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東大IPC、果菜類の植物工場における完全自動栽培の実現を目指すHarvestX株式会社への出資を決定

PR TIMES / 2021年1月18日 10時45分

東大IPC、AOI1号ファンドから、果菜類の植物工場における完全自動栽培の実現を目指すHarvestX株式会社に出資

東京大学協創プラットフォーム開発株式会社は、東京大学関連ベンチャーで、ロボットによる果菜類の完全自動栽培で、農業の人手不足解決を目指すHarvestX株式会社に対して、1,500万円の出資を行うことを決定しました。



[画像: https://prtimes.jp/i/25017/47/resize/d25017-47-565574-0.png ]

東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(本社:東京都文京区本郷、代表取締役社長 大泉克彦、以下「東大IPC」)が運営するオープンイノベーション推進1号投資事業有限責任組合(以下「AOI1号ファンド」)は、東大関連ベンチャーで果菜類の植物工場における完全自動栽培の実現を目指すHarvestX株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:市川友貴、以下「HarvestX」)に対して、1,500万円の出資を行うことを決定しました。


ロボットによる完全自動栽培で農業の人手不足解決を目指す

食料問題や農業人口の不足、また昨今のコロナウィルスによる食の衛生面・安全に対する関心の高まりとともに注目が高まる植物工場市場。レタスなどの葉物類の植物工場が展開を広げる一方で、果物類は、ミツバチを媒介とした虫媒受粉に多くを依存しており、受粉収穫の不安定さ、また飼育管理のコストが課題となっています。HarvestXは、ミツバチに代わる手段としてロボットを活用した授粉・収穫技術の開発に取り組み、現在はイチゴを対象に授粉から収穫までの栽培の完全自動化を目指しています。

HarvestXは、東京大学が主催する「本郷テックガレージ」にて事業立上げ、South by Southwest (SXSW)のTrade Show出展を目指す「Todai To Texas」参加を通じて、プロダクト開発を推進してきました。東大IPCは第3回「1st Round」(※1)でHarvestXを会社設立前に採択、会社の立ち上げ支援や事業計画策定などを支援、植物工場を展開する企業との協業体制も確立した上で今回の投資実行に致りました。

また、今回のHarvestX社への投資は、同社経営陣の他、ANRI(本社:東京都渋谷区、代表:佐俣アンリ)との共同出資となります。

(※1)各業界のリーディングカンパニーがパートナー企業として参加する東大IPCが主催するコンソーシアム型のインキュベーションプログラム
https://program.utokyo-ipc.co.jp/


HarvestX 代表取締役 市川友貴 よりコメント

HarvestXは本郷テックガレージの支援プログラムで立ち上げ、「Todai To Texas」や未踏IT人材発掘・育成事業などを通してロボットによる授粉・収穫技術の基礎となるプロトタイプの開発を行なってきました。
東京大学協創プラットフォーム株式会社様には法人設立前から「東大IPC 1stRound」という形でご支援を頂いており、この度、株主として参画して頂けることを大変嬉しく思います。
今回の資金調達により、ロボット開発及び実証実験をより加速して参ります。


東大IPC 古川圭祐  よりコメント

2020年6月に弊社主催の起業支援プログラム「1st Round」でHarvestXチームを採択させていただき、法人設立前から弊社が支援して参りました。HarvestXの開発力はもちろん、果菜類の完全自動栽培実現による植物工場市場の展開寄与にも大いに期待しており、この度改めて、株主としてご一緒できることを非常に嬉しく思います。今後、HarvestXと共に、植物工場の課題解決を進め、安定的な食糧生産と供給へ向けて日本、さらにはグローバルでの展開を目指してまいります。


日本のオープンイノベーション活動の発展寄与を目指すAOI1号ファンド

AOI1号ファンドは、東京大学周辺でのオープンイノベーション活動の推進を目的とし、「企業とアカデミアとの連携によるベンチャーの育成・投資」というコンセプトで2020年に組成されました。本ファンドでは、各業界のリーディングカンパニーと連携した新会社設立やカーブアウトベンチャー、および彼らのアセットを有効活用するベンチャーへの投資を通じ、新たな分野におけるオープンイノベーションの成功事例創出を目指します。

東大IPC は、今後も、東京大学周辺のイノベーション・エコシステムの発展およびそれを通じた世界のイノベーションを加速するため、ベンチャーキャピタルやオープンイノベーションを推進する企業との様々な連携を通じ、アカデミアの生み出す学術・研究成果を活用するベンチャーの創出、育成および投資を進めていきます。


HarvestX株式会社について

会社名  HarvestX株式会社(HarvestX Inc.)
代表者  代表取締役 市川友貴
所在地  東京都文京区本郷7丁目3−1 東京大学南研究棟アントレプレナーラボ355
事業内容 農業機器の開発・販売
設立   2020年8月
URL   https://harvestx.jp/ja/


東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(東大IPC)について

概要   東京大学周辺のイノベーション・エコシステムの発展を目指す投資事業会社
設立   2016年1月
株主   国立大学法人東京大学(100%)
所在地  東京都文京区本郷7丁目3−1 東京大学南研究棟アントレプレナーラボ261
代表者  代表取締役社長 大泉克彦
URL   https://www.utokyo-ipc.co.jp/

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