自動車塗装技術国際会議「SURCAR」に日本ペイント・オートモーティブコーティングス岩越あや子が参加しました！

PR TIMES / 2017年8月1日 12時30分

　日本ペイントホールディングス株式会社（本社：大阪市北区、社長：田堂哲志）のグループ会社で、自動車用塗料事業を手がける日本ペイント・オートモーティブコーティングス株式会社（本社：大阪府枚方市、社長：山田光夫）の開発研究所副所長、岩越あや子が、6月29日（木）～30日（金）、フランス・カンヌで開催された、自動車塗装技術国際会議「SURCAR」におけるパネルディスカッションにパネラーとして参加しましたのでお知らせします。

　SURCARは、1964年から隔年で開催されている自動車塗装技術における国際会議であり、自動車、部品、塗装機、塗料、材料、測定機器など各メーカーが参集する学会で、ベルリン自動車塗装技術国際会議と並び塗装国際会議の頂点にあたります。

　パネルディスカッションでは、低温硬化をテーマに、岩越が『低温硬化技術の現状と課題』を発表しました。現在、環境問題の一つである地球温暖化に対して、全世界でCO2排出削減に取り組んでいます。自動車産業界でも様々な取り組みを行っており、その一つとして注目されているのが自動車車体の軽量化です。自動車用ボディ素材は鋼板からプラスチックへと大きく変わり始めています。プラスチックに対応可能な低温硬化で自動車塗膜を成立させるためのコーティング技術開発のチャレンジを紹介しました。

　また、口頭発表会では、当社グループ会社であるドイツの塗料メーカーBollig＆KemperのJean-Francois Roland氏が、“New functionalities in Clear-coats”について発表しました。これからの自動車塗膜において求められる機能として、「意匠性クリヤーの開発」や「メンテナンスフリー」の観点から技術を紹介しました。

「SURCAR」参加を通して、海外メーカーとの交流はもちろんのこと、日本メーカーとも親密な交流ができたと感じました。

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