障がい者の雇用促進と生産性向上を目指し 角田I.T.P.に「SP事業部」新設
PR TIMES / 2024年3月27日 15時45分
2024年4月には鳥栖工場にも新設予定
アイリスオーヤマ株式会社(本社:宮城県仙台市、代表取締役社長:大山 晃弘)は、障がいを持つ従業員を指導・支援しながら業務を行う「SP(スペシャルパートナー)事業部」を、角田I.T.P.(宮城県角田市)に2024年3月1日付で新設し、年内に10名程度の障がい者を新たに採用します。
[画像: https://prtimes.jp/i/19955/676/resize/d19955-676-4ec127b41930223e586c-0.jpg ]
日本政府は、「障害者雇用促進法」に基づき、障がい者の法定雇用率の引き上げを決定しています。雇入れに係る計画的な対応ができるよう、民間企業では、現行の2.3%から2024年4月に2.5%、2026年7月に2.7%と段階的に引き上げられます。宮城県内に本社を置く企業及び地方公共団体等の2023年の障がい者雇用率は2.29%(全国40位)(※1)と法定雇用率を下回っており、障がい者の雇用促進は急務です。
当社は、6,288名の従業員に対して131名の障がいを持つ従業員を雇用(※2)しており、2023年の障がい者雇用率は法定雇用率を上回る2.36%(※3)でした。「SP事業部」は障がいを持つ従業員を指導・支援しながら業務を行う部署です。従業員数の増加に伴い、障がい者の受け入れを目的として2004年に大河原工場(宮城県柴田郡)に設置して以来、現在までに全国で5箇所の工場や拠点(※4)に拡大し、現地で障がい者を積極的に採用しています。「SP事業部」では、個々の従業員の能力や適性を考慮しながら成長を支援できるよう、障がいを持つ従業員も個人の目標を設定し、部品の取付作業、物流の出荷応援、出荷用の商品棚補充、清掃、パソコン作業、伝票の仕分けなど、幅広い業務で活躍しています。
角田I.T.P.に新設した「SP事業部」では、年内に10名程度の障がい者を新たに採用します。パックごはんの製造ラインの清掃業務などに従事する予定で、これにより製造ラインの稼働率の約5%向上を目指します。また、今年4月には鳥栖工場(佐賀県鳥栖市)でも「SP事業部」の新設を予定しており、全国各地で障がい者雇用を一層強化していきます。
当社では、今後も障がいを持つ従業員がやりがいを持って働くことができる環境の整備と積極的な雇用を行い、さらなる生産性向上を実現します。
※1:宮城県労働局「令和5年 宮城県における障害者雇用状況の集計結果」(令和5年6月1日現在)参照。
※2:2024年1月1日時点。従業員は週の労働時間が20時間以上の社員数。
※3:2024年1月1日時点。「障害者雇用状況報告書」の計算方法で算出。
146ポイント(常用雇用身体障害者、知的障害者及び精神障害者の数)÷ 6182.5ポイント(常用雇用労働者の数)=2.36%
※4:大河原工場(宮城県)、アイリス卸町ビル(宮城県)、埼玉工場(埼玉県)、三田工場(兵庫県)、角田I.T.P.(宮城県)
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