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伊藤忠商事にとって2例目となるカツオ・キハダマグロまき網漁業がMSC漁業認証の審査入り

PR TIMES / 2022年5月24日 15時15分



伊藤忠商事株式会社が契約している漁船によるカツオ・キハダマグロまき網漁業が、MSC漁業認証の取得のための審査に入りました。昨年9月には別のカツオ・キハダマグロまき網漁業を対象にMSC漁業認証の審査に入っており、今回の審査は同社にとって2例目の審査入りとなります。今回の審査対象となるのは、中西部太平洋で操業するまき網漁船のうち、伊藤忠商事と契約する19隻の漁船によって漁獲されるカツオとキハダマグロです。

世界ではマグロ・カツオ類を対象とする漁業のMSC漁業認証取得が加速しており、MSC認証マグロ・カツオ類の総漁獲量は、2017年度には100万トン未満であったのに対し、2021年度にはほぼ200万トンという記録的な水準に達しました。2021年度のMSCラベル付きマグロ・カツオ類製品の販売量は過去最高の13万トンに達する見込みで、この背景には小売大手や水産大手企業が持続可能なマグロ・カツオ類に限定した調達を公約に掲げる動きがあります。

伊藤忠商事はかねてより、MSC認証水産物を扱うMSC CoC認証を取得しており、主要な水産物であるマグロ・カツオ類について認証製品取扱量の維持・拡大を推進してきました。

審査機関について
今回の審査は、独立した審査機関のSCS Global Services社により行われ、対象魚種に関しての資源の持続可能性、漁業が生態系に与える影響、漁業の管理システムが検討されます。審査に参加を希望するステークホルダーの方は、同社のEmma Fain氏(efain@scsglobalservices.com)までお問合せください。

MSC(海洋管理協議会)について
将来の世代まで水産資源を残していくために、認証制度と水産エコラベルを通じて、持続可能で適切に管理された漁業の普及に努める国際的な非営利団体です。本部をロンドンとし1997年に設立され、現在は約20カ国に事務所を置き世界中で活動しています。MSCジャパンは2007年に設立。MSC「海のエコラベル」の付いた水産品は世界約100カ国で51,000品目以上、日本では1,000品目以上が承認・登録されており、イオングループ、生協・コープ、セブン&アイグループ、西友、ライフ、マクドナルドなどで販売されています。
持続可能で適切に管理された漁業のためのMSC漁業認証規格は、世界で広く認知されており、最新かつ確実な科学的根拠に基づき策定されたものです。漁業がこの規格を満たすためには、(1)水産資源が持続可能なレベルにあり、(2)漁業による環境への負荷が抑えられており、(3)長期的な持続可能性を確実なものにする管理システムが機能していることを、第三者審査機関による審査を通じて実証することが求められます。

詳しくはMSCウェブサイトをご覧ください:https://www.msc.org/jp

MSC「海のエコラベル」について
MSCの厳格な規格に適合した漁業で獲られた水産物にのみ認められる証、それが「海のエコラベル」です。
[画像1: https://prtimes.jp/i/59178/48/resize/d59178-48-f07b19851fc78cdd14d8-0.png ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/59178/48/resize/d59178-48-3d108377865d563776c6-1.png ]


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