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【星のや竹富島】竹富町立竹富小中学校のエネルギー活用方法に関する授業の一環として、海水淡水化装置ユニットの見学会実施のご報告|実施日:2024年3月8日

PR TIMES / 2024年4月8日 12時45分

~見学を通じて、島の子供たちと共に持続的なエネルギーについて考える~

沖縄県・竹富島にある滞在型リゾート「星のや竹富島」では、竹富町立竹富小中学校のエネルギーの活用方法に関する授業の一環として、施設内の太陽光発電の電力で稼働している「海水淡水化装置ユニット」の見学会を開催しました。この授業は、竹富島の未来を担う世代が、持続的なエネルギーのあり方について考えることを目的としています。そこで、星のや竹富島が同じ島内の事業者として、生徒たちに身近な持続的エネルギー活用の例である海水淡水化装置ユニットを紹介し、島の未来について共に考える機会を設けました。



[画像1: https://prtimes.jp/i/33064/719/resize/d33064-719-620326017935d126a38a-2.jpg ]

開催経緯
山や川のない竹富島では、水は昔から貴重な資源でした。現在でも、竹富島で暮らす人々の生活は石垣島からの海底送水によって支えられています。また、電気も同じように貴重な資源で、石垣島からの供給に頼っています。このため、災害時などの有事には生活に必要な資源やエネルギーを確保できる保障がありません。そうした状況の中で、竹富小中学校の先生方は「生徒たちに島の未来を担う存在として、持続的なエネルギー活用方法について理解を深めてほしい」と考え、本課外授業の実施を決定いたしました。その教材内容として星のや竹富島の施設内に設置された太陽光発電の電力で稼働している「海水淡水化装置ユニット」が選ばれ、生徒たちを招いて見学会が開催されました。

授業の概要
2024年3月8日(金)10:30~12:00
小学6学年・中学3学年対象 「海水淡水化装置ユニットについて知る」
初めに、施設管理担当者が海水淡水化装置ユニットの仕組みについて解説をし、内蔵しているヒートポンプによる冷房や給湯機能を紹介、その後は装置のエネルギー源となる太陽光パネルの見学と海水から作り出される飲料水の試飲を行いました。さらに、この取り組みが星のや竹富島の環境保全活動の一環として、施設でのペットボトル使用量の削減に貢献していることを紹介しました。授業の最後には、生徒たちによる質疑応答と感想発表の時間を設け、スタッフと未来の豊かな暮らしを実現するためのエネルギーのあり方について意見交換をしました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/33064/719/resize/d33064-719-b5a2fedee7839a335ead-0.jpg ]

竹富島の良質な海水からつくられた飲料水を飲む星のやスタッフと生徒

生徒たちの感想
・淡水化装置は水を作ったり、冷房をつけたり、お湯を作ったりしていて私たちの生活が困らないなと思いました。これから30年たったら、竹富島には電気がないということも克服できると思いました。(小学6年 女子生徒)
・星のや竹富島の海水淡水化装置と太陽光発電のエネルギー変換効率に関するお話を聞いて、40kwhの太陽光パネルと蓄電池で電気を作り、海水淡水化装置は水を作っているなど、小さな島で毎日膨大な量(の資源とエネルギー)を作っていることを知りました。持続可能な未来の社会のためにたくさんの活動をしていることを知ったので、ここでの経験を活かして、未来のエネルギーについても考えていきたいと思いました。(中学3年 女子生徒)
[画像3: https://prtimes.jp/i/33064/719/resize/d33064-719-3e6140679f6200777db1-0.jpg ]

今回の授業で学んだ内容をノートにまとめる生徒たち
[画像4: https://prtimes.jp/i/33064/719/resize/d33064-719-1cf70ee23bdf8c5567f8-3.jpg ]

画像提供:「ゼネラルヒートポンプ工業株式会社」と「株式会社エナジア(R)」

海水淡水化装置ユニットの導入背景と特徴
星のや竹富島が2021年2月から運用している海水淡水化装置ユニットは、従来の機能に加えて太陽光発電とヒートポンプが一体化した「海水淡水化熱源給湯ヒートポンプユニット」です。星のや竹富島は、島と共生するリゾートとして、島の環境保全へ取り組んできました。その一環として、海水淡水化装置ユニット導入によるペットボトルフリーを実現しています。これにより、客室やパブリックスペースでのペットボトルの提供を廃止し、年間で約1万本のペットボトル使用量を削減しました。さらに、ユニットにヒートポンプを内蔵し、淡水化した水の冷却や、その際に発生する排熱を使用して給湯することで、年間で約35tのCO2を削減しています。また、太陽光パネルと蓄電池を一体化することにより、災害時でも水と湯、電気の自給を可能にしました。これにより、星のや竹富島は2021年2月に竹富町内の民間企業で初の避難所に指定されました。

海水淡水化装置ユニットのより詳しい情報はこちら。
2021年 2月 「海水の淡水化による飲料水の自給を開始します」
https://drive.google.com/drive/u/1/folders/1b4B8Ghii3--iwD1ojjPOOYypIqOsemgj

SDGsへの貢献について
[画像5: https://prtimes.jp/i/33064/719/resize/d33064-719-24979eef17ac71c5909f-6.png ]

星のや竹富島を運営する星野リゾートでは、経済的価値と社会的価値を両立するCSV経営(CSV:共通価値の創造)が重要だと考えています。SDGs(SDGs:持続可能な開発目標)をCSV経営を促進するためのフレームワークとして捉え、各施設でさまざまな取り組みをしています。星のや竹富島における「海水淡水化装置ユニット」を活かした諸活動は、SDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」、目標6「安全な水とトイレを世界中に」、目標7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」、目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」、目標11「住み続けられるまちづくりを」、目標12「つくる責任 つかう責任」、目標13「気候変動に具体的な対策を」、目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」に寄与することを目指しています。

■星のや
[画像6: https://prtimes.jp/i/33064/719/resize/d33064-719-d7e1d193ebd378822628-5.jpg ]

「その瞬間の特等席へ。」をコンセプトに、各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。国内外に展開する各施設では、その地の風土、歴史、文化をおもてなしに繊細に織り込み、出会った季節にしか味わえない最高の瞬間を体験していただくことで、訪れた人を日々の時間の流れから解き放つ。
URL:https://hoshinoresorts.com/ja/brands/hoshinoya/

■星のや竹富島
竹富島の東に位置する琉球赤瓦の集落「星のや竹富島」。約2万坪の敷地には、島内の家々と同じように「竹富島景観形成マニュアル」に従い、伝統を尊重して建てた戸建の客室、白砂の路地、プール、見晴台などがあり、小さな集落が構成されています。
[画像7: https://prtimes.jp/i/33064/719/resize/d33064-719-c6c2de649a9bfff5506b-6.jpg ]

[動画: https://www.youtube.com/watch?v=2JecQdHdMyg ]


所在地 :〒907-1101 沖縄県八重山郡竹富町竹富
電話  :050-3134-8091(星のや総合予約)
客室数 :48室・チェックイン:15:00/チェックアウト:12:00
アクセス:石垣港よりフェリーで約10分 竹富港より送迎有
URL  :https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/hoshinoyataketomijima/

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