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DJI、自動ドローン オペレーションを新たな高みへ引き上げるDJI Dock 2を発表

PR TIMES / 2024年3月27日 11時15分

DiaB市場を牽引する、新たな産業用自動ドックソリューションが、DJI Matrice 3D/3TDを携えて、世界市場で発売開始



2024年3月27日 - 民生用ドローンと創造性あふれるカメラ技術で世界をリードするDJIは、本日、DJI Dock 2の販売をグローバル市場にて開始します。特別設計されたドローンDJI Matrice 3D/3TDと、これらのドローンを収納する軽量型ドックで構成されるドローン・イン・ア・ボックス(DiaB[1])は、費用対効果に優れ、設置・運用を簡単に行うことができます。DJI FlightHub 2に対応し、クラウドベースのオペレーションを介して、自動化された飛行ミッションの管理やモニタリングを行うことができます。産業向けの強力なエンドツーエンド ソリューションとして、DJI Dock 2は、測量、点検、資産管理や安全管理において、日常業務の合理化を促進します。

「長い間、DJIの産業グレードドローンは、レスキュー隊員の業務をサポートしたり、様々な業界の人員の安全性を向上したり、気候変動の中、自然のエコシステムの保護に努めたり、世界中の幅広い分野で貢献してきました。今日もまだ、現場では、数多くの作業員の方々が、複雑かつ危険な業務を繰り返し、手動で行っています。DJI Dock 2を使用すれば、費用対効果の高い自動飛行ソリューションを利用でき、このような危険な業務を安全な距離から効率的に実行することができます。」と、DJIのコーポレート ストラテジー担当シニアディレクター、Christina Zhangは述べています。
[画像: https://prtimes.jp/i/15765/289/resize/d15765-289-a1a05fbcc19e2d7c6c86-1.jpg ]


DJI Dock 2が実現する自動飛行ミッション
前モデルと比較して、DJI Dock 2は大幅に小型化・軽量化された一方で、より優れたオペレーション能力とクラウドベースのスマート機能を提供します。例えば、DJI FlightHub 2を併用すると、収集した飛行データを基に、高精度の3Dモデルを作成することができます。また、この情報を使用して、次の飛行ミッションでも、ドローンが自動でカメラ角度を調整して、同じエリアを撮影できるようにプログラムすることもできます。このような機能を活用して、ルーティン化された測量タスクを自動化し、人員の安全性と業務の効率性を向上することが可能です。

軽量設計で、簡単設置
DJI Dock 2の重量は34 kg、長さ × 幅 × 高さはそれぞれ570 mm × 583 mm × 465 mmとなっています。前モデルと比較して、約75%小型化、68%軽量化されており、大人2人の手で運ぶことができ、設置がより簡単になり、費用も抑えることができます。

効率的に設置場所を評価し、すぐに運用開始
DJI Dock 2は、ドローンのビジョンセンサーを使用して現場の状況を評価し、飛行経路や目的地のGNSS信号の強さを確認してから、ドローン業務を開始します。これにより、設置場所の選択にかかる時間が従来の5時間から12分以内にまで大幅に短縮されています。準備ができると、素早くプロペラを点検し、2つのRTKアンテナを使用して正確なRTH位置情報を取得後、1分以内にドローンは離陸することができます。

厳しい気象条件下でも、高い信頼性を維持
DJI Dock 2は、厳しい天候や環境下でも、安定して動作することが可能です。保護等級IP55 [2]の防塵・防水性を備え、雨量計、風速計、温度計を搭載し、リアルタイムで気象の変化を検知することができます。オンラインの天気予報に加え、DJI FlightHub 2を介して、適宜、警告を発したり、飛行タスクを中止したりすることができます。

費用対効果に優れ、安定した遠隔オペレーション
DJI Dock 2は、自動でミッションを遂行するようにプログラムできる一方で、いつでも、どこからでも、オペレーターは飛行やジンバル角度を制御することができます。内部と外部に魚眼レンズを搭載し、ドックの内側と外側の状況をリアルタイムで確認できるため、オペレーターは、天候や周辺環境の状況、機体の離着陸を離れた場所からでも確認できます。ドック内に格納された状態で、ドローンのバッテリーを20%から90%まで、約32分でワイヤレス充電できます。

緊急時でも、最小限のサポートで動作可能
DJI Dock 2のメンテナンス間隔は、わずか半年に1回となっています [3]。停電が発生した場合、DJI Dock 2は内蔵バッテリーを使用して、独立して5時間運転し続けることができ、ドローンが帰還し着陸する時間を十分に確保します。また、DJI FlightHub 2は、飛行タスクが失敗した場合、直ちにメールで通知するため、オペレーターは問題を正確に把握して、対応することができます。

新ドローンDJI Matrice 3D/3TDで実現する、高精度の飛行ミッション
新しいドローンDJI Matrice 3D/3TDは、DJI Dock 2の高水準のオペレーション要件を満たすように設計されています。どちらのドローンも、内蔵RTKアンテナ、全方向障害物検知や自動障害物回避の機能を搭載し、自動飛行タスクの成功率を高めます。また、最大飛行時間50分、動作半径 約10 km、保護等級IP54の防塵性と防水性に対応し、充電サイクル最大400回を実現します [4]。

Matrice 3Dは、自動マッピング&測量用に設計されています。望遠カメラ(1/2インチ CMOS、35 mm判換算162 mm相当、有効画素数12 MP)、メカニカルシャッターを備えた広角カメラ(4/3型 CMOS、35 mm判換算24 mm相当、有効画素数20 MP)を搭載し、1:500スケールの高精度マッピングタスクの要件を満たします。

Matrice 3TDは、安全業務や点検業務用に設計されています。搭載カメラは、Matrice 3Dと同じ望遠カメラに加え、Matrice 3Dのものとは異なる広角カメラ(1/1.32インチ CMOS、35 mm判換算24 mm相当、有効画素数48 MP)を搭載しています。また、赤外線カメラ(35 mm判換算40 mm相当、ノーマルモード解像度640×512、UHR(超解像度)赤外線画像モード解像度1280×1024、28倍デジタルズーム)が追加され、可視光画像とサーマル画像の両方で描写できます。

オープンエコシステムで、広がる可能性
DJIは、オープンエコシステムをサポートしており、オペレーターは、DJI製とサードパーティ製のペイロードをニーズに合わせて柔軟に使い分けることができます。例えば、DJI Dock 2は、DJI TerraAPIを使用して2D/3Dモデル再構築を実行したり、DJI FlightHub 2を使用して、クラウドベースでのオペレーションを実行したりすることが可能です。また、DJI Matrice 3D/3TDに搭載されたE-PortやE-Port Liteを使用して、拡声スピーカーやスポットライト、パラシュートのようなサードパーティ製ペイロードを取り付けることもできます。(全て別売となります。)

製品紹介動画:
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=JRidlUcOoFs ]


販売時期
DJI Dock 2の両バージョン(DJI Dock 2 + DJI Matrice 3D、DJI Dock 2 + DJI Matrice 3TD)はDJI Enterpriseの正規販売代理店で3月26日より予約を受け付けます。
詳細はコチラ:https://enterprise.dji.com/dock-2

DJIについて
2006年の創業以来、DJIは、民生用ドローン業界の草分け的存在として、イノベーションを生み出し続けながら、ユーザーの初めてのドローン飛行をサポートしたり、人々が思い描いてきた夢を実現したり、プロの撮影作業に革新をもたらし続けてきました。今日、DJIは、人類の進歩を促進し、より良い世界を形成していくことを目標に、日々邁進しています。DJIは、常に純粋な好奇心を持ちつつ、問題解決に尽力し、農業、公共安全、測量、マッピング、インフラ点検といった分野にも対象を拡大してきました。それら一つ一つの分野で、DJI製品は新たな価値を生み出し、世界中の人々の生活に前例のない根本的な変化をもたらしています。

詳細については、下記をご確認ください:
Webサイト:https://www.dji.com/jp
Facebook:https://www.facebook.com/DJIEnterpriseJP/
Instagram:https://www.instagram.com/dji_japan/
X(旧Twitter):https://twitter.com/DJIJAPAN
LinkedIn:https://www.linkedin.com/company/dji/
YouTube:https://www.youtube.com/@DJIJapan

[1]‌‌ DiaB (Drone in a Box) :自動的にドローンを展開し、自己完結型の着陸ボックスに戻すシステム。
[2] 保護等級は、DJI Dock 2ではIP55となり、DJI Matrice 3D/3TDではIP54となっています。どちらも、制御されたラボ環境下で試験しています。保護等級は恒久的なものではなく、経年劣化または損耗により、時間とともに効果が減衰することがあります。詳細については、ユーザーマニュアルを参照してください。
[3] 無風・無塵環境で、腐食のない、25℃のラボ環境下で測定。実際のメンテナンス間隔は、運用環境と作業頻度をもとに決定する必要があります。長くても6ヶ月毎にメンテンナンスを実行することをお勧めします。
[4] 12ヶ月以内で、バッテリーを保管している周囲環境の温度が35℃以下、バッテリー残量が90%以上である累計時間が120日以下の条件で、バッテリーサイクルは400回を達成しました。

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