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高大連携科目が京都芸術大学附属高等学校で今年も開講!大学教員による「プロフェッショナル」な授業を一足早く高校在学中から体験。

PR TIMES / 2021年6月1日 13時45分

学校法人瓜生山学園 京都芸術大学附属高等学校(所在地:京都市左京区、校長:鈴木克治)は、京都芸術大学(所在地:同、学長:吉川左紀子)と京都芸術デザイン専門学校(所在地:同、校長:大野木 啓人)の教員による高大連携科目「プロフェッショナル科目」全19講座を5月25日からスタートしました。



■本件のポイント
・芸大の附属高校だから実現できた、京都芸術大学・京都芸術デザイン専門学校の教員による高大連携「プロフェッショナル科目」。
・京都芸術大学 通学部13学科・通信教育部4学科の全学科で授業を担当!さまざまな分野で活躍する「プロフェッショナル」な教員から、専門分野の仕事の現状や特徴、その仕事に携わる上で必要な能力を学ぶ。
・自らの進路を意識し、進路選択の視野を広げることを目的としたキャリア科目として選択が可能。
[画像1: https://prtimes.jp/i/26069/83/resize/d26069-83-979406-5.jpg ]



高大連携科目「プロフェッショナル科目」とは

文部科学省が高大連携を奨励する中、京都芸術大学附属高等学校では、2019年4月1日に開校以来、キャリア選択への視野を拡げることを目的として、高大連携科目「プロフェッショナル科目」を開講してまいりました。
日本で唯一の芸術大学附属の通信制高校という特色を生かし、13学科を有する母体の京都芸術大学と姉妹校の京都デザイン専門学校と連携し、文学、歴史、教育、建築、プロダクトデザインなどさまざまな分野で活躍する「プロフェッショナル」な教員から、横断的に「社会で働く」ことを学ぶことができます。
今年度は新たに京都芸術大学 通信教育部の4学科(芸術・美術・デザイン・芸術教養)を迎え、3時間×2日の集中講座として全19講座を10月まで順次開講します。

スマホで体験する映画製作


[画像2: https://prtimes.jp/i/26069/83/resize/d26069-83-193078-1.jpg ]

今年度最初に開講された講座は、映画撮影監督として活躍する、京都芸術大学 映画学科 鈴木一博准教授による映画製作の授業。映画製作の第一歩である「映像を撮ること」に焦点を当て、映画製作にかかわる仕事についてレクチャーしました。

高校生にも身近なスマートフォンを撮影道具として使い、お互いを撮影し合うペアワークを行いました。
目線の向け方や室内灯と自然光での印象の違いなど、映画撮影の基礎知識や撮影時に大事にしているポイントを実践を通して学びます。

鈴木一博准教授は、「特に人を撮影するときには向き合ってコミュニケーションする必要があり、物を撮影したことをあっても、意識して人を撮影することに慣れていない人も多い。光の入る方向、カメラの目線の高さ、アングルなど些細なことで印象が変わる様子を実感してもらい、興味を持ってもらえたら」と言います。

[画像3: https://prtimes.jp/i/26069/83/resize/d26069-83-439291-2.jpg ]

鈴木一博 Kazuhiro Suzuki(映画撮影監督)
1961年山梨県生まれ。古厩智之「この窓は君のもの」(95)で商業映画デビュー。瀬々敬久「汚れた女(マリア)」(98)、塩田明彦「どこまでもいこう」(99)、安藤尋『blue』(03)、いまおかしんじ「たまもの」(04)といった作品で注目を集める。廣木隆一「ヴァイブレータ」(03)などで毎日映画コンクール撮影賞受賞。大谷健太郎「NANA」(05)、廣木隆一「やわらかい生活」(06)、市川準「あしたの私のつくり方」(07)、佐藤寿保『名前のない女たち』(10)、深作健太「僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia.」(11)、山戸結希「5つ数えれば君の夢」(14)、福間健二「秋の理由」(16)、中村祐太郎「太陽を掴め」(16)、安藤尋「月と雷」(17)



空間におけるファッションを意識した作品制作


[画像4: https://prtimes.jp/i/26069/83/resize/d26069-83-994798-3.jpg ]


衣装作家として活躍する、京都芸術大学 空間演出デザイン学科 藤野良美専任講師は、空間演出デザイン学科の入口ともいえる「ファッション」と「空間」の繋がりについて知ってもらおうと、羊毛フェルトを使って空間を意識した作品制作の授業を展開しました。
この授業では、ただ作業するのではなく、「誰」のために「何」を作るのかを考え、送りたい相手やデザインの詳細をワークシート上で言語化し、空間のなかにおける作品の役割を意識していきます。

藤野良実専任講師は、「“ファッションはファッション”、“空間は空間”といった別のものとして捉えるわけではなく、“ファッションも空間をつくるモノの中のひとつ”だということをまず知ってもらい、手を動かすことを楽しんでもらいたい」と語ります。
[画像5: https://prtimes.jp/i/26069/83/resize/d26069-83-827394-4.jpg ]


藤野良実 Yoshimi Fujino(衣装作家)
大学でファッションを学んだ後、オーダーメイドブランド「nico」を立ち上げ、ウェディングドレスを中心に受注製作販売を行う。その後、セカンドラインとして雑貨小物ブランド「nico by precocious yarn」をスタート。その他、オーダーブランド「romiii」で舞台衣装や人形衣装などもオーダー受注し、製作販売している。



高校と大学が連携して行うキャリア教育

本科目は自由選択科目にも関わらず、毎年約7割の生徒が受講する人気科目です。
昨年受講した生徒からは「元々興味のある分野に加え、より実質的な社会や仕事に密接に関わりのあることを教えてもらえる」「受講したことによって、将来の目標が少し確かなものに近づいた」という声が届いており、自身の進路を考えるきっかけの1つとなっています。
京都芸術大学附属高等学校は、今後も芸術大学の附属高校という特色を生かし、高大連携の強化を進めてまいります。


~2021年度開講予定~ ※3時間×2日の集中講座

5/25.6/1 鈴木一博(映画学科) ―スマホを使って映像撮影の基本的コミュニケーションのあり方を学ぶ
5/25.6/1 藤野良実(空間演出デザイン学科) ―「ファッション」と「空間」の繋がり
6/3.10 上田篤(通信教育部/デザイン学科) ―魅力的な空間デザインの創造を試みる
8/2.3 石鍋大輔(キャラクターデザイン学科) ―魅力あるキャラクターを創作
8/4.5 村田治彦(こども芸術学科) ―豊かなコミュニケーション活動の実践
8/4.5 松下幸市朗(マンガ学科) ―マンガ業界の現状、マンガ作画制作の演習
8/4.5 山城大督(アートプロデュース学科) ―アートプロデュースや映像プロデュースについてワークショップ
8/4.5 平井愛子・堀田貴裕(舞台芸術学科) ―演技基礎と体験、俳優の仕事
8/4.5 石神裕之(通信教育部/芸術学科) ―京都の歴史や文化を知る
8/17.18 北條崇(プロダクトデザイン学科) ―ノベルティ、インテリアプロダクトのデザイン体験
8/19.20 長谷川一真(環境デザイン学科) ―人が生きるすべての場所をデザインする
8/19.20 銅金裕司(芸術教養センター) ―科学の本質、人と自然の関係性を考察
8/23.24 山田伸(美術工芸学科) ―見て・考え・表現するデッサン
8/23.24 荒木紀一(京都芸術デザイン専門学校) ―日本の伝統工芸を使用したものづくり
8/23.24 久田多恵(通信教育部/美術学科) ―ステンシル、テキスタイルデザイン
8/25.26 伊達仁美(歴史遺産学科) ―民俗文化財、生活資料の保存修復
8/25.26 下村泰史(通信教育部/芸術教養学科) ―伝統行事盆踊り「江州音頭」
9/28.10/5 丸井栄二(情報デザイン学科) ―デザインのプロセス「調べる」「考える」「作る」「伝える」
9/28.10/5 中村純・江南亜美子(文芸表現学科) ―「読むことと書くこと」入門


■京都芸術大学附属高等学校 https://shs.kyoto-art.ac.jp/
2019年4月に開校した日本で唯一の芸術大学附属の通信制高校。コースは普通科のみ。生徒数:422名(2021年4月1日現在)。芸術教育の手法を取り入れた体験・授業・環境で生徒の自主性と社会で必要とされる協働力や発想力を伸ばし、育てる教育を行い、自己の未来に自信を持ってチャレンジできる生徒の育成を目的としている。
京都芸術大学や姉妹校である京都デザイン専門学校との連携科目も受講が可能。

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