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[トピックス]BBクリームを使う女性、中国都市部で増加の傾向

PR TIMES / 2014年8月26日 14時29分

~2年前調査時よりも使用者の割合が高まる~

市場調査会社の株式会社カンター・ジャパン(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:大竹秀彦)は、世界各国で消費者の生活態度や意識などを調査しています。このうち、中国では、グループ会社のカンター・ワールドパネル社が、女性の化粧品(スキンケア含む)の使用状況や肌に対する意識の変化を毎年調べています。

その調査の中で、中国都市部の女性(13-55歳が対象)でBBクリーム*を使う人が数年前よりも増加傾向にあることがわかりました。



*BBとはBlemish Balmの略。Blemishは傷、Balmは軟膏、香油の意味。

■ BBクリームを使用する人が増えている
BBクリームは、もともとピーリング後の肌を保護するために作られた医療用のクリームで、ドイツが発祥と言われています。BBクリームは、韓国の女性に広く受け入れられていることが知られていますが、中国の女性の間でも徐々に広まってきているようです。

以下の棒グラフは、中国都市部の女性(13-55歳)で平均して週に一度はBBクリームを使っている人の割合を示したものです。調査は日記形式で年間を通じて行っており、以下では2013年4月-2014年3月までのデータ(直近)と2011年4月-2012年3月までのデータ(2年前)を使用しています。

これを見ると、2年前に比べて直近の方がBBクリームを使っている人の割合が高まっています。また、16-25歳の女性よりも26歳以上の女性の方がその割合は高まっています。

■ 若い人の方がBBクリームをメイクアップ製品と捉える傾向がある
次に、調査対象者にとってBBクリームは「スキンケア製品」なのか、それとも「メイクアップ製品」なのかを質問しました。すると、全体では、「スキンケア製品」と捉える人の割合も「メイクアップ製品」と捉える人の割合もともに50%でした。(以下のグラフは2014年のデータ)

年代別にみると、若い人たち(16-25歳)にBBクリームを「メイクアップ製品」と捉える人が多く、年齢層が高くなると「スキンケア製品」と捉える人の方が多くなっていました。

■ 若い人のもっときれいになりたい欲求
この若い人たち(16-25歳)のBBクリームを使う理由は、2年前と直近では少し違ってきているようです。すなわち、平均して週に一度はBBクリームを使っている人にそれを使う理由について聞いたところ、2年前(2012年)の回答では「保湿」が16%だったのに対し、今年は6%でした。一方、「もっときれいになる」は、2年前の9%から18%に増えていました。

若い人たちは、メイクアップ製品で実現すること(=もっときれいになる)をより強く求めるようになってきているようです。

■ 調査概要


調査頻度:年一回
調査国:中国都市部
調査対象:13歳から55歳の女性、年4,000サンプル
調査方法:日記調査
調査実施会社:カンター・ワールドパネル社

※本文を引用される際は、出典を「カンター・ジャパン」又は「カンター・ワールドパネル」と記してください。

■ カンター・ジャパン会社概要
カンター・ジャパンは、前身企業から数えると日本で50年超の歴史を持つ市場調査会社です。12の企業(グループ)で構成されるカンター・グループに属し、日本だけでなく海外の消費者調査まで幅広く手掛けています。親会社は、世界有数の広告会社であるイギリスのWPP(ダブリュー・ピー・ピー)です。

・社名:株式会社カンター・ジャパン
・本社:東京都渋谷区代々木2-1-1 新宿マインズタワー6F、7F
・代表取締役社長:大竹秀彦
・事業内容:市場調査、およびそれに付随するアドバイザリー業務
・ウェブサイト:http://www.kantar.jp

■ 本件に関するお問い合わせ先
株式会社カンター・ジャパン 広報 東園  E-mail:Marketing@kantar.co.jp  Tel:03-6859-3229

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