MaaSアプリ「WILLERS」の利用可能エリア拡大 新たに京都府南山城村を追加

デマンド交通などの新たな交通サービスを含めた過疎地型MaaSの実証実験を運用開始

　WILLER株式会社（本社:大阪府大阪市、代表取締役:村瀬茂高）は、人口減少や高齢化などがもたらす社会課題を解決するためのひとつとして提供しているMaaSアプリ「WILLERS」（https://travel.willer.co.jp/maas/）の利用可能エリアに、本日新たに京都府南山城村を追加し、既存の公共交通とデマンド交通などの新たな交通によるシームレスな移動を生み出すための過疎地型MaaSの実証実験を運用開始しました。



[画像1: https://prtimes.jp/i/27749/69/resize/d27749-69-318013-1.png ]

　南山城村は、三重県/滋賀県/奈良県に隣接する京都府最東端の府内唯一の村です。2017年には過疎地域に指定され、人口減少や少子高齢化で公共交通利用者が減少し、過去の事業者撤退等による交通空白地帯の拡大といった交通課題に直面しています。
　この度、京都府と南山城村がトヨタ・モビリティ基金※1を活用し南山城村で実施する新たな交通サービスを含めた公共交通再編の社会実験と合わせて、国土交通省の新モビリティサービス推進事業としてMaaSの実証実験を2月13 日から3月31日まで実施されます。

　MaaSアプリ「WILLERS」は、出発地から目的地までのシームレスな移動を実現するための予約サービスの役割を担い、ルート検索や、交通サービスの予約、デジタルチケットの発行などを可能にします。利用可能な交通は、既存の公共交通の鉄道やバスの他、新たな交通のデマンド交通と定時定路線で運行する交通（月ヶ瀬ニュータウン線）があり、デマンド交通は村内のどこでも自由に乗降できる村内移動サービスと道の駅や鉄道駅を結ぶ村外移動サービスが開始されます。

　本アプリをご利用いただくことで、既存の公共交通と新たな交通をシームレスに繋ぎ、地域の課題である交通空白地帯を埋める新たな交通サービスを実現し、お住まいの皆様にとってさらに生活しやすいまちになることを目指しています。

　今後もWILLERは、日本をはじめアジア・ASEAN で起きているさまざまな社会課題を、日本および世界のスタートアップ企業とともにオープンイノベーションで創造するMaaSにより、解決していくことを目指していきます。

※1 トヨタ・モビリティ基金「地域に合った移動の仕組み作り」活動資金助成事業

■MaaSアプリ「WILLERS」の利用について

[画像2: https://prtimes.jp/i/27749/69/resize/d27749-69-811686-0.jpg ]

実施期間: 2020年2月13日（木）～3月31日（火）
※交通サービス開始日（デマンド交通：2/14～、月ヶ瀬ニュータウン線2/18～）
アプリ利用方法:
１.ルート検索（JR関西本線、相楽東部広域バス、村営バス、月ヶ瀬ニュータウン線）
検索画面に出発地・目的地・出発時刻/到着時刻を入力し、ルート検索します。
２.予約（デマンド交通、月ヶ瀬ニュータウン線）
＜デマンド交通＞
　おでかけメニューの南山城エリアから予約したいデマンド交通を選択し、予約情報を入力します。※予約後、詳細事項確認のためオペレーターから電話連絡があります。
＜月ヶ瀬ニュータウン線＞
　ルート検索機能で表示される月ヶ瀬ニュータウン線を選択し、予約情報を入力します。
３.予約した交通のデジタルチケット発行（デマンド交通、月ヶ瀬ニュータウン線）
　チケットメニューの画面に表示された予約済みの商品から、利用する商品を選択してデジタルチケットを表示し、乗車時に提示します。

■新たな交通について
＜デマンド交通について＞
　道の駅・やまなみホールとJR木津駅を結ぶ村外移動サービスと、村内を自由に乗降できる村内移動サービスの2種類があります。
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/27749/table/69_1.jpg ]



＜月ヶ瀬ニュータウン線について＞
　月ヶ瀬ニュータウンと道の駅・JR月ケ瀬口駅を結ぶ定時定路線の交通サービスです。

[表2: https://prtimes.jp/data/corp/27749/table/69_2.jpg ]


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