【横浜三溪園】【特別公開】重要文化財「旧東慶寺仏殿」「月華殿」内部を特別公開(4/27~5/6)
PR TIMES / 2024年4月26日 11時15分
令和の大修理完了記念 横浜・三溪園
国指定名勝「三溪園」(所在地:横浜市中区)では、重要文化財「旧東慶寺仏殿」および「月華殿」の保存修理事業の完了を記念し、2024年4月27日(土)から5月6日(月・祝)まで、建物内部を特別に公開します。
三溪園は、創設者・原三溪が京都や鎌倉などから集めた三重塔や茶室など17棟の歴史的建造物を保有し、これら日本の文化遺産を未来へ護り伝えるため、伝統的技術を用いた修繕工事を定期的におこなっています。
本公開は、通常非公開の文化財内部と、文化財を後世に受け継ぐためにふるわれた職人技術をご覧いただける貴重な機会です。新緑がまぶしい日本庭園の散策と合わせてお楽しみください。
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HP:https://www.sankeien.or.jp/event/7678/
旧東慶寺仏殿・月華殿 内部特別公開
通常は外観のみの見学となる旧東慶寺仏殿と月華殿の建物内部に入室し、内部の構造や襖絵・欄間などの意匠をご覧いただけます。大人も子供も往時に思いを馳せながら、日本建築の魅力をご堪能ください。
日程 | 4月27日(土)~5月6日(月・祝)
時間 | 10:00~16:30(最終入場16:00)
料金 | 無料(入園料別途)
申込 | 予約不要。旧東慶寺仏殿・月華殿に直接お越しください。
*混雑時は建物保護の観点から入場制限を行う場合があります。
*荷物の持ち込み等、見学ルールへのご協力をお願いします。
旧東慶寺仏殿
縁切り寺・駆け込み寺で知られる鎌倉・東慶寺から1907年(明治40)に移築された禅宗様の建物。今回の修理により、江戸時代の初め頃といわれる従来の歴史を裏付ける興味深いデータが得られました。内部には「禅師説法の道場にするため、そして三溪園の鎮護とするために移築した」と書かれた棟札が収められています。簡素な素木を多く用いた禅宗様には珍しい格式ある漆塗りの天井などが見どころです。
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月華殿
1603年(慶長8)に京都伏見城内に建てられたと伝えられている徳川家康ゆかりの建物で、1918年(大正7)に三溪園へ移築されました。今回の修理工事では、主に劣化の著しかった檜皮葺(ひわだぶき)屋根・杮葺(こけらぶき)屋根の葺替を行い、併せて、傷んだ箇所の補修と耐震補強工事をおこないました。内部には、海北友松筆とされる障壁画や菊の透かし彫りの欄間を見ることができ、張り出した室内からは緑豊かな美しい景色を眺めることができます。
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工事の様子
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三溪園について
三溪園は生糸貿易により財を成した実業家・原三溪によって創られ、1906年(明治39)5月1日に一般公開されました。約17.5ha(東京ドーム約3.7個分)に及ぶ園内には、廃仏毀釈などによる荒廃から守るため、京都や鎌倉などから移築された歴史的価値の高い建造物が巧みに配置されており、古建築と自然が調和した四季折々の景色が楽しめる日本庭園です。開園当初は「遊覧御随意」を掲げ外苑を24時間無料開放するなど、「美しいものはみんなで一緒に楽しむもの」という原三溪の想いが反映されています。原三溪の存命中は新進芸術家の育成と支援の場ともなり、横山大観、下村観山、前田青邨らを輩出するなど、日本美術への貢献も評価されています。戦災により大きな被害をうけ、1953年(昭和28)に原家から横浜市に譲渡されるのを機に財団法人三溪園保勝会が設立され、現在に至ります。2007年(平成19)には国の名勝に指定され、現在園内にある17棟の古建築のうち10棟が重要文化財、3棟が横浜市指定有形文化財に指定されています。
施設概要
施設名 三溪園(さんけいえん)
運 営 公益財団法人三溪園保勝会
所在地 〒231-0824 神奈川県横浜市中区本牧三之谷58-1
連絡先 TEL 045-621-0635
公式HP https://www.sankeien.or.jp
Instagram https://www.instagram.com/sankeien_garden
Twitter https://twitter.com/HSankeien
入園料 大人900円/小中学生200円
横浜市内在住の65歳以上700円(公的証明書の提示が必要)
開園時間 9:00~17:00(最終入園16:30)
アクセス JR根岸線根岸駅から市営バスで10分「本牧」下車、徒歩10分
横浜駅東口から市営バスで40分「三溪園入口」下車、徒歩5分
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