「1点差勝負になる」。日本の守護神GK川口能活選手が首位決戦を展望!同勝ち点で並ぶ両雄が激突する天王山「A・マドリード vs バルセロナ」は1月11日(土)深夜3:58~WOWOWライブにて生中継

PR TIMES / 2014年1月11日 10時26分



WOWOWで放送中の「リーガ・エスパニョーラ 13-14シーズン」。第18節でゲスト解説として登場した、W杯4回連続出場を誇る日本の守護神GK川口能活選手に、今週末行われる首位バルセロナと同勝ち点で並ぶ2位アトレティコ・マドリードの首位決戦展望、そして今年W杯を戦う日本代表の印象について聞いた。


■バルセロナに感じる勝者のメンタリティとアトレティコ・マドリードへの期待

――今週末はバルセロナとアトレティコ・マドリードの首位対決です。ここまでの両チームの印象を教えてください

川口:バルセロナは、シャビがベンチ外とかイニエスタがサブとか、ネイマールを途中で下げるとか、うまくターンオーバーを活用している感じがします。アトレティコ・マドリードは、堅い守備でしっかりと勝ち点を重ねている。両者の戦いは撃ち合いではなく、1点を争う勝負になる気がします。

――同試合では、バルセロナにビクトル・バルデス、アトレティコ・マドリードにはクルトワというリーガを代表するGKがいます。この2人の評価は?

川口:V・バルデスはバルセロナの絶対的守護神で、彼がいてこそのバルセロナですね。今シーズンは特に、本当に素晴らしいパフォーマンスを見せている。あと一年で退団するということでどこか吹っ切れて、良い方向に出ているのかしれません。
フィードはもちろんのこと、一対一の強さやシュートストップ、キャッチングもすごく安定している。バルセロナに求められているキーパーの資質プラス、本来キーパーが求められている資質を両方とも見せていると思います。
アトレティコ・マドリードのクルトワに関しては、21歳と若いですが、あの年齢でこれだけの落ち着きとプレーの質を持っているキーパーはなかなかいない。両方ともチームの象徴になっていますよね。その辺りが興味深いところです。

――1点差勝負になるとおっしゃったのは、キーパーの占める割合が大きいからでしょうか?勝敗予想もお願いします。

川口:はい。1-1じゃないですかね。1点も入らない試合にはならないと思います。かといって撃ち合いにはならないでしょうから、1-1かな。

――今回はアトレティコ・マドリードのホームでの試合です。バルセロナはちょっと引き気味で試合を進めるのでしょうか?

川口:バルセロナは、いつもどおり出てくると思います。でも、もしかしたら取りに行かないかもしれない。アウェイなので、勝ち点1でOKと考えるかもしれない。バルセロナは最近、そういう試合もできるようになっています。以前のスタイルなら、アトレティコ・マドリードの術中にハマるかもしれない。マルティーノはそういう戦い方も、チームに浸透させようとしている。ドローで終わる可能性を考えて、無理しないかもしれない。
バルセロナの選手たちがそういうマルティーノのやり方に対して反発するのかな?と思ったら、意外とそうでもないですよね。それだけ、彼らは勝者のメンタリティを持っているということだと思います。グアルディオラの戦い方にこだわるのではなく、柔軟性を持って今の監督のサッカーをやろうとしているところに、彼らの勝利へのメンタリティがあると感じます。

――後半戦のリーガの見どころをお願いします

川口:2強プラス1の戦いになると思います。展望というよりか、アトレティコ・マドリードに優勝してほしいですね。そろそろ2強以外の優勝を見てみたいです。スペインリーグを好きになり始めた時は、デポルティーボ・ラ・コルーニャが優勝したりバレンシアが優勝したり、あとはベティスが優勝争いに絡んだりしていた。そういうリーガを見たいので、アトレティコ・マドリードにはなんとしても今季優勝して欲しいです。
あとはアトレティコ・マドリードのような、守備的サッカーが悪いと思われたくない。守備的なサッカーでも優勝できる。守備が堅いチームが優勝するのも、僕はアリだと思う。バルセロナやレアル・マドリードのような個人の力が輝いて、タイトルを取るのもありですが、守備を組織化したチームがリーグタイトルを獲ってもいいと思います。

――川口さんが思うリーガの魅力とはどういうところでしょう?

川口:技術の高さと観客を魅了するスタイルですね。見ている人たちも楽しいし、やっている選手たちも楽しいという試合がリーガにはたくさんあります。フィジカルに頼るサッカーをしていないのが魅力ですね。スペインではゲームをうまく組み立てるサッカーが、魅力の一つだと思います。


■2014年ワールドカップを戦う日本代表への想い、上位進出のカギは「23人みんなで戦う」

――今の日本代表についてどんな印象を持っていますか?

川口:ヨーロッパでプレーしている選手が増えて、質が高くなっていることは間違いないと思います。ただ、去年ワールドカップ出場を決めた後、点は獲っているけど点を取られている状況が続きました。それで勝てなかった。
でも、最近は失点しても獲り返す、勝ちパターンを身につけてきているのは強みだと思います。負けて学ぶこともありますが、どんな良いサッカーをしても勝たないと先に進めない。勝って自信をつけて、チームが落ち着くと失点も減ってくる。まずは勝ち癖をつけていってほしいと今は思っています。

――組み合わせが決まって、コートジボワール、ギリシャ、コロンビアになりました。これに関しては?

川口:ワールドカップ優勝経験の無い相手になり、サッカーをあまり知らない人からすると、ブラジルやアルゼンチンやスペインがいないから、「いけるんじゃないか」と思えるかもしれませんが、「いや~」と思いますね。
コートジボワールはかなり強いと思います。アフリカのチームなので監督が誰になるかで違ってきますが、ヤヤ・トゥーレは化け物です、モンスターです(笑)。彼は今プレーヤーとして世界一じゃないですかね。

――今プレミアリーグでも10点くらい獲っていますね。ディフェンスもできるし

川口:点も獲れてゲームを作れて守備もできて、フィジカルも強い、上背もある。足が早い、テクニックはある、頭も良い。彼は選手として世界一かもしれない。そんな選手がいるチームだから、簡単には勝てないですよね。

――南アフリカワールドカップ直前に、コートジボワールと親善試合をしていましたね

川口:僕はベンチで見ていました。ドログバの2発にやられましたが、選手たちのクオリティの高さに驚きました。力勝負をして勝てる相手じゃない。ただ4年前は練習試合でしたし、今度は本番です。本番のワールドカップでどういう風になるかわかりません。とにかく、ヤヤ・トゥーレには要注意だと思います。
コロンビアですが、南米のチームは日本が苦手にしています。しかも南米での試合ですし、相手が強いですね。ギリシャに関しては、守備が堅い。日本としては引かれた相手をどう崩すか。これは攻めるチームの永遠の課題でもあります。
日本が気をつけないといけないのは、4年前と違って相手チームに研究されているかもしれないということ。力を認めた上で、研究された時に自分たちがやりたいようにやれるか、そこがまだわからないところですね。

――日本の良さを潰してくる可能性がある?

川口:あると思います。オープンな試合になれば、日本に分があるかもしれない。でも、相手が日本の良さを潰しにきたら、どうなるかわからないですね。そこに関して日本は経験が浅いと思うので。あまり偉そうなことは言えませんが、研究される立場として戦うので、そこにアジャストできるかどうか、やってみないとわからないですね。

――様々な状況下でのワールドカップを経験されてきた川口さんから見て、今の代表が上位に進むために必要なものとはなんですか?

川口:うーん……。23人みんなで戦うことですね。過去の大会を見てもそうですが、キーパー以外はどの選手にもチャンスが巡ってくる。つまり、みんなで戦うということですね。
短期決戦なので、キーパーは限りなくチャンスが少ないですが、過去の大会を見てもフィールドプレーヤーはほぼ全員にチャンスが来ている。誰が出てもおかしくない状況になるから、スタメンじゃないからとかそういうことを抜きに、みんながチャンスを大切にして欲しい。
常に準備して、みんなで戦うという気持ちを持ってほしいですし、時には自分を押し殺す犠牲心も必要になると思う。代表に入れない選手もたくさんいるので、そういう気持ちを持って大会を戦ってほしいと思います。

同勝ち点で並ぶ両雄が激突する天王山「第19節 アトレティコ・マドリード vs バルセロナ」は1月11日(土)深夜3:58~[WOWOWライブ]にて生中継。


◆◆◆WOWOW番組情報◆◆◆

★“いよいよ天王山!”勝ち点49で並ぶ両雄が激突
第19節 アトレティコ・マドリード vs バルセロナ
【放送日】1月11日(土)深夜3:58~[WOWOWライブ]にて生中継

■その他の放送カードはこちらから
http://www.wowow.co.jp/sports/liga/


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