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コメ兵、2019年春にリアル店舗で「AI真贋」実用化スタート テクノロジーを活用した『リユーステック』でリユース業界に変化をもたらす

PR TIMES / 2019年2月12日 11時40分

~真贋を見極める「匠」の知見と、世界最大級の中古品流通量を誇るコメ兵による市場価値向上~

日本最大級のリユースデパートを展開する株式会社コメ兵(以下、KOMEHYO)は、開発を進めている「AI真贋」を2019年春店舗に導入することを決定し、モノを見極める精度を維持しながら、買取業務の効率化とKOMEHYOの鑑定力を支える『知』の継承を推進していきます。
そして、今回の「AI真贋」を始めとする様々なテクノロジーを活用した『リユーステック』という新たな概念のもと、リユース市場全体の信頼性向上と循環型社会の形成に向けた取り組みを推進し、リユース市場の価値向上を目指してまいります。



[画像: https://prtimes.jp/i/884/57/resize/d884-57-949561-0.png ]



KOMEHYOが考える「リユース×テクノロジー」の新しいかたち

『リユーステック』とは、テクノロジーの活用によって、便利に安心して利用できる健全なリユース市場を創造し、モノのシェアによる持続可能な社会を実現するためのソリューションを意味しており、「リユース×テクノロジー」の新しいかたちのことです。
KOMEHYOは『リユーステック』によって、生活者にとってのリユースをより身近に、便利で、安心できるものへと成長させ、リユース市場の価値向上に取り組んでいきます。


「偽物排除」がブランド価値の毀損を防ぐ

いわゆる偽物(知的財産侵害物品)の日本への流入が平成30年に急増しており、上半期の税関での輸入差止点数が6年ぶりに65万点超えとなっております(財務省「平成30年1月から6月までの税関における知的財産侵害物品の差止状況」より)。偽物の流通は、ブランド本来の価値を毀損します。KOMEHYOは、ブランドリユースNo1(※)企業として、鑑定士の教育、品質管理を含めた5重の商品チェック体制、国内最大級の法人間取引「KOMEHYOオークション」での出品前の商品チェック、フリマアプリ「KANTE」での“KOMEHYOカンテイ”サービス等によって、偽物の流通を排除する取り組みを実施しております。(※)リサイクル通信「中古市場データブック2018」


KOMEHYOだからできる「AI真贋」実用化

KOMEHYOは71年の実績とノウハウで培った“目利き”を活かし、2018年4月からAI真贋の開発に着手いたしました。現在は、研究フェーズから開発フェーズへと移行し、2019年春には買取業務に活用できるツールとして店舗への導入を予定しております。
研究段階(プロトタイプ)での対応のブランドは、ルイ・ヴィトン、アイテムはバッグ、財布・小物です。その鑑定精度は97%を超えるものとなっており、店舗導入時には更に高い精度、他ブランドへの展開を想定しております。
今回、プロジェクトスタートからAI真贋を短期間で導入できるまでに至った理由は3つあります。

1.優秀なAIエンジニアとプロジェクトチームの役割
AI開発の成功には優秀なエンジニアの存在が絶対条件です。その上で、業務に活用できるものを求めるKOMEHYOと鑑定精度を求めるエンジニアをつなぐ専門知識を有するアドバイザーをプロジェクトに加えることで、リテラシーの差による誤解をなくすことや、メンバー個々の業務や能力を把握し、開発を推進することが可能になりました。また、ノウハウを個人ではなくチームに蓄積することにつながっています。

2.真贋を見極める「匠」の存在
AIに真贋を判断させるには、AIに本物と偽物を正確に教える必要があります(正確な教師データ)。精巧な偽物も出回る中、KOMEHYOには真贋を見極める「匠」がいるため、エンジニアと情報を共有しAIの教育をフォローしています。

3.豊富な商品データ
AIの精度を高めるためには、できるだけ多くの商品データが必要です。そのために大量の商品を集めることが求められますが、KOMEHYOは店舗での買取りなどにより年間140万点の商品が品質チェックや商品化を行う「商品センター」を経由するほか、自社開催の法人向けオークションに出品される商品など、世界最大級の中古品流通を誇っており、AI開発に最適な条件がそろっています。


AIの導入により「お客様の満足度を高めるコミュニケーション」と「知の伝承」を実現

AI真贋が本格的に導入されると、買取業務における時間の使い方が変化します。細心の注意が必要な真贋チェック、煩わしい情報入力などといった業務がAIにより解決され、スタッフはお客様とのコミュニケーションに時間を掛けることができます。また、鑑定士育成のカリキュラムを短縮でき、店舗拡大といった成長戦略や生産性向上につなげることができます。

導入したAI真贋をKOMEHYOの鑑定士が運用することで、AIのレベルは更に賢く業務に適したものとなっていきます。「匠」の知識をAIに引き継ぐことで、KOMEHYOの鑑定力という財産を業界に残すことができる『AIを活用した知の継承』が実現します。


今後の展開について

AI真贋の店舗導入後は、ブランドやアイテムの横展開をしていき、AI真贋をベースとした業務フローを整備していきます。また、KOMEHYOが進めているグローバル展開においても、現地での鑑定士教育という課題を解決し、拡大スピードのアップにつながると考えております。KOMEHYOが長年蓄積してきた商品データと鑑定士の目利きがAIという集合知となり、AI真贋による“正しく判定され、正しく買い取ってもらう”信頼できるリユース市場を世界に広めていきたいと考えております。


KOMEHYOの「AI真贋」概要 ※2019年2月時点

導入時期      : 2019年春予定
導入予定店舗    : KOMEHYO名古屋本店本館を予定 ※順次対応予定
対応商材      : バッグ、財布・小物 ※今後増加予定
鑑定精度      : 97%
対応ブランド    : ルイ・ヴィトン ※今後増加予定


株式会社コメ兵 会社概要

会 社 名 : 株式会社コメ兵
代 表 者 : 代表取締役社長 石原 卓児
本社所在地 : 愛知県名古屋市中区大須3丁目25番31号
設 立 年 月    : 1979年(昭和54年)5月
資 本 金 : 1,803百万円
U  R  L : http://www.komehyo.co.jp/
事 業 内 容 :
コメ兵は「リユーステック(テクノロジーの活用によって、便利に安心して利用できる健全なリユース市場を創造し、モノのシェアによる持続可能な社会を実現するためのソリューション)」によって、生活者にとってのリユースをより身近に、便利で、安心できるものに進化させることで、リユース市場の価値向上を実現する取り組みを進めております。
コメ兵で取り扱うリユース品は、主に自社で運営する「買取センター」にて一般のお客様からお持ち込みいただいた品物を、専門の鑑定士が査定し仕入れた品物です。また遠方のお客様には宅配を利用した買取仕入も行っております。
これらを商品として展示・販売するまでに品質チェック及びメンテナンス等を十分に行い「確かな商品をお値打ちに販売する」体制を整えています。また品揃えの充実・割安感の演出を目的とした新品商品も販売しております。
さらにオムニチャネルを活用した「お取り寄せサービス」など、リアル店舗とWebを融合したより便利で安心なお買い物体験を提供しております。

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