【共同プレスリリース】シリア危機 ポリオ予防接種キャンペーン実施できず 

PR TIMES / 2014年1月17日 15時47分

戦闘激化する北部ラッカ周辺で

※本信は ユニセフ中東・北アフリカ地域事務所からの情報を日本ユニセフ協会 広報室が
翻訳・編集したものです
※原文は http://childrenofsyria.info/ 内 From The News Centerで ご覧いただけます


【2014年1月13日 ダマスカス発】

ユニセフとWHOは、シリア北部の都市ラッカ(Al-Raqa)で、戦闘激化により、子どもたちへの
ポリオ予防接種キャンペーンが実施できない状況にあると、強く非難しています。

いかなる場所に住んでいようとも、シリアのすべての子どもたちが確実に予防接種を受けら
れるよう、ユニセフはWHOとともに活動を継続しています。

1999年以降、ポリオが根絶されていたシリア。しかし、昨年10月下旬にシリア国内でポリオ
の感染例が10件以上確認されました。ユニセフはWHOやパートナー団体とともに、ポリオ封じ
込めのために、シリアを含む中東7カ国で過去最大規模の予防接種キャンペーンを12月から
開始。5歳未満のすべての子どもたちを対象に、数カ月間にわたって実施されています。
必要なポリオワクチンの数は、シリア国内だけで1,000万回分。WHO東地中海地域事務所の
アラ・アルワン代表は、予防接種のための6カ月間の戦闘停止を求めていました。

シリアと周辺国の子どもたちにとって、ポリオは深刻なリスクです。ポリオは感染力が強く、
四肢に麻痺を引き起こし、その影響は生涯に渡ります。すべての子どもたちは、この恐ろしい
病気から守られる権利を持っています。

現在続いている戦闘は、ポリオ予防接種キャンペーンの実施を妨げているだけではありま
せん。シリアの人々、特に女性と子どもたちが置かれている状況は日に日に悪化し、生活は
悲惨さを増しています。

ユニセフは、この戦闘に加わっているすべての関係者に対し、直ちに戦闘を停止し、すべて
の子どもがポリオ予防接種を受けられるよう、そして、命を守るあらゆる人道支援が届け
られるよう、強く訴えます。


* * *

■「失われた世代にしないために(原題:No Lost Generation)」キャンペーン
今月7日、ユニセフは、他パートナー団体と共に、「失われた世代にしないために
(原題:No Lost Generation)」キャンペーンを開始しました。紛争下にあるシリアの子ども
たちが安定した不安のない将来を描けることを目指し、各国政府や支援機関、一般市民の方に
支援を呼びかけています。 #Nolostgeneraton #Childrenofsyria

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