【報道参考資料】ヨルダンの難民キャンプ内外の実情のレポート『Shattered Lives』を発表

PR TIMES / 2013年6月21日 17時6分

家庭やキャンプでの暴力、ひとりで国境を越える子どもたちの状況が明らかに - ユニセフ 史上最大規模4億7千万米ドルの支援を国際社会に要請

報道参考資料
報道各位                                 2013年6月21日

シリア内戦が始まって2年。死者は9万人を越え、国内で紛争に巻き込まれている人は680万人、
国外に逃れた人は163万にのぼり、人道支援を必要とする人は増え続けています。
6月7日、ユニセフは、2013年末までのシリア危機人道支援資金として4億7千万米ドル(約450億円※)の
過去最大規模の支援を国際社会に要請。同日、国連もユニセフの要請を含めた総額44億米ドル
(約4180億円※)の支援を呼びかけました。資金不足が深刻化する一方で、支援の拡大は急務です。
※1米ドル=95円で計算



情勢が混迷を極める中、最も厳しい立場におかれているのは子どもたちと女性です。

周辺国でレバノンに続き、2番目に多いシリア難民を受け入れているヨルダン。
難民登録をしていない人を含め、56万人が避難しているとされ、その半数は18歳未満の子どもたちとみられます。

このたび、ユニセフ・ヨルダン事務所は報告書『SHATTERED LIVES(仮訳:「困窮を極める生活」、
英文全43ページ)』を発表、難民キャンプとヨルダン地域社会に身を寄せる女性や子どもたちを
取り巻く状況と問題を報告しました。命からがら逃れてくるシリアの人々は一晩で500人以上。
国境を閉鎖することなく受け入れてきたヨルダンですが、その受け入れ能力は限界を迎えています。


そして、必死に逃れてきた避難先で、子どもたちや女性は、家庭および

キャンプでの暴力、武装集団への勧誘、早期婚、児童労働などの

問題に直面しています。

本レポートは、優先的に取り組む分野として、子どもや女性の保護、教育、水と衛生などを掲げています。


■難民キャンプかヨルダン地域社会へ避難

ヨルダンに避難してきたシリアの人々は、難民としての登録を行い難民キャンプで暮らすか、
またはヨルダンの町や村に身を寄せます。キャンプでは、支援団体がテントと基本的なサービスを提供。
一方、シリア人を受け入れるヨルダンの町や村は国連などの支援を受けており、避難してきた人々は
無料でヨルダン政府による公的な基礎サービスを受けられるようになっています。


しかし、12万人以上を収容しているザータリ難民キャンプの治安情勢は、急激に悪化。
窃盗や公共物の破壊が頻発しているほか、夏が近づくに連れ、感染症の集団発生などの
公衆衛生のリスクも高まっています。以下、ザータリ難民キャンプの「子どもの保護と
性別に基づく暴力」の状況を抜粋でご紹介いたします。

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