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中国では富裕世帯数が微減、2023年1月1日時点

Record China / 2024年3月20日 17時30分

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2023年1月1日時点の中国で1億元以上の資産を持つ「超富裕層」は前年比3.8%減・5200世帯減の13万3000世帯でした。写真は上海。

世界の富裕層を研究するシンクタンクの胡潤研究院が19日に発表した「2023胡潤資産報告」によれば、2023年1月1日時点の中国で1億元(約21億円)以上の資産を持つ「超富裕層」は前年比3.8%減・5200世帯減の13万3000世帯でした。

他の資産額の富裕層の世帯数では、同時点で中国で600万元(約1億2610万円)の資産を持つ「富裕層」は前年比0.8%減・4万世帯減の514万世帯で、1000万元(約2億1015万円)の資産を持つ「高額富裕層」の数は同1.3%減・2万7000世帯減の208万世帯だったとのことです。

都市別では、中国の富裕な家庭の分布は依然として「3+2+2」の都市群構成を維持しました。すなわち、富裕家庭が最も多い「3」都市は北京、上海、香港で、次の「2」は深センと広州、さらにその次の「2」は杭州と寧波です。富裕世帯の数で上位30都市では、全国の富裕世帯総数の67%が集中し、集中の度合いは前年よりも1ポイント低下しました。

胡潤百富の代表取締役兼首席調査研究者を務める英国人公認会計士のルパート・フーゲワーフ氏(中国語名は「胡潤」)は、「2022年には新型コロナの影響に世界の地政学構造の変化が重なり、世界経済の発展の不確実性が強まり、世界範囲で主要国の個人財産が多かれ少なかれ打撃を受けた。中国では15年ぶりで2度目の富裕世帯数の減少が出現し、資産総額も前年比で3.6%減少した。世界では、資産が3000万ドル(約45億3840万円)、あるいはそれを超えた超富裕層が保有する財産の総額が10%減少した。欧米では平均で十数パーセント減少した」と説明しました。(提供/CRI)

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