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4月12日は「路上の子どものための国際デー」。路上の子どもに寄り添い、拠り所となる「居場所」をつくるためのご寄付を募集します!

PR TIMES / 2024年4月9日 0時40分

―フィリピンの路上の子どもたちとともに活動する認定NPO法人アイキャンが、募金活動を開始―

一人ひとりの「できること」を持ち寄り、貧困や災害による影響を受けた子どもの能力向上や地域の環境改善に取り組む認定NPO法人アイキャン(愛知県名古屋市、代表理事 鈴木真帆。以下、アイキャン)は、「路上の子どものための国際デー」である4月12日(金)より、募金活動を開始します。



[画像1: https://prtimes.jp/i/17261/63/resize/d17261-63-792eeeeeba05af5d9282-0.jpg ]

   児童養護施設「子どもの家」で、子どもの誕生日を祝うスタッフと子どもたち

■「路上の子どものための国際デー」とは
 毎年4月12日は「路上の子どものための国際デー」です。世界中に何百万人も存在する路上の子どもたちに対する、各国政府や組織、個人の意識を高め、子どもたちの権利が守られるよう呼びかけるため、2011年に始まりました。

■フィリピンの路上の子どもたち
 フィリピンには、約37万人の路上の子どもがいるとされています。この数は政府の統計によるものですが、出生登録されていない子どもや、家族と完全に断絶している子どもは、統計に表れることすらありません。
 子どもが路上に押し出される背景には、経済的貧困、家族の離散、家庭内暴力、育児放棄などがあります。
 路上では、様々な危険が子どもたちを襲います。寝ている間に襲われ暴行を受ける、強制的に連行され数日後遺体で発見されるなど、路上の子どもたちは常に暴力と隣り合わせの状況に置かれています。さらに、頻繁に起きる交通事故や病気、周囲からの偏見、過去の虐待に起因するトラウマと人間不信、日々の空腹が、子どもたちを一層苦しめます。

■マーティン君(仮名) 12歳の声
 僕は、お父さんのことを知りません。3人のお兄ちゃんたちと一緒に、幼い頃お母さんに捨てられてしまったので、お母さんがどんな人だったのかも思い出すことができません。
 僕は生きるために、物乞いやゴミ拾いをしたりしながら過ごしていました。路上でお金を稼ぐのは本当に大変で、今日はご飯が食べられるかな、明日はいくら稼げばいいのかなっていつも考えていました。ただそれだけ。他のことは何も考えていませんでした。

■路上の子どもの「声」を聴き、「居場所」をつくる
 路上で長い間身体的・精神的な暴力にさらされてきた子どもたちは「僕はこれまでもこれからも路上で生きるしかないんだ」と冷静に話します。アイキャンは、そんな子どもたち一人ひとりの「声」を聴き、拠り所となる「居場所」をつくる活動(下記)をしています。信頼関係を築き、寄り添う中で、子どもたちは自分の「力」や可能性を信じ、自信や希望を持てるようになります。そうして「路上以外で生きる道」を選択できるようになるまで、私たちはともに歩み続けたいと考えています。

[画像2: https://prtimes.jp/i/17261/63/resize/d17261-63-04bed523a5a7ec9dd15b-1.jpg ]

            路上の子どもの「声」を聴くスタッフ

■アイキャンの活動
【1】命を守り生きる基礎をつくる活動
・アイキャン職員による地域巡回見守り活動
・出生登録の手続き
・けがや病気を予防、治療するための保健・衛生活動
・児童養護施設「子どもの家」の運営
【2】 選択肢を増やす活動
・路上教育の実施
(読み書き・計算・道徳教育、薬物の危険性や基本的な病気予防の知識等の提供)
・復学のための手続き
【3】 未来をつくる活動
・ソーシャルワーカーによるカウンセリング
・かつて路上で暮らしていた若者へのリーダー研修の実施
(現在も路上で暮らす子どもたちの模範的存在として、路上教育を担う人材として育成)
[画像3: https://prtimes.jp/i/17261/63/resize/d17261-63-ddeb78ddcb6b461d96c8-2.jpg ]

            「子どもの家」での養育活動の様子

■ご寄付のお願い
 「路上の子どものための国際デー」をきっかけに、一人でも多くの方に、路上の子どもたちの現状について知っていただき、想いを馳せていただければ幸いです。そして、ご寄付を通して、路上の子どもたちが子どもらしく、安全な場所や人に守られ、自由に夢を描ける社会を実現する活動を、どうか応援してください。お預かりするご寄付は、上記の活動及びその運営に役立てさせていただきます。
(期間:2024年4月12日~30日)

ご寄付の方法
1)クレジットカードでのご寄付
下記ページよりお願いいたします。
https://congrant.com/project/ican/7557/form/step1

2)銀行振込によるご寄付                   
口座名:特定非営利活動法人アイキャン             
● 楽天銀行 支店番号:210 口座番号:7001258        
● 三菱UFJ銀行 名古屋駅前支店(221) 普通 2361021
● ゆうちょ銀行 00850-6-78233
*領収書の発行をご希望の方は、下記ページの寄付登録フォームよりご入力をお願いします。
 https://ican.or.jp/join/donation/donation_form/

*アイキャンは、名古屋市の認定を受けた「認定NPO法人」です。
 そのため、アイキャンが発行する寄付金領収書を使用して確定申告を行うと、税制上の優遇措置(寄付金控除)を受けることができます。

【認定NPO法人アイキャンとは】
アイキャンは、一人ひとりの「できること」を持ち寄り、貧困や災害による影響を受けた子どもの能力向上や地域の環境改善に取り組む国際協力NGOです。フィリピンを訪れた一人の会社員が、子どもたちの置かれた状況を目の当たりにし、「何かできることがあるはず」と友人と集めた5万円をもとに1994年にアイキャンを設立しました。「アイキャン(ICAN)」という名称には、「できることから始めよう」 という想いが込められています。
HP: https://ican.or.jp/
Twitter、Instagram:@ICAN_NGO
Facebook:https://www.facebook.com/ICAN.OR.JP

【本件に関するお問い合わせ】
認定NPO法人アイキャン
(愛知県名古屋市東区代官町39-18 日本陶磁器センタービル 5F 中部リサイクル運動市民の会内)
TEL:052-253-7299(日月祝定休)  MAIL: info@ican.or.jp

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