1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

2023年度の「飲食店」倒産、802件で過去最多 業態別では「居酒屋」「中華料理・ラーメン店」が過去最多に

PR TIMES / 2024年4月4日 15時3分

2023年度 「飲食店」 の倒産動向調査

帝国データバンクは、「飲食店」の倒産発生状況について調査・分析を行った。



<調査結果(要旨)>
2023年度の「飲食店」倒産、802件で過去最多

業態別では「居酒屋」「中華料理・ラーメン店」が過去最多に

各店舗に賑わい戻るも、食材高騰・人手不足・賃上げなどの課題噴出で収益確保が困難に


集計期間:2024年3月31日まで
集計対象:負債1000万円以上法的整理による倒産
調査機関:株式会社帝国データバンク
※調査結果は下記ホームページにも掲載予定
https://www.tdb.co.jp/report/index.html

[画像1: https://prtimes.jp/i/43465/845/resize/d43465-845-e314960cf96380f83ba1-0.png ]

2023年度(2023年4月~2024年3月)の飲食店の倒産は、前年度比56.0%増の802件となり、2019年度(784件)を上回って過去最多となった。

業態別(11業態)にみると、最も多かったのは居酒屋を主体とする「酒場、ビヤホール」(207件)で、ラーメン店などの「中華料理店、その他の東洋料理店」(130件)、「西洋料理店」(90件)、「バー、キャバレー、ナイトクラブ」(72件)が続いた。深夜時間帯での営業店舗が多い「酒場、ビヤホール」と「バー、キャバレー、ナイトクラブ」を合わせると279件となり、飲食店全体の34.8%を占めた。「酒場、ビヤホール」と「中華料理店、その他の東洋料理店」の件数が過去最多となって全体を押し上げたほか、コロナが発生した2020年度以降の4年間では11業態中7業態で最多となった。都道府県別でみると、東京(129件)、大阪(95件)、兵庫(72件)などで多く、上位5都府県で全体の50.4%を占めた。
[画像2: https://prtimes.jp/i/43465/845/resize/d43465-845-94f1587b78a6a261a834-0.png ]

コロナ前の2019年度に784件にまで増えた飲食店の倒産は、コロナ禍でのゼロゼロ融資や休業・時短営業に伴う協力金などによって、2022年度は514件にまで抑制された。一方、コロナが収束に向かい多くの飲食店が賑わうようになったものの、2022年度以降の光熱費や各種食材の価格高騰、人手不足の深刻化、賃上げ対応など新たな経営課題が噴出し、採算が確保できずに事業継続を断念する事業者が急増している。

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください