比べまだ内定率が低いのはなぜでしょうか?
美術系学生の就職活動の実態を見てみると、以下のような実態がが明らかになりました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/35158/43/resize/d35158-43-3fb721769b7ea15dc76a-1.png ]
・インターンシップでは、オンライン・オフラインどちらも参加経験ない学生が47.9%。
[画像4: https://prtimes.jp/i/35158/43/resize/d35158-43-327be2de60dff0c38ebb-2.png ]
・説明会に参加した社数の1位は1~5社にとどまっている。
[画像5: https://prtimes.jp/i/35158/43/resize/d35158-43-1124fade3d15db36fdca-3.png ]
・エントリーした社数も1位は1~5社と少なめ。
[画像6: https://prtimes.jp/i/35158/43/resize/d35158-43-8eda2bfe706429152411-4.png ]
・まだ1社も面接に進めていない学生も18.0%と一定数いる状況。
このように、美術系学生の行動量の少なさゆえ、一般学生よりも内定率が低い結果を招いているのかもしれません。
美術系学生に人気な職種1位はダントツ『グラフィックデザイナー』
今回のアンケートで、美術学生に希望職種を聞いてみたところ、以下のような結果となりました。
[画像7: https://prtimes.jp/i/35158/43/resize/d35158-43-e25c763f173f14354b1b-5.png ]
昨年と同様、グラフィックデザイナーが圧倒的な差で1位となっており、2位は『イラストレーター』、3位は『UI/UXデザイナーデザイナー』となりました。
しかし、美術系学生人気の高い広告・出版業界は、22年も苦しい状況が続いています。
帝国データバンクが発表した業界天気図(注3)では、テレビ広告の需要減により広告代理店は曇り、出版・広告も雷雨の見立てとなっています。
それに伴い、企業の採用ニーズがエンジニアやUI/UXデザイナーなどのWeb系職種の人気もますます高まってきています。
このように、市場の募集職種と学生の希望職種には乖離があることも、美術系学生の内定取得率に影響しているのかもしれません。
(注3)帝国データバンク「業界天気図」
https://www.tdb-publish.com/weather-map/
美術系学生が「企業選択において重視しているポイント」とは?
では、美術系学生が就職活動での「企業選択に置いて重視しているポイント」とはどんなところなのでしょうか?
>>続きはこちら
23年卒美術系学生の就職活動アンケート調査を実施しました【2022年6月時点 内定状況】
https://www.y-create.co.jp/CWL/?p=1834
調査概要
23年卒美術系学生の就職活動アンケート調査
◆調査期間
2022年6月1日(火)~2021年6月30日(水)
◆調査対象
全国の美術系・芸術系大学生:119名
◆調査方法
インターネット調査
まだ間に合います!23卒美術系学生を採用したい新卒採用担当の方へ
学生の行動を見る限り、これから本格的に就職活動を始める学生が多くなると見込まれます。
そのため、23卒の美術系学生を採用したい企業にとっては、これからの採用活動がポイントとなってきます。
美大芸大就活ナビは、美大生、芸大生、一般大学美術系学部の学生に特化したスカウト型求人サイトを運営しています。
[画像8: https://prtimes.jp/i/35158/43/resize/d35158-43-89a5912cdcdd126075cd-8.jpg ]
「ミスマッチ」「会ってみたらイメージと違う…」を回避。自社にマッチした学生に出会えます。
デザイン制作、企画プロデュース、ディレクション、商品企画、販促企画など、ロジカル思考なクリエイティブ系人材の採用を支援。
また、美大生のデザイン・アート思考のポテンシャルに着目した総合職採用も支援していますので、23卒だけでなく24卒の新卒採用も含め、美術系学生採用をご検討されていましたらぜひ『美大芸大就活ナビ』にご相談ください。
▼『美大芸大就活ナビ』の資料ダウンロードはこちら
https://form.k3r.jp/ycreate_b/bidaigeidaiDL
24卒サマーインターン無料トライアルキャンペーン受付中!【2022年8月15日までの期間限定】
尚、2022年8月15日までの期間限定で、24卒向けサマーインターンを実施予定の企業様に限り、お得な《無料トライアルプラン》で「美大芸大就活ナビ」をご利用いただけるキャンペーンを実施中です。
この機会に是非、美大生向け/デザイナー向けインターンの母集団形成にぜひお役立てください。
美大芸大就活ナビのサービス内容やサマーインターンキャンペーン内容については、以下より資料ダウンロードが可能です。
▼【好評につき延長】
「美大芸大就活ナビ」のサマーインターンシップ募集情報の無料掲載申込み、8月15日(月)まで
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000042.000035158.html
クリエイターワークス研究所とは
[画像9: https://prtimes.jp/i/35158/43/resize/d35158-43-27f3312ddab289cc04a2-9.png ]
■『クリエイターみんながイキイキと働ける世界』を目指すための第一歩としての調査
クリエイターワークス研究所は『クリエイターみんながイキイキと働ける世界に』をミッションに、クリエイティブ業界に特化した実態調査を行っている調査機関です。
そのミッションを叶えるべく、『「知らない」「見えない」クリエイターのリアルを伝え、クリエイティブ業界に前向きで新しい行動変容を起こす』ことをビジョンとしています。
そして、「前向きで新しい行動変容」のきっかけの一つが、今回の【実態調査】です。
■クリエイターを目指す美術系学生を対象とした就職活動実態調査も、2017年から6年間継続して実施しています。
コロナ禍2年。
美術系学生の就職活動の実態はどのように変化してきているでしょうか?
・学生はいつから情報収集をスタートさせている?
・内定を得ている学生と得ていない学生、どう違う?
・インターンシップ、昨年に比べ参加した学生減少。応募に面倒と感じる学生増?
などなど、コロナ禍における美術系学生の就活実態の詳細は、以下よりご覧になれます。
【2022年1月版】美術系学生の就職活動実態調査のご報告はこちら
https://www.y-create.co.jp/CWL/?p=754
会社概要
・株式会社ユウクリ
・代表取締役社長:武藤 覚
・本社:〒151-0073 東京都渋谷区笹塚1-55-7 マルエスファーストビル 7F
・設立:1984年
・事業内容:
デザイナー・クリエイター専門の人材エージェンシー
採用支援(人材紹介・新卒紹介)
業務支援(人材派遣・業務委託)
スポット支援(1日単位のスポット派遣「クリプラス」、短期業務委託)
eスポーツイベント支援
・コーポレートサイト:https://www.y-create.co.jp/
お問い合わせ先
株式会社ユウクリ
クリエイターワークス研究所運営局(CWL):宮本
TEL:03-6712-7970
HP:https://www.y-create.co.jp/CWL/
e-mail:cwl@y-create.co.jp
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
みん就(旧楽天みん就)、「みん就 2025年卒 新卒就職人気企業ランキング」を発表
PR TIMES / 2024年4月20日 16時40分
-
クリエイターワークス研究所【24年卒美術系学生就活実態調査】を発表。「やりがいのある仕事であれば中堅・中小企業でもよい」が昨年より17.4ポイント増加
PR TIMES / 2024年4月16日 12時45分
-
なんとフルリモートで最大時給3,500円!独自の有給インターン制度で「新卒」を集めた企業が取り入れた3つのこと
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年4月14日 11時0分
-
25卒の3人に1人が就活でチャットAI活用 普段利用も含めると6割に マイナビ調査
ITmedia NEWS / 2024年4月8日 17時28分
-
25卒学生の3月末時点の内々定率は<53.7%>。3月1日の採用広報解禁から1カ月で5割を超える結果に。“内定(内々定)を獲得し、就活を終了”した学生は2割に迫る。
PR TIMES / 2024年4月4日 17時15分
ランキング
-
1【解説】円安どこまで進む? 深刻…家計にも影響、為替介入の可能性は
日テレNEWS NNN / 2024年4月25日 20時5分
-
2英郵便局の冤罪事件、会計システム原因の富士通社長「申し訳ない」と謝罪…1月にドラマ化され批判強まる
読売新聞 / 2024年4月25日 23時0分
-
3サイゼリヤ、ギリギリ「国内黒字化」も残る難題 国内事業の利益率0.05%、値上げなしで大丈夫か
東洋経済オンライン / 2024年4月24日 7時30分
-
4米、為替介入に慎重姿勢 財務長官「行うのはまれ」
共同通信 / 2024年4月26日 0時19分
-
5ベッド派?布団派?「老けない」のはどっち?頑張らずに「老いない」環境を手に入れる方法【理学療法士が助言】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年4月25日 18時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください