NSDC International(インド国家技能開発公社 子会社)と協力し、特定技能・農業人材の育成をスタート
PR TIMES / 2024年4月11日 16時45分
外国人材に特化した人材サービスを提供するPERSOL Global Workforce(パーソル グローバルワークフォース)株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:多田 盛弘)は、インド国家技能開発公社(National Skill Development Corporation、以下NSDC)の100%子会社であるNSDC International Limited(以下NSDCI)と農業分野における人材の募集・育成に関する業務提携を結び、2024年4月8日(月)から日本語クラスを開始したことをお知らせします。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/16451/883/16451-883-4f7ee89ccee99f4a0380ee5a9830ee49-2112x1500.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
集合写真[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/16451/883/16451-883-71a9f3529001c647c4e0d58420b3bc02-2114x1500.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
授業の様子
■PERSOL Global Workforceが農業のバッググラウンドを持つインド人材の育成を開始
PERSOL Global Workforceは、NSDCIが設立したインド北部のウッタルプラデーシュ州にある都市のバラナシにある日本語教育センターにて、特定技能の農業人材育成プログラムを開始しました。NSDCIが農業のバッグラウンドを持つ人材を現地にて募集、日本ではたらきたい意欲が高い方を選抜しています。育成プログラムはひらがなやカタカナの勉強からスタートし、5カ月間にわたり、日本語基礎テスト(JFT-Basic)および特定技能の農業技能測定試験に合格を目指す内容になります。2つの試験に合格した学生は PERSOL Global Workforceが採用、日本全国の農業事業者へ派遣する予定です。また、内定後の来日手続きを行う期間を活用して、来日後の仕事や生活するときに活用できる実践的な日本語力を身に付けていただくフォローアップ研修の実施に関しても現在協議中です。まずは農業から1クラス(21名定員)でスタートし、今後、特定技能の他業種や、高度人材のご紹介など、幅広い分野の人材を育成し、より多くの人材の紹介・派遣ができる仕組みを構築していき、2025年度までに累計約150名の育成を目指します。
■背景:深刻な労働量不足が慢性化する日本の農業
日本の農業における労働力不足は年々深刻化しています。2012年は約177.8万人いた基幹的農業従事者が2023年には約116.4万人と11年の間で63.4万人※1減少しています。また、農業は高齢化が進み、担い手が不足している代表的な分野でもあります。PERSOL Global Workforceは、農業の人材不足を解消すべく、2023年3月から特定技能・農業の在留資格を持つ人材の派遣・紹介サービスを開始しています。
一方、インドの人口は2023年4月時点で中国を抜いて、世界最多の14億2577万5850人に達したとみられています。また、インドは若年層の割合が高く、海外ではたらきたいと思う若い世代が多いことから、インド政府としてもサポートしたい雰囲気が高まっています。NSDCIはこれまで約26,000名の若い人材をインド全域で募集、さまざまな国で活躍できるようにサポートし就労を促進してきました。そんな中、日本の「特定技能」の在留資格を活用した就労の実績は、2023年12月末現在230人※2にとどまっている状況です。
このたび、インドの北東地域を中心に日本ではたらくことを希望する方が多いこと、また日本の農業における労働力不足を解決するため、業務提携を結び、農業人材の育成をスタートする運びとなりました。PERSOL Global Workforceは本取り組みを通じて、インドの若い世代が日本ではたらきながらより多くの経験ができる機会提供を通じて、日本の農業における労働力不足の解消に貢献し、すべての人の「はたらいて、笑おう。」を実現化していきます。※1農林水産省 農業構造動態調査 https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/noukou/
※2出入国管理局 特定技能在留外国人数の公表等 https://www.moj.go.jp/isa/applications/ssw/nyuukokukanri07_00215.html
■SKILL INDIA INTERNATIONAL CENTERの概要
[表: https://prtimes.jp/data/corp/16451/table/883_1_15db0dadcc929b781f081242c93a594a.jpg ]
■インド国家技能開発公社(NSDC:National Skill Development Corporation)について
インド国家技能開発公社は2008年に設立された、インド政府49%民間51%の資本の技能開発・起業促進省の傘下にある公民連携団体です。インドの技能開発・起業促進省(MSDE)の下、インド技能実習制度(TITP)を管轄、人材の育成や研修を担い、日本へのインド人技能候補者の輩出促進に努めています。
URL:https://www.nsdcindia.org/
■NSDC International (NSDCI)について
NSDC International(NSDCI)は、世界で活躍するインド人材のキャリア支援を可能とすべくNSDCの100%子会社として設立されました。海外市場への質の高いインド人材の輩出、国内のインド人材へのグローバルな就業機会を提供しています。
■PERSOL Global Workforce株式会社について < https://persol-gw.co.jp/ >
PERSOL Global Workforce(パーソル グローバルワークフォース)株式会社は、「“Work and Smile” Decent work for everyone.」をミッションに掲げ、外国人材に特化したサービスを提供するため、2019年10月に発足しました。企業の即戦力として活躍できるミドル層の人材(一定のスキル・語学力をもつ、在留資格「特定技能」にて就業するレベルの人材)および総合職レベルの人材(技術エンジニア、ITエンジニア、文系職種など、在留資格「技術人文国際」にて就業するレベルの人材)を対象に、外国人材の募集・育成から就業・受け入れまでのすべての過程を一貫してサポートすることで、はたらく個人と企業双方にとってクリーンで質の高いサービスの提供を実現いたします。
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