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カナダにおける木質ペレット製造会社への資本参画について

PR TIMES / 2017年7月21日 12時20分



住友商事株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 社長執行役員 CEO:中村邦晴、以下「住友商事」)は、木質ペレットの製造会社Pacific BioEnergy Corporation(パシフィック バイオエナジー コーポレーション)(本社:カナダ ブリティッシュコロンビア州、社長:Donald Steele、以下「PBEC」)の株式を47.6パーセント取得し、カナダにおける木質ペレット製造事業に参入しました。

木質ペレットは、乾燥した木材を細粉し、圧縮成形したバイオマス燃料であり、環境への影響が少なく、効率性の高い発熱量を得られることから注目を集めています。EU各国に加え、日本をはじめとするアジアでもバイオマス発電の需要が増加しており、木質ペレットの需要も拡大する見込みです。特に、日本においては2015年に政府が策定した2030年度の電源構成(エネルギーミックス)※の実現に向けた発電効率向上の一手段として注目されています。

カナダは、国際的な森林認証制度を取得した、適切に管理された持続可能な森林の面積で世界最大を誇ります。中でも、ブリティッシュコロンビア州は60百万ヘクタールを超える森林面積を背景に木材産業が主幹産業として根付いており、世界でも有数の良質な木質ペレットの供給地となっています。PBECは同州内に3か所の工場を保有、年間550千トン超の木質ペレットを取り扱っており、カナダ第2位の生産能力です。

住友商事は、2008年に発電用バイオマス燃料の対日輸入ビジネスを開始しました。バイオマス燃料を日本の再生可能エネルギーの普及促進のための有望なエネルギー源と捉え、国産バイオマス燃料を補完する位置づけで海外の安定ソースの開拓を進めてきました。PBECへの資本参画を通じて木質ペレットの長期・安定的な供給体制を構築し、再生可能エネルギーの普及促進に貢献していきます。

※電源構成のうち、再生可能エネルギーは22~24%、バイオマス発電は4%とされている。

【参考資料】
■ 木質ペレットについて
木質ペレットは、森林の育成過程で生じる間伐材などや、製材工場などから発生する樹皮、のこ屑(プレーナー屑)、端材などの乾燥した木材を細粉し、直径6~8mm、長さ5~40mmの円筒形に圧縮成形した木質燃料です。
[画像1: https://prtimes.jp/i/726/425/resize/d726-425-334326-0.jpg ]


■PBEC概要
社名:Pacific BioEnergy Corporation(パシフィック バイオエナジー コーポレーション)
創業:1994年
本社:カナダ ブリティッシュコロンビア州
事業:木質ペレットの製造・販売

【PBEC外観写真】
[画像2: https://prtimes.jp/i/726/425/resize/d726-425-735309-1.jpg ]


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