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普及の進まない電子帳簿保存にAIでアプローチ スマートOCR(AI-OCR)が電子帳簿保存法に対応した新機能をリリース

PR TIMES / 2021年4月26日 18時15分

電子帳簿保存のタイムスタンプ付与と検索用データ自動作成を実現

株式会社アイリックコーポレーション(本社:東京都文京区 代表取締役:勝本竜二、証券コード:7325、以下「当社」)の100%子会社である株式会社インフォディオ(本社:東京都文京区 代表取締役:勝本伸弘)は、独自開発した「スマートOCR」にて、電子帳簿保存法のスキャナ保存制度に対応した新機能を5月にリリースすることをお知らせいたします。



[画像: https://prtimes.jp/i/1256/669/resize/d1256-669-567240-0.png ]

今回リリースする「スマートOCR」の電子帳簿保存機能では、スキャナで電子保存したPDFファイルへのタイムスタンプの付与が実現し、証憑の検索機能が強化されました。これにより「スマートOCR」が電子帳簿保存法のスキャナ保存要件として必要な機能要件を満たすことになり、「スマートOCR」上での帳簿の電子保存が可能となります。

【今後の電子帳簿保存に関する見通し】
2019年度末時点での電子帳簿保存法に基づく累計承認件数は4,041件※と非常に少ない状況です。制度要件としての税務署による事前承認やタイムスタンプ導入コストの大きさなどが、これまで電子帳簿保存導入にあたってハードルとなり、普及が進んでいませんでした。
しかし、令和3年度税制改正大綱における「電子帳簿等保存制度」の見直し事項として、2022年4月より、税務署による事前承認が廃止され、さらに一定の条件を満たせばタイムスタンプ付与が不要になる見通しです。
これにより、導入のハードルが下がり、業種を問わず、普及が一気に進むものと予想されます。
※国税庁税務統計 令和元年度 電子帳簿保存法に基づく電磁的記録による保存等の承認状況より

【普及の妨げとなっている本質的な要因】
電子帳簿保存を導入する上では、「電子保存した帳簿の検索機能」が必須の要件として挙げられます。
これは保存した帳簿の種類や日付、取引先などを即時検索可能とするものです。帳票をスキャナ等で保存した後、検索用データを手作業で追加登録することが必要となります。これは法改正後においても必要な作業であり、帳票を電子化するための手間が増加することにつながっています。
そのため、電子帳簿保存を採用しても、作業が逆に増える結果を生み、メリットを感じられない企業が多く存在します。

【「スマートOCR」による電子帳簿保存の効率化】
「スマートOCR」の新機能で、検索用データ入力に係る作業を削減できます。
スキャナ保存されたファイルからOCR処理により文字を抽出し、電子帳簿保存の検索用データを自動作成。AIを利用したOCR技術を採用することで、活字と手書き文字が混在していても読み取りが可能なだけでなく、取引先によって書式が異なる帳票(非定型)であっても読み取りが可能です。また、帳票にコード番号しか記載されていない場合にもマスターデータと連携して商品名や取引先名等を補完することも可能となっています。
「スマートOCR」を利用した電子帳簿保存においても、読み取り結果の検索データを確認し承認する作業は必要ですが、人による入力業務を削減できることで、業務効率化へ大きく貢献いたします。
さらに、読み取った帳票データを会計システムへ仕訳データとしてAPIやCSVファイルにてデータ連携を行うことも可能であり、会計システムへの仕訳入力業務を削減することも可能となります。(会計システム連携は現在開発中)

【価格】
電子帳票保存オプション
初期費用 : 20,000円
月額料金 : 10,000円~ (2022年3月31日までのキャンペーン中にお申込みいただくと月額料金が0円)

※2022年3月31日までにお申し込みいただくと電子帳票保存オプション月額料金が以降ずっと0円になるキャンペーンを実施いたします。2022年4月1日以降のお申込みにおかれましては上記料金のとおりです。
※タイムスタンプをご利用の場合は別途、オプション契約のお申込みが必要となります。タイムスタンプオプションについて料金・仕組み等の詳細は直接お問い合わせください。

【今後の展開】
国税庁による採用(*1)、先般の令和2年国勢調査での採用(*2)と、スマートOCRは中小企業向けのクラウドサービスのみならず、大手金融機関、官公庁等のエンタープライズ向けの導入も増加しています。
「スマートOCR」は単に、定型・非定型の手書き・活字の文字変換のみを行うのではなく、マスターデータ連携・自動処理、高いセキュリティー、スマホアプリ等も備えた総合システムとして高い評価を頂いています。
今後、AIによるデータ抽出エンジン、会計自動仕訳エンジン等のリリース、またOEM提供も拡大していく予定です。
(*1)https://www.irrc.co.jp/pdf/press20210426_info.pdf
(*2)https://www.irrc.co.jp/pdf/press20201125_info.pdf

【AI-OCRソリューション「スマートOCR」について】
AI-OCRソリューションである「スマートOCR」では定型・非定型の様々なフォーマットの帳票を汎用的にデータ化することが可能で、すでに多くの企業や官公庁に導入いただき、デジタル化、ペーパーレス化に貢献してまいりました。「スマートOCR」では位置指定だけでなくルール定義・データ抽出AIにより、スマホなどから撮影した写真のOCR変換・データ化を可能としてきました。位置指定でないため、スマホで撮影した写真や、ゆがんだ写真などでも帳票をデータ化することができます。
データ抽出パッケージとして、「請求書」「領収書・レシート」「名刺」「運転免許証」「健康保険証」「決算書」「源泉徴収書」をリリースしており、今後もさまざまな用途のものをリリース予定です。
「スマートOCR」の詳細はこちら https://www.smartocr.jp/solution/

【用語解説】
・OCR(Optical Character Recognition)
光学式文字読み取り装置。印刷物などの文字を、光を当てることで読み取り、テキストデータに変換する仕組み。

■株式会社インフォディオ(https://www.infordio.co.jp/
本社所在地:東京都文京区本郷二丁目27番20号 本郷センタービル5階
設立:2002年7月
代表者:代表取締役 勝本伸弘
事業内容:ソフトウェア受託開発およびソフトウェア製品開発(金融機関、独立行政法人、通信会社等)
AIコンサルティング・AIソリューション開発
スマートフォン(iOS・Android)アプリ開発・アプリサービス
Flex to HTML5移植開発サービス
HTML5等のフロントシステムの開発
Java/JavaScriptを利用したWebアプリケーションの開発

■株式会社アイリックコーポレーション(https://www.irrc.co.jp/
(東京証券取引所 マザーズ市場:証券コード 7325)
本社所在地:東京都文京区本郷二丁目27番20号 本郷センタービル4階
設立 :1995年7月
代表者 :代表取締役社長 勝本竜二
資本金 :13億1,915万円
事業内容 :個人及び法人向けの保険販売を行っている保険販売事業
保険代理店やその他の保険販売会社に対して保険に関するソリューションを提供するソリューション事業
システム開発等を行っているシステム事業
サービスサイト:インシュアテックソリューション https://hs.irrc.co.jp/
日本初*の保険ショップ『保険クリニック』 https://www.hoken-clinic.com/
*「日本初の来店型乗合保険ショップチェーン※」
※店舗数11店舗以上または年商10億円以上をチェーン店と定義
東京商工リサーチ調べ(2018年6月)



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