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望海風斗が語る 舞台『マスタークラス』での挑戦:インタビュー前編

Rエンタメディア / 2025年2月1日 10時0分

――エンターテイメントを届ける側としての指針になるような言葉なんですね。

本当にそうだと思います。マリア・カラスは当たり前のことを言っていますが、実際にそれをやり続けるのはすごく難しいこと。それをやり続けてきた人の実感を伴う言葉だから、グサグサと刺さるんですよね。それを演じて、皆さんにお届けしなければいけないので、がんばります。

――望海さん自身が、マリア・カラスのように伝える側としたら、今のご自身で伝えられる言葉はありますか?

そうですね……粘り強さがすごく大事だなというのは伝えたいですね。早く諦めて次の道に行くと判断するのも大事だと思いますが、ずっと同じところでもがいている、悩んでいる子たちを見ていると、そこを粘り強くがんばることで見えてくるものが絶対にあるよ、と。粘り強さが勝つときがあるということは、私の実体験として言えることかなと思います。

――それは常に思っていたことですか?それとも、何かがきっかけで思うようになったことですか?

宝塚にいたときは、自分がこの先どうなっていくのか分からない状態の中で、それでもやっぱり続けていく、とにかくここで引き下がるわけにはいかないという負けん気と、諦められない気持ちとがありました。そこにファンの方たちが応援してくれる形で最後にトップになれたので、あそこで諦めなかったからというタイミングがたくさんあって、その粘り強さがここまで残らせてくれたんだなと。それはトップになったときに実感しました。

――今、一つひとつの舞台を続けていくなかでは、いかがですか?

やはり諦めない気持ちですね。宝塚でやってきたことももちろん役に立っていますが、新しくいろいろと経験していかなければいけないとも思っています。この年齢で新しいことに挑戦できるのはありがたいことですが、、そのぶん、いろいろなことに可能性があるわけでもないので、一つ一つが大きな壁にはなります。そういう中で、諦めないでとにかくコツコツやり続けていくのが大事だということは、当時の自分の経験から改めて思うことです。その自分がいたからこそ、続けていればいつか光が見えてくるはずだという自信にもなっています。

――その続きにある、今回の舞台も大きな壁なのでしょうか。

お話しながらまさにそう思いました。今回も粘り強さが本当に必要だなと思います。

――楽しみにしていることはありますか?

とんでもない大きな壁に挑戦させていただくのは、楽しみでもあります。オペラということで、歌をメインにされている方など、普段自分がいない世界の共演者の方と一緒に作品を作れるのは、全然違った視野が広がる、発見があるのではないかとワクワクしています。何より、この壁を乗り越えて、森さんに鍛えてもらった後の自分がどうなっているのかものすごく楽しみです。

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