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シンガポールへ自立型水素エネルギー供給システム「H2One(TM)」を納入

PR TIMES / 2019年10月30日 15時35分

― 海外初の「H2One(TM)」稼働 ―

東芝エネルギーシステムズ株式会社は、シンガポールで電気・ガスの送配電事業を運営する「SP Group」の傘下企業「SP Capital Limited」向けに、丸紅株式会社より自立型水素エネルギー供給システム「H2One(TM)」を受注し、このたびSP Groupの研究開発施設において運転を開始しました。本件は、日本国内企業で初めてとなる水素エネルギー供給システムの輸出であり、海外において「H2One(TM)」が初めて稼働しました。



当社は、シンガポールで電気・ガスの送配電事業を運営する「SP Group」の傘下企業「SP Capital Limited(以下、「SP Group」)」向けに、丸紅株式会社(以下、「丸紅」)より自立型水素エネルギー供給システム「H2One™」を受注し、このたびSP Groupの研究開発施設において運転を開始しました。本件は、日本国内企業で初めて(注)となる水素エネルギー供給システムの輸出であり、海外において「H2One™」が初めて稼働しました。

「H2One™」は、再生可能エネルギーと水素を活用して、電力を安定的に供給できるCO2フリーの自立型水素エネルギー供給システムです。主な構成機器は水素を製造する水電解装置、水素貯蔵タンク、純水素燃料電池、蓄電池であり、エネルギーマネジメントシステム(H2EMS™)により発電状況や電気使用量、水素製造・貯蔵量などを自動制御します。当社は2015年より「H2One™」の国内販売を開始しております。

シンガポールでは、太陽光発電の導入が進められる予定であり、更なる電力系統の安定化に向けて、電力需給調整力の強化が求められています。都市国家であるシンガポールでは、設備の増設・新設のハードルが高く、電力の需給調整において大都市ならではの課題を抱えています。

「H2One™」のワンコンテナモデルは、安全でスペースを必要としない水素吸蔵合金を備えた20フィートのコンテナサイズであり、限られたスペースでの電力貯蔵に適しているため、大都市固有の問題の解決策となることが期待されています。SP Groupは、「H2One™」を活用して、シンガポールのインフラ事情にあわせた電力系統運用における水素エネルギーの有効性を検証します。

当社は、今後もSP Groupおよび丸紅と連携し、シンガポール特有の電力事情に合わせ、最適な水素システムの提案活動を進めていきます。

さらに自立型水素エネルギーシステム「H2One™」をはじめとする水素エネルギーを活用した製品やソリューションの提供を国内外で展開し、クリーンな水素エネルギー導入拡大に向けて貢献していきます。

注 2019年10月時点、当社調べ


今回納入した「H2One™」の概要

大きさ:20フィートコンテナサイズ
発電出力:燃料電池ユニット 定格出力 3.5kW 、蓄電池ユニット 定格出力10kW
稼働開始時期:2019年10月


[動画: https://www.youtube.com/watch?v=Z9dUmJeLZzw ]



SP Groupに設置された「H2One™」
[画像: https://prtimes.jp/i/32322/71/resize/d32322-71-931479-0.jpg ]


※東芝エネルギーシステムズの詳細はこちらをご覧ください。
 https://www.toshiba-energy.com/
※東芝エネルギーシステムズの水素事業の詳細はこちらをご覧ください。
 https://www.toshiba-energy.com/hydrogen/index_j.htm

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