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ソルダーレジストの世界NO.1メーカー 太陽ホールディングスグループ 初“『ヒト』と『ミライ』が化ける、新しい技術開発センター”「InnoValley」を開設

PR TIMES / 2024年4月26日 17時40分

“自律型人材”育成に向けた人的資本への投資により半導体関連材料等のグローバルな技術開発力の強化・加速へ



 太陽ホールディングス株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:佐藤 英志)の子会社でエレクトロニクス事業を担う太陽インキ製造株式会社(本社:埼玉県比企郡嵐山町、代表取締役社長:峰岸 昌司)は、2024年4月24日より太陽ホールディングス嵐山事業所内に技術開発センター「InnoValley (イノヴァリー) 」を開設しました。
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 地上6階からなる本施設は、当社エレクトロニクス事業における需要と社員の増加を背景に開設し、半導体市場の回復に合わせ更なる成長軌道に乗せることや人的資本経営を実現し企業価値を高めることを主な目的としています。開発部門を中心とした社員によるワークショップの意見が反映された施設内は、知的生産性の向上とコミュニケーションの活発化に向けて低層(1-3階)と高層(4-6階)で異なる環境を設け、 社員のポテンシャル最大限に引き出す当社グループ初の試みが随所に施されています。
 かつては「モノづくり大国」と言われていた日本は今、製造業離れや人材不足で危機に瀕しています。日本のモノづくり産業が世界における競争力を高め復権するため、「ヒトへの投資」強化が必要不可欠とされる中、当社グループは以前より働きやすい環境づくりや仕事のやりがい等をバランスよく整えることで「自律型人材の育成」に注力してきました。
 当社方針に基づく本施設のラボエリアとなる低層は、各材料室や実験室の行き来をスムーズにした回遊式動線を確保し、新たな分散装置と試作塗工機を施設内に設置したことで、評価用のサンプル作製までにかかる時間が従来の約3分の1に短縮されます。また、露光機やラミネーターなどの各種最先端設備を導入したことで、主製品であるソルダーレジストや半導体関連材料をはじめとした基板周辺材料の開発・製造・評価までが可能になりました。オフィスエリアとなる高層は、固定席に加え、働き方の多様化が進む中で注目される次世代型オフィスデザインABW(Activity Based Working)を2フロア分設けました。なお、エントランスやオフィスエリアは所在地である埼玉県嵐山町(らんざんまち)周辺の自然の魅力や、地域特性を活かしたデザインです。
 このほか、建物の省エネ効果を評価するZEB Readyの達成、省エネルギーや環境負荷の少ない資機材の使用といった環境配慮はもとより、室内の快適性や景観への配慮なども含めた建物の品質を総合的に評価するCASBEE、CASBEE-ウェルネスオフィスにおいて最高となるSランクを獲得しました。
 本施設を以って、顧客基盤の強化をはじめ、半導体プロセスなどに向けたソルダーレジストの製造技術展開、感光性カバーレイや半導体厚膜封止材といった継続的な新製品上市の迅速化、新規事業の創出のために“ヒトづくり”そして“モノづくり”へ取り組みます。
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所在地である埼玉県嵐山町の自然の魅力、地域特性を活かしたデザイン


 本施設内の随所に、所在地である武蔵嵐山の自然の魅力を感じられる、地域特性を生かしたデザインが取り入れられています。1階エントランスは、嵐山町の自然を想起させる木製ルーバーがやわらかく重なり合う中に、武蔵嵐山で育った楮を原料にした小川和紙のカーテンが空間を彩ります。4階から6階は、嵐山渓谷を感じられる吹き抜け空間となっており、人とのつながりを自然に感じることができます。4面開口のオフィスエリアは、各所大きなガラス張りの窓から四季折々の豊かな自然が眺望できる、地域特性を最大限に活かした造りになっています。
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「ZEB Ready」の達成と「CASBEE」「CASBEE-ウェルネスオフィス」Sランク獲得


 建物の省エネ効果を評価するZEB Readyの達成、省エネルギーや環境負荷の少ない資機材の使用といった環境配慮はもとより、室内の快適性や景観への配慮なども含めた建物の品質を総合的に評価するCASBEE、CASBEE-ウェルネスオフィスにおいて最高となるSランクを獲得し、開発拠点としては珍しい、3つの公共機関による認証を取得しました。建物外壁部分で高断熱Low Eガラスや自動制御ブラインドにより負荷を削減する工夫をし、高効率マルチエアコンを始めとする高効率設備機器の採用や高精度人検知センサーによる照明制御(T-Zone Saver)を導入することで、快適性を保ちながら省エネルギー化を図り、BELS認証におけるZEB Readyを取得することができました。
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施設名称について


 施設の名称である「InnoValley(イノヴァリー)」は応募総数177件の社内公募より決定しました。 「InnoValley」は、「革新の渓谷」を意味する造語です。この技術開発センターが、創造と革新の源泉となり、新たなアイデアや製品が流れだす場所であることを表現しています。“Inno”はInnovation<革新>の略であり、 “Valley”<渓谷>は施設所在地と施設内特徴にも係る嵐山渓谷を意味します。


〈設計ご担当者〉 大成建設株式会社 設計本部 建築設計第二部長 杉江大典 氏コメント


 この地で働く方々が、武蔵嵐山の豊かな自然環境を享受し、チーム力と発想力が喚起されるような建物を創りたいと考えました。技術開発の拠点として、機能的で回遊性のある使いやすい実験環境を確保した上で、将来の更新にも対応できるフレキシビリティの高い建築計画とすることで、将来にわたり高度な開発をすることのできる施設になっています。設計を進めるにあたりましては、開発部門を中心とした方々とのワークショップを重ね、太陽インキ製造様らしさ・武蔵嵐山らしさの詰まったここにしかない拠点を作ることができました。この新拠点から世界に向けて画期的な技術開発を続ける太陽インキ製造様の発展を祈念しております。

プロフィール:杉江大典 氏
所属:大成建設株式会社
部署・肩書:設計本部 建築設計第二部長 /一級建築士
設計実績(一部紹介):エーザイ株式会社川島工園新研究棟/注射剤棟、愛知県環境調査センター衛生研究所、味の素食品研究所北棟建設工事、気象庁虎ノ門庁舎港区教育センター


〈設計ご担当者(高層フロア/その他一部エリア)〉DRAFT Inc. シニアディレクター 中村嶺介 氏コメント


 「嵐山から世界へ。世界から嵐山へ。 太陽インキ製造らしい、世界にひとつの技術開発センター。」を掲げ、嵐山の恵まれた自然環境の中で太陽インキ製造様らしい働き方を最大限に活かせる空間や来訪者を驚かせる仕組みを盛り込んだ、新施設に最適なデザインを構築しました。
 その計画は周辺の環境を巧みに内部空間へと取り込み、外界のインスピレーションをも活かしたイノベーションを誘発する空間となっています。嵐山という場所と新たな働き方を実現する技術開発センター。この相乗効果により生み出された世界に通用するオンリーワンの施設の実現を目指しました。
また、太陽ホールディングス様が従前より大切にしている「質の高いものに触れ感性を磨く」という点も重要視し、素材においても徹底的なこだわりを持って選び抜いた上質な空間となっています。

プロフィール:中村嶺介 氏
所属:DRAFT Inc.
部署・肩書:シニアディレクター


施設概要


[画像12: https://prtimes.jp/i/28282/108/resize/d28282-108-b6f1840d50da0705825f-0.jpg ]


【名称】技術開発センター「InnoValley」
【所在地】〒355-0222 埼玉県比企郡嵐山町大字大蔵388番地
【敷地面積】約16,323平方メートル
【延床面積】約10,400平方メートル
【建築計画】大成建設株式会社
【内装設計(高層フロア/その他一部エリア)】DRAFT Inc.
【構造】鉄骨造、X,Y方向ブレース付きラーメン構造
【階数】地上6階
【竣工】2024年4月24日
【用途】エレクトロニクス事業における技術開発
【詳細】1階:LABORATORY AREA = ラボエリア
2階:LABORATORY AREA = ラボエリア、INSPIRATION SPACE =展示スペース
3階:SPACE FOR THE FUTURE = 未実装エリア
4階:WORK AREA = 固定席エリア
5階:ABW AREA = ABWエリア ※MEETING ROOM有
6階:ABW AREA with visitor = ABW(協働)エリア ※Hall(大講堂)、VIP. LOUNGE、VIP. MEETING ROOM有


太陽インキ製造株式会社 会社概要


[画像13: https://prtimes.jp/i/28282/108/resize/d28282-108-7cbc3d9514cb626d0c66-1.png ]

【本社所在地】〒355-0215 埼玉県比企郡嵐山町大字平澤900番地
【代表】峰岸 昌司 【設立】1999年8月5日
【資本金】4億5千万円
【従業員数(臨時雇員含め)】389名(2023年3月末時点)
 URL:https://www.taiyo-hd.co.jp/jp/group/ink/


太陽ホールディングス株式会社 会社概要


【本店所在地】〒355-0222 埼玉県比企郡嵐山町大字大蔵388番地
【本社】〒171-0021 東京都豊島区西池袋一丁目11番1号 メトロポリタンプラザビル16階
【代表】佐藤 英志 【設立】1953年9月29日 【資本金】99億円
【従業員数】連結 2,120名/単体 143名(2023年3月末時点)
 URL:https://www.taiyo-hd.co.jp

太陽ホールディングスと太陽インキ製造について


 太陽ホールディングスは、ソルダーレジスト(様々な電子機器に用いられるプリント基板の表面を保護する絶縁材)の世界シェアNo.1※を誇るリーディングカンパニーです。数多くのエレクトロニクス製品にとって重要な電子部品用化学品部材の開発・製造販売を行うエレクトロニクス事業をはじめ、医療用医薬品の製造販売及び製造受託事業を行う医療・医薬品事業のほか、当社グループや顧客をデジタル領域でサポートするICT事業、受託合成開発を行うファインケミカル事業、再生可能エネルギーの普及促進を行うエネルギー事業や植物工場の運営を行う食糧事業など、化学の力を活かし、様々な事業活動を推進しています。
 太陽インキ製造は、エレクトロニクス事業においてソルダーレジスト等のプリント基板用部材を始めとする電子機器用化学品の開発・製造販売及び仕入販売を担っています。同社ではソルダーレジストで培ってきた技術をもとに、既存事業の継続した成長と新規事業領域の創造に注力しており、エレクトロニクス分野の技術革新に貢献していきます。


※「2019年エレクトロニクス先端材料の現状と将来展望」株式会社富士キメラ総研調べ

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