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消費財の成長率が4年ぶりのプラスに、映し出される消費の回復傾向―中国

Record China / 2024年3月8日 17時30分

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中国で消費財の成長率が4年ぶりにプラスになった。

買い物の時にスキャンするバーコードを追跡すると、消費の全体的な回復傾向をうかがうことができる。

国家市場監督管理総局中国物品コーディングセンターがまとめた統計によると、2023年に商品用バーコードが登録使用された消費財は前年比19.2%増の1964万種類増加した。消費財の総量は1億9173万7000種類に達した。中国で消費財の成長率がプラスになったのは4年ぶりのことだ。商品用バーコードが使用された消費財は2000万種類近く増えたことになる。23年に商品用バーコードが登録・使用された消費財の41大分類のうち、計39大分類で消費財が増加した。ここから、中国の消費市場がポストコロナの回復を経て持続的な成長の軌道に移行したことがわかる。

データを見ると、23年には全国の4大経済地域で商品用バーコードが使用された消費財が全面的に増加した。東北地域、東部地域、中部地域、西部地域はそれぞれ、同113.1%増、同13.4%増、同49.6%増、同53.2%増だった。東北地域の増加傾向が最も目を引き、省別に見ると遼寧、吉林、黒竜江はそれぞれ、同170.0%増、同53.8%増、同135.5%増だった。特産の凍らせた梨の「凍梨」、朝市、あかすり、鉄鍋煮込み料理などが大バズりして、東北一帯の消費の活力をさらにかき立てた。詳しく見ると、成長率の上位には「マイカーを大事にする」、「家庭を大事にする」、「自分を大事にする」ための商品が並んだ。自動車関連製品、ホーム・オフィス用の家具・装飾品、個人用アクセサリーが成長率トップ3で、それぞれ同120.0%増、同66.8%増、同51.1%増だった。キッチン用品・食器は同47.1%増、成長率が前年の2倍近くになった。人々の暮らしと密接に関わる移動・交通、ホーム・インテリア、飲食などに関連した消費財の供給レベルが加速度的に上昇した。

春節(旧正月、今年は2月10日)の消費市場を見てわかるのは、消費者がグリーン・健康をより一層追求し、テクノロジー・スマートをより一層好むようになったことだ。データによると、テクノロジーのウェイトの高い生活サービスの消費、例えば電動フロアワイパー、食洗機、スマートロックなどのホーム・インテリアの「新御三家」、スマートウォッチ、ワイヤレスイヤホン、スマートグラスなどのウェアラブルデバイスの「新御三家」などが、これから消費のポテンシャルをさらにかき立てると予想される。また、個人消費の高度化が関連産業のトランスフォーメーショ・高度化を効果的にけん引することになる。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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