【シリア危機】子どもの難民100万人超える 

PR TIMES / 2013年8月23日 16時19分

ユニセフ・UNHCR共同プレスリリース

【2013年8月23日 ジュネーブ/ニューヨーク発】
3年目に入って久しいシリア危機。故郷を追われ難民となったシリアの子どもたちの数が、
100万人を超えてしまいました。シリア国内で避難生活を余儀なくされている子どもたちは
200万人にものぼります。この状況をうけて、ユニセフとUNHCRは共同で声明を発表しました。



ユニセフのアンソニー・レーク事務局長は、次のように語っています。

「難民になってしまった100万人もの子どもたち。これは、単なる数字ではありません。
その一人ひとりが、この世に生きている子どもたちなのです。
それぞれの子どもたちが、家を失い、中には家族とも引き裂かれ、
私たちが、まだその片鱗しか知らない恐ろしい出来事に直面しているのです」

「私たちは、このような恥ずべき状況を生んだ責任を負わなければいけません。
国際社会は、紛争に巻き込まれた人々の苦難を取り除くための支援をしてきました。
しかし、子どもたちへの責務は果たせていないのです。一旦立ち止まり、良心を顧みて、
自らに問わなければなりません。私たちは、シリアの子どもたちが絶望的な状況に追い込まれる事を、
いつまで放置し続けるのかということを」

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のアントニオ・グテーレス高等弁務官も、
次のように述べています。「危機に晒されているのは、(シリアの)丸ごと一世代の純真無垢な
子どもたちの命と生活にほかなりません」「シリアの若者たちは、家や家族、
そして未来を失っています。安全を求めて国境を越えても、トラウマに苦しめられ、
心に傷を負い、未来を信じる理由を捜しています」


ユニセフとUNCHRによれば、シリア内戦を逃れた難民の半数は子どもで占められています。

多くはレバノンやヨルダン、トルコ、イラク、エジプトに逃れ、北アフリカやヨーロッパに
避難する人も増えています。
最新の統計では、シリアの子どもの難民のうち、
76万8,000人は、11歳にも満たない幼い子どもたちです。

さらに、国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)によれば、シリア国内で紛争に巻き込まれて

殺された子どもの数は約7,000人にのぼり、ユニセフとUNHCRは、シリア国内で家を失った
子どもたちは200万人を超えると推定しています。


多くの子どもたちが味わった環境の劇的な変化や恐怖、ストレス、
トラウマは、シリア危機のほんの一部に過ぎません。

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