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◆第34回鮎川哲也賞決定のお知らせ◆

PR TIMES / 2024年4月10日 17時40分

作家・鮎川哲也氏の業績を記念して創設された「鮎川哲也賞」。
本年の受賞作が決定いたしましたのでお知らせいたします。



[画像: https://prtimes.jp/i/9527/118/resize/d9527-118-53e31c3168fbc6d6fdc3-0.jpg ]

受賞作


山口未桜(やまぐち みお) 「禁忌の子」

■受賞者のプロフィール
1987年兵庫県生まれ。大阪府在住。神戸大学卒業。現在は医師。

今回で34回目を迎えました鮎川哲也賞は、第1回(平成2年度)の芦辺拓氏以来、石川真介、加納朋子、近藤史恵、愛川晶、北森鴻、満坂太郎、谺健二、飛鳥部勝則、門前典之、後藤均、森谷明子、神津慶次朗、岸田るり子、麻見和史、山口芳宏、七河迦南、相沢沙呼、安萬純一、月原渉、山田彩人、青崎有吾、市川哲也、内山純、市川憂人、今村昌弘、川澄浩平、方丈貴恵、千田理緒、岡本好貴の各氏をはじめ、これまで斯界に新鮮な人材を輩出してまいりました。

今回の鮎川哲也賞には令和5年10月31日の締め切りまでに216作品の応募があり、同年12月中旬に行われた1次選考の結果、22作品が通過しました。また、本年1月下旬に行われた2次選考の結果、次の4作品が最終候補作品と決定いたしました。

佐渡翔 阿弥陀堂の殺人
夜来風音 琥珀色の告白
山口未桜 禁忌の子
綺馬優月 深刻な幽霊不足

4月2日、青崎有吾・東川篤哉・麻耶雄嵩の選考委員三氏により最終選考会がおこなわれ、受賞作を上記のとおり決定しました。選考経過等の詳細につきましては、10月に刊行を予定しております小社刊の隔月誌『紙魚の手帖vol.19』に掲載いたします。
また受賞作「禁忌の子」は10月に刊行いたします。

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