アドビのAdobe Embedded Print Engine、大判プリンターでは初めてエプソンの商業・産業向けインクジェットプリンターに搭載
PR TIMES / 2021年7月29日 15時45分
~透明効果や特殊な加工の入ったデジタルデータの高画質な印刷を実現~
【2021年7月29日】
アドビ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:神谷 知信、以下 アドビ)は、PDFに最適化された組み込み型プリント・エンジンのAdobe Embedded Print Engineが、セイコーエプソン株式会社(本社:長野県諏訪市、代表取締役社長:小川恭範、以下エプソン)の商業・産業向け大判インクジェットプリンターSureColorシリーズ「SC-T7750D」「SC-P8550D」のPSユニット(※注)で採用されたことを発表いたします。Adobe Embedded Print Engineはこれまで主にオフィス複合機に搭載されていましたが、大判プリンターで採用されるのは初めてです。
※PSユニット:PostScriptにより数式であらわされた色や文字、形などの情報をプリンターで印刷するためのレンダリングシステム
[画像1: https://prtimes.jp/i/41087/185/resize/d41087-185-b7b3cac5df6be2255599-7.jpg ]
エプソンのSureColorシリーズは高品位なPOPやポスター向けの大判プリンターで、「SC-T7750D」は鮮やかな赤色を再現する6色の「UltraChrome XD3インク」、「SC-P8550D」はグレーインクを含む「UltraChrome PRO 6インク」を搭載しています。また、奥行き50センチのコンパクトな設計ながら、2.64インチ大型ヘッドを搭載、ロール紙ユニットはダブルロールモデルを採用するなど、高い生産性を持つモデルです。
Adobe Embedded Print Engineは、高度なカラーマネジメントテクノロジーにより、これまで組み込み型プリンターでは難しかった、PDFデータに組み込まれた以下のような色彩表現を忠実に再現します。
●透明効果のブレンド:下地に透明なオブジェクトを重ねること
●ICCカラープロファイルのサポートによる忠実な色表現(モニターの色空間から印刷の色空間へ変換)
●スポットカラー:コーポレートカラー等(ロゴ)のより忠実な色表現
[画像2: https://prtimes.jp/i/41087/185/resize/d41087-185-fde8688475e1cec0983d-3.jpg ]
現在、店頭などで貼られるPOPやポスターの多くがPDFで入稿されていますが、色の重なりなどのデータが複数のレイヤーになる場合、印刷した際にレイアウトやフォントが崩れるなどの問題がありました。Adobe Embedded Print Engineは、最新のコンピュータープロセッサが持つ複数のコアに対し印刷処理の指示を分散・並列して出しているため、複雑なグラフィックスを高速でレンダリングすることができます。
<Adobe Embedded Print Engine主な特徴>
●ネイティブのPDFレンダリング機能とPostScriptレンダリング機能
●アドビの最新のレンダリングエンジン、フォントエンジン、グラフィックエンジンを搭載
● リソース制約のあるデバイス向けに最適化
●オフィス・大判プリンター向けのあらゆるプリンターをカバーするスケーラビリティ
●標準非準拠のPDFファイルの処理において、Adobe Acrobatと一貫した動作を実現
アドビはCreative Cloudと共通したテクノロジーとAdobe Sensei(AI)をPDFによるプリントワークフローへ応用させています。アドビは今後も、画面表示から印刷まで一貫した色とレイアウトのデータ再現性を追求し、印刷業界におけるクリエイティビティの表現向上に貢献してまいります。
[画像3: https://prtimes.jp/i/41087/185/resize/d41087-185-e07466daa77b8f4685bf-2.png ]
■「アドビ」について
アドビは、「世界を動かすデジタル体験を」をミッションとして、3つのクラウドソリューションで、優れた顧客体験を提供できるよう企業・個人のお客様を支援しています。Creative Cloud( https://www.adobe.com/jp/creativecloud.html)は、写真、デザイン、ビデオ、web、UXなどのための20以上の デスクトップアプリやモバイルアプリ、サービスを提供しています。Document Cloud( https://acrobat.adobe.com/jp/ja/ )では、デジタル文書の作成、編集、共有、スキャン、署名が簡単にでき、デバイスに関わらず文書のやり取りと共同作業が安全に行えます。Experience Cloud( https://business.adobe.com/jp/products/adobe-experience-cloud-products.html )は、コンテンツ管理、パーソナライゼーション、データ分析、コマースに対し、顧客ロイヤルティおよび企業の長期的な成功を推進する優れた顧客体験の提供を支援しています。これら製品、サービスの多くで、アドビの人工知能(AI)と機械学習のプラットフォームであるAdobe Sensei( https://www.adobe.com/jp/sensei.html )を活用しています。
アドビ株式会社は米Adobe Inc.の日本法人です。日本市場においては、人々の創造性を解放するデジタルトランスフォーメーションを推進するため、「心、おどる、デジタル」というビジョンのもと、心にひびく、社会がつながる、幸せなデジタル社会の実現を目指します。
アドビに関する詳細な情報は、webサイト(https://www.adobe.com/jp/about-adobe.html)をご覧ください。
(C) 2021 Adobe Inc. All rights reserved. Adobe and the Adobe logo are either registered trademarks or trademarks of Adobe in the United States and/or other countries. All other trademarks are the property of their respective owners.
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
アドビ、「小中学校のFAXと校務のデジタル化に関する調査」の結果を発表
PR TIMES / 2024年4月25日 15時45分
-
高画質と高生産性を兼ね備えた76インチ昇華転写プリンター新発売
PR TIMES / 2024年4月25日 13時10分
-
アドビ、「Acrobat AI Assistant」(英語版)の一般提供を開始
PR TIMES / 2024年4月17日 12時45分
-
業務効率をアップするAcrobat ReaderとAdobe Scanによるモバイルデータ活用術
マイナビニュース / 2024年4月10日 7時5分
-
Adobe Acrobatの電子サイン機能「Adobe Acrobat Sign」で電子帳簿保存法に準拠した電子契約運用が可能に
PR TIMES / 2024年4月2日 16時15分
ランキング
-
1【解説】円安どこまで進む? 深刻…家計にも影響、為替介入の可能性は
日テレNEWS NNN / 2024年4月25日 20時5分
-
2なぜ歯磨き粉はミント味? ヒット商品の誕生には「無駄」が必要なワケ
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月26日 8時0分
-
3英郵便局の冤罪事件、会計システム原因の富士通社長「申し訳ない」と謝罪…1月にドラマ化され批判強まる
読売新聞 / 2024年4月25日 23時0分
-
4濃口醤油と淡口醤油、塩分が高いのはどっち?…醤油の「色の濃さ」と「味の濃さ」の知られざる関係
プレジデントオンライン / 2024年4月26日 8時15分
-
5突然現場に現れて「良案」を言い出す上司の弊害 「気になったら即座に直したい」欲求への抗い方
東洋経済オンライン / 2024年4月26日 8時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください