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特集 ジャーナリズム再考〈上〉

PR TIMES / 2021年6月10日 11時45分

「月刊Journalism」6月号発売!

 株式会社朝日新聞社(代表取締役社長:中村史郎)は6月10日(木)、「月刊Journalism」6月号を発行しました。特集のタイトルは「ジャーナリズム再考〈上〉」。今月号と来月号の2回にわたって、「ジャーナリズム」を特集します。



[画像: https://prtimes.jp/i/9214/1142/resize/d9214-1142-347911-2.jpg ]

 ジャーナリズムの危機が言われて久しく、ネット時代を迎え、ますますメディアに向けられる視線が厳しくなる中、改めて寄って立つ基盤を考えてみることにしました。6月号は、ジャーナリズムの歴史や定義をおさらいしつつ、これからのメディアのあり方を展望しました。
 京都大学の佐藤卓己教授は、「公益」を掲げた戦前の新聞学が戦後も受け継がれている現状を疑問視、ネット時代を迎え、ジャーナリズムを支える新たな理論が必要ではないかと問題提起。立教大学の門奈直樹・名誉教授は、経費を抑え、収入の最大化を目指すデジタル時代への危機感から、「戦時広報紙」として部数を伸ばした戦前・戦中の大手新聞を教訓に、反戦・非戦を貫き通した市井のジャーナリスト、個人新聞にこそ目を向けるべきだと説きます。朝日新聞記者時代に軍部と一体化して戦争に導いた戦時報道に向き合ってきたジャーナリストの上丸洋一さんは、現役記者たちに、いざ紛争に巻き込まれた時に「戦争協力は義務」という社会の空気に抵抗、批判することができますか、と重い問いを投げかけます。
 「特ダネの記憶」は、戦後最大の疑獄「ロッキード事件」。事件のカギを握るロッキード社前副会長に単独取材した村上吉男・朝日新聞元アメリカ総局長が、8日間・60時間に及ぶ会談の舞台裏を明かします。
 「月刊Journalism」は2008年10月創刊。「民主主義の行方」(2021年1月号)、「『3・11』から10年」(2月号)、「日常にひそむ暴力」(3月号)、「中立・公平・公正」(4月号)、「女性記者の現在地」(5月号)など、さまざまな社会問題にジャーナリズムの視点から切り込んでいます。
 定価は815円(税込み)。年間購読料は8965円(税・送料込み)。全国の書店、ネット書店、ASA(朝日新聞販売所)で注文によってお求めいただけます。

【朝日新聞社ジャーナリスト学校】
2006年に発足。入社1、2、3年目の若手記者向けの研修を中心に、中堅やベテランの記者にも「学ぶ場」を提供しています。自治体財政、医療といったテーマ別研修も開き、他のメディアにも参加を呼びかけています。
◆公式サイト https://jschool.asahi.com/
◆ツイッター http://twitter.com/asahi_jschool

〈お問い合わせ〉
朝日新聞社 ジャーナリスト学校
TEL 03-3545-0131(代表)

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