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ソフトウェア・リパブリックが設立1周年を機にこれまでの実績を公開

PR TIMES / 2022年7月15日 14時15分

安全かつサステナブルなインテリジェント・モビリティを目指す新しいエコシステム

ソフトウェア・リパブリック加盟6社(アトス、ダッソー・システムズ、オレンジ、ルノーグループ、STマイクロエレクトロニクス、タレス)はこのほど、ソフトウェア・リパブリックの設立から1周年を機に、これまでの実績について発表しました。ソフトウェア・リパブリックとは、持続可能性に配慮した安全なインテリジェント・モビリティの開発を目指す、オープン・イノベーション志向の新しいエコシステムです。この発表は6月にフランスで開催された第6回Viva Technology (VivaTech) にて行われました。

ソフトウェア・リパブリックは、モビリティ関連の課題に対応するべく、イノベーション推進に向けた数々の施策を打ち出してきました。この新しいエコシステムは、民間(スタートアップ、中小企業、大手グループ企業)、公共(地方自治体)、学術機関(各種学校、大学)といった、モビリティをめぐる各ステークホルダーの連携を実現させています。

これまでの実績は以下の通りです。

·ソフトウェア・リパブリックの活動、ならびにエコシステム内で相互にプロジェクトの育成を監督・指導するために、フランスにおける企業形態の一種であるGIE(経済利益団体)を発足

·ソフトウェア・リパブリック・インキュベーターの立ち上げ(スタートアップを支援する個別育成プログラムの提供を主とする。現在、Angoka、Geoflex、Parcoor、Vianova、Wattparkのスタートアップ5社が、プログラムに参加中)

·現在進行中のプロジェクトは30以上。うち以下の4つのプロジェクトが完了
1. “検知・対応型” サイバーセキュリティ・ソリューション
サイバーセキュリティは、モビリティの重要課題の1つです。オレンジ子会社のオレンジ・サイバーディフェンス、ルノーグループ、タレスの3社は、スタートアップのParcoorと共に、サイバー攻撃を検知して、分析を行い、迅速に通知することで車載システムを保護するソリューションを共同で設計していることを発表しました。このソリューションは、AIと機械学習をベースにしており、2025年からルノーグループの車両に装備される予定です。このプロジェクトは、フランスの公共投資銀行であるBPIfranceの支援を受けています。

2. 自動車の流れをモデリングする地域向けツール
安全と交通の流れは、地域にとって重要な課題です。ダッソー・システムズ、オレンジ、ルノーグループの3社は、自動車の流れをモデリングするツールを開発しています。このツールのパイロット・プロジェクト(実証実験)は、フランスのコレーズ県で開始されました。整備や建設にかかる費用を最適化できるよう、交通やインフラの状態、安全に関する情報など、重要なデータを地域に提供します。

3. インテリジェントで安全な双方向充電ステーションの開発
セキュリティ、データ主権、EV充電ネットワークの統合という課題に対応すべく、オレンジ、ルノーグループ、STマイクロエレクトロニクス、タレスの4社は、共同開発プロジェクトを立ち上げ、ルノーグループのブランドであるMobilizeと連携して、充電ステーションのインテリジェント化に取り組んでいます。プロジェクトは、2022年末までに発表される予定です。

4. サイバーセキュリティスキルのニーズに対応するソフトウェア・リパブリック・アカデミー
高まる人材採用とサイバーセキュリティのニーズに対応するために、ソフトウェア・リパブリック加盟6社は2022年9月に開始予定の2つの研修プログラムを発表しました。1つは、ソフトウェア・リパブリック向けサイバーセキュリティ・トレーニングから抜粋したモジュールを組み合わせたものになります。もう1つのプログラムでは、フランスのサイバーセキュリティ・スクールのEcole 2600と、電子工学・計算機科学校のEFREIの2校と協力して、3~5年を要するより高い教育レベルの2つの実習プログラムを開発する予定です。

ソフトウェア・リパブリックは、2025年までに新たに10種類の製品およびサービスの提供を開始して、50社を超えるスタートアップを育成し、少なくとも50地域へサービスを展開することを目標にしています。

詳細はこちら
ソフトウェア・リパブリックについて
http://softwarerepublique.eu
https://www.linkedin.com/company/softwarerepublique/
https://www.youtube.com/c/SoftwareRepublique/

ダッソー・システムズの3DEXPERIENCE プラットフォーム、3D設計ソフトウェア、3Dデジタル・モックアップ、そしてプロダクト・ライフサイクル・マネジメント (PLM) ソリューション
http://www.3ds.com/ja

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(以上)

*Viva Technology (VivaTech) は、フランス最大の展示/会議センター、パリ・エクスポ・ポルト・ド・ヴェルサイユ(Paris Expo Porte de Versailles)にて、6月18日まで開催されました。

アトスについて
アトスは、11万1000人の従業員と 110億ユーロ以上の年間収益を誇るデジタルトランスフォーメーションにおけるグローバルリーダーです。サイバーセキュリティ、クラウド、ハイパフォーマンス・コンピューティングの分野で欧州 No.1 である同グループは、世界 71 カ国であらゆる業界向けにカスタマイズされたエンド・ツー・エンドのソリューションを提供しています。脱炭素サービスおよび製品のパイオニアであるアトスは、お客様のためにセキュアで脱炭素なデジタル化を実現することを約束します。アトスは欧州会社(Societas Europaea)で、ユーロネクスト・パリ証券取引所に上場しており、CAC40 とCAC Next 20 の株価指数の構成銘柄に組み入れられています。

アトスの目的は、情報空間の未来をデザインすることです。その専門技術とサービスは、多文化的なアプローチで知識、教育、研究の進展を支え、優れた科学技術の発展に貢献しています。同グループは、世界中で、お客様や従業員、そして広く社会を構成するすべての人々が、安全で安心な情報空間の中で、持続的に生活し、働き、発展することを可能にしています。

ダッソー・システムズについて
ダッソー・システムズは3DEXPERIENCEカンパニーとして、人々の進歩を促す役割を担います。当社は持続可能なイノベーションの実現に向けて、企業や人々が利用する3Dのバーチャル コラボレーション環境を提供しています。当社のお客様は、患者、市民あるいは消費者のために世界の持続可能性を高めるべく、3DEXPERIENCEプラットフォームとアプリケーションを使って現実世界のバーチャルツイン・エクスペリエンスを生み出し、さらなるイノベーション、学び、生産活動を追求しています。 ダッソー・システムズ・グループは140カ国以上、あらゆる規模、業種の30万社以上のお客様に価値を提供します。より詳細な情報は、www.3ds.com(英語)、www.3ds.com/ja(日本語) をご参照ください。

オレンジについて
オレンジ(旧フランス・テレコム)は、世界をリードする大手電気通信企事業者の1つです。2021年には425億ユーロの売上を達成し、2022年3月31日現在で、全世界にフランスの7万6000人を含む13万7000人の従業員を擁しています。グループ全体で、2022年3月31日現在、全世界に2億7800万の顧客ベースを有し、それには2億3200万人のモバイルユーザーと、2400万人の固定ブロードバンド・ユーザーが含まれます。同グループは、世界26ヵ国に事業を展開しています。オレンジは、Orange Business Services というブランドの下、多国籍企業にグローバルITおよび電気通信サービスを提供する大手プロバイダーでもあります。2019年12月、同グループは「Engage 2025」という社会や環境に関する説明責任に従った新たな戦略プランを示し、運営モデルの再構築を目指しています。成長分野におけるビジネスを加速させ、イノベーションモデルの中心にデータとAI を据えることで、同グループは魅力的な責任ある雇用主となり、新しい職種に適応していきます。オレンジは、ユーロネクスト・パリ証券取引所(銘柄コードORA)およびニューヨーク証券取引所(銘柄コードORAN)に上場しています。詳細については、インターネットおよびモバイル機器から、こちらをご覧ください。www.orange.com、www.orange-business.com

ルノーグループについて
ルノーグループは、自らを改革するモビリティの最前線にいます。ルノーグループは、日産自動車、三菱自動車との提携や、電動化に関する独自のノウハウを活かし、Renault、Dacia、Alpine および Mobilizeの4つの補完的なブランドで構成され、持続可能で革新的なモビリティ・ソリューションをお客様に提供しています。世界130カ国以上に拠点を持ち、2021年には 270万台の車両を販売しています。現在、「モビリティが人々の絆を強める」という同社のパーパスを具体化するために、約11万1000人の従業員が日々取り組んでいます。公道でも自動車レースでも飽くなき挑戦をいとわないルノーグループは、価値創造を目指し意欲的な変革に取り組んでいます。これは、新しい技術やサービスの開発、そしてさらに競争力のあるバランスのとれた電動車両の新ラインナップが中心となります。環境問題への取り組みとして、当グループは 2040年までに欧州でカーボンニュートラルを達成することを目指します。https://www.renaultgroup.com/en/

ST マイクロエレクトロニクスについて
ST マイクロエレクトロニクスは、最先端の製造施設において半導体のサプライチェーンを極めている 4万8000人の半導体技術の考案者および制作者集団です。統合デバイスメーカーである ST マイクロエレクトロニクスは、20万人以上のお客様や何千ものパートナーと協力して、お客様の課題や事業機会、そしてより持続可能な世界を支える必要性に応える製品、ソリューションおよびエコシステムを設計し構築しています。ST マイクロエレクトロニクスの技術は、よりスマートなモビリティ、より効率的な電力およびエネルギー管理、そしてIoTとコネクティビティの広範な展開を可能にします。STは、2027年までにカーボンニュートラル企業になることを目指しています。より詳細な情報は、こちらをご参照ください。 www.st.com

タレスについて
タレス (ユーロネクスト・パリ証券取引所上場: HO)は先端技術のグローバルリーダーであり、社会の発展に欠かせない自信に満ちた未来を築くために、接続性、ビッグデータ、人工知能、サイバーセキュリティ、量子コンピューティングなど、デジタルと「ディープテック」のイノベーションに投資しています。タレスは、防衛、航空、宇宙、輸送、デジタルアイデンティティとセキュリティの分野で、企業、組織、政府などのお客様に、すべての意思決定の原動力であるお客様個人への配慮とともに、重要な役割を果たすためのソリューション、サービス、製品を提供しています。タレスは、68カ国に8万1000人の従業員を擁しています。2021年、162億ユーロの売上を達成しました。www.thalesgroup.com

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