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日本代表ストライカー、鈴木武蔵が初めて明かす、苦悩と歓喜に揺れた半生。『ムサシと武蔵』3月1日(月)発売 

PR TIMES / 2021年3月1日 9時45分

株式会社徳間書店 (本社:東京都品川区上大崎 代表取締役社長:小宮英行)は、ベルギー1部リーグのKベールスホットVA所属、サッカー日本代表ストライカー 鈴木武蔵選手が、自身の半生を綴った初の著書 『ムサシと武蔵』を、本日3月1日(月)に発売致しました。




[画像1: https://prtimes.jp/i/16935/328/resize/d16935-328-875281-0.jpg ]



<ムサシと武蔵> https://www.amazon.co.jp/dp/4198652058


 サッカー日本代表ストライカー、鈴木武蔵。ジャマイカ人の父と日本人の母の間にジャマイカで生まれ、6歳のとき、母の故郷である日本に移住する。小学校に入学すると、同級生をはじめ、周囲から、見た目によるいじめや差別を受けるようになり、いつの間にか武蔵は、自身の感情を押し殺し、受け流しながら「殻」に籠るようになっていった。しかし、サッカーに出会い、自身の力を認めてくれる仲間や恩師に受け入れられたことで、いつしか周囲を気にする「ムサシ」から、自分の心に軸をもつブレない「武蔵」へ内面を変えていく。

 そして、群馬県の強豪校、桐生第一高校へ進学し、群馬県のU-16のトレセンに選ばれ、1つのゴールをきっかけに、U-16日本代表に招集される。日本代表では、南野拓実(現・サウサンプトンFC)、岩波拓也(現・浦和レッドダイヤモンズ)、早川史哉(現・アルビレックス新潟)と出会い、現在もプロ選手として互いに切磋琢磨しながら親交が続いている。

 2012年、アルビレックス新潟へのプロ入り後は、度重なる怪我に苦しみ、 J2 水戸ホーリーホック、新潟復帰、J2 松本山雅FC、V・ファーレン長崎への移籍を経て、2019年に北海道コンサドーレ札幌でキャリアハイのシーズン13ゴールを上げ、日本代表にも初選出される。

 結果を出せたシーズンを経た武蔵は、サッカー選手として、何か地域に貢献する活動が出来ないか?と考え、自身と同じ「ひとり親家庭」の支援をスタートする。その年のオフシーズンには児童養護施設の子どもたちも対象に、「MUSASHI CUP」と銘打ったサッカー教室を開催。開催にあたってはスポンサー獲得にも自ら動き、マネージャーと共に資料作成やプレゼンをする中で、人前で発言することが苦手だった武蔵は「人前で話すことの重要性」を認識する。
そして開催後にはコンサドーレのチームメイトの菅野孝憲と荒野拓馬が武蔵の活動に賛同し、自身が代表理事として、特定非営利活動法人(NPO)「Hokkaido Dream」を設立する。

そんな充実したシーズンの中、武蔵の中で新たな感情が芽生える。
日本代表のユニフォームに袖を通して世界と戦う中で、活躍できなかった時の激しいバッシングを浴び、自分の中で「まだ日本人として認められていないんじゃないか?」と、中学時代まで抱いていた劣等感とトラウマが再燃する。けれども、同じく代表として戦う仲間も自分と同様か、それ以上のバッシングを浴びながらも、その悔しさをバネにし、努力を重ねて結果を出している姿を見て、それまで以上に自分と向き合い、負けず嫌いの性格に火が付き、反骨心が心の底から湧いてきた。
そして武蔵は、居心地の良い場から出て、自分も海外に行くべきなんじゃないかと葛藤をするようになっていった。

そして、新型コロナウイルスの世界的蔓延となった激動の2020年、現在も所属するベルギー1部リーグの「KベールスホットVA」からの獲得オファーを受け、妻に背中を押され、移籍を決意する。
移籍当初は明らかに歓迎されていなかったが、第7節のワースラント・ベフェレン戦でのゴールを決めると、チームメイトからマイナスな発言はピタリと止まり、トレーニング中から武蔵にパスが回る様になり、迎えた第10節のロイヤル・アントワープとのアントワープダービーで武蔵は2ゴールを決めるものの試合に敗れ、この時の悔し涙を機に、さらにベルギーで活躍する決意と覚悟を固めた。

その後はチームでも日本代表でもゴールから遠ざかり続けるものの、親友のひと言で初心に返り、妻と子供がアントワープにやって来たあとのセルクル・ブルージュ戦では9試合ぶりのゴールをあげ、その後の試合でも多くのチャンスに絡めるようになるも、第21節のズルテ・ワレゲム戦では、体調不良を押して試合に出場したものの、やはり体力が持たず後半途中交代となる。

しかし、同じころ、武蔵より一足先に海外へ渡った南野拓実、中島翔哉、植田直通といった、10代の時から絆を深めた94ジャパンの仲間も様々な壁にぶつかりながらも、出番を求めて移籍するなど、歩みを止めずに前を向いて進んでいる姿を見て、「自分を信じ、日本人の誇りをもち、ハーフの誇りをもって、僕らしくこれからの人生を歩んでいきたい」と、気持ちを改めたのだった。

本書は単なるアスリートの本ではなく、いじめや差別に苦しみながらも、自分を見つめ、歩き続けてきた人間のありのままを綴った「生き方」本です。

なお、本書の印税の一部は、鈴木武蔵選手が代表を務める、ひとり親家庭や児童養護施設をサポートするNPO『Hokkaido Dream』の活動資金に当てさせていただきます。



商品情報


[画像2: https://prtimes.jp/i/16935/328/resize/d16935-328-875281-0.jpg ]

[タイトル] ムサシと武蔵
[著者] 鈴木武蔵
[発売日] 2021年3月1日(月)発売
[定価] 1,650円(消費税10%込み)
[判型/仕様] 四六判ソフトカバー 224ページ
[発売] 株式会社徳間書店
[商品URL]
https://www.tokuma.jp/book/b561117.html
https://www.amazon.co.jp/dp/4198652058


著者プロフィール

鈴木武蔵(すずき・むさし)
1994年2月11日、ジャマイカのモンテゴベイ生まれ。ジャマイカ人の父と日本人の母をもち、6歳のとき群馬県太田市に移住。FCおおたジュニアユースから地元の桐生第一高校に進学。
高校1年時は公式戦不出場も、翌2010年にはU-16日本代表に初選出。翌年、メキシコのFIFA U-17ワールドカップに出場してベスト8に。3年時に同校初の全国高等学校サッカー選手権大会に出場し、ベスト8進出に大きく貢献。高校卒業後はJ1のアルビレックス新潟に加入。2015年8月にJ2の水戸ホーリーホックにレンタル移籍。2016年に新潟に復帰をすると、リオデジャネイロ五輪のアジア最終予選に出場し、五輪出場に貢献。8月の五輪本戦では2試合で1ゴールを挙げた。2017年8月からJ2の松本山雅FCにレンタル移籍。2018年、J1に昇格したV・ファーレン長崎に移籍し、シーズン11ゴールをマーク。2019年にJ1の北海道コンサドーレ札幌に移籍し、キャリアハイとなるシーズン13ゴールを決め、日本代表に初選出された。
2020年8月、ベルギー1部リーグのKベールスホットVAへ移籍し、日本代表でも中心選手として活躍が期待されている。
Twitter  https://twitter.com/musatoro
Instagram  https://www.instagram.com/musatoro0211/


本書の構成(目次より)

プロローグ

[画像3: https://prtimes.jp/i/16935/328/resize/d16935-328-941538-1.jpg ]


第1章 カリブ海に生まれて
大自然の中で
ジャマイカでの暮らし

第2章 日本の土を踏む
小学校入学
同級生からのいじめ
理髪店での出来事
認められる喜び
心の殻
二つの国

第3章 武者修行
中学校時代
思春期とサッカー
桐生第一高校
運命のいたずら
一枚の招集レター

第4章 青色のユニフォーム
Can you speak Japanese?
94ジャパン
チームと代表のはざまで
[画像4: https://prtimes.jp/i/16935/328/resize/d16935-328-461771-2.jpg ]

世界という舞台
プロへの切符歓喜の輪

第5章 プロの世界
意外な感情
小さな一歩
運命の人との邂逅
負のスパイラル
二つの気づき
トンネルの先の光
飛躍の予感
北の大地
新たな視点
さらなる課題

第6章 再び異国の地へ

[画像5: https://prtimes.jp/i/16935/328/resize/d16935-328-605122-3.jpg ]

主張する責任
20年の歳月
後輩へのアドバイス
旅立ちのとき
どこでも誰とでも
心の真ん中に軸をもつ

エピローグ
あとがき
構成者あとがき



本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先

株式会社徳間書店 広報窓口
株式会社C-パブリッシングサービス 広報宣伝部
pr★c-pub.co.jp(★を@に変換してお送りください)

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