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【CRI時評】中国経済に対する外部の楽観的な見通しを裏付ける一連のデータ

Record China / 2024年4月3日 10時20分

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海外メディアは、中国製造業の見通しは楽観傾向で、経済全般が安定しつつあることを示していると伝えた。

中国政府によると、3月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は前月比1.7ポイント上昇の50.8、非製造業ビジネス活動指数は同1.6ポイント上昇の53.0、総合PMI産出指数は同1.8ポイント上昇の52.7で、いずれも好調・不調の境目である50を上回った。うち3月の製造業活動は6カ月ぶりに50を上回るとともに1年ぶりの高水準となった。これについて、米ブルームバーグなどの海外メディアは、中国製造業の見通しは楽観傾向で、経済全般が安定しつつあることを示していると伝えた。

先ごろ閉幕したボアオ・アジアフォーラム年次総会で、日本の鳩山由紀夫元首相やトルコのムサ駐中国大使らはCRI時評の取材に対し、回復・上向き基調が続く中国経済は世界経済に発展の機会をもたらすとの認識を示した。三つの主要指数が同時に回復したことは、中国経済に対する外部の楽観的な見通しを裏付けるとともに西側メディアのいわゆる「中国経済頭打ち論」が全く成り立たないものであることを物語る。

分析筋によると、これらは、内需が反発し、外需がけん引したことに加えて、中国政府が経済の安定、内需の拡大、貿易の安定に力を注ぎ続けてきたことによるものだ。経済全般が改善するにつれ、特に春節(旧正月)休暇後の企業の活動再開により、中国経済の上向き基調がより明らかになった。中国は大規模な設備更新と消費財の買い替えを推進する新たな行動に着手しており、年間5兆元(約105兆円)以上の巨大市場が形成される見込みだ。これにより、中国経済に対する外部の信頼感が一層高まっている。

今回のデータにはいくつかの新しい特徴もみられる。例えば、3月は、ハイテク製造業PMIが53.9、消費財製造業PMIが51.8、設備製造業PMIが51.6で、いずれも前月比上昇した。中でも、ハイテク製造業の生産指数と新規受注指数はともに55.0を上回り、中国経済の質の高い発展が着実に進んでいることを示した。他方、生産経営活動予期指数は55.6で、比較的高い景気区間に上昇し、当面の中国市場の発展に対する企業の信頼感が増していることを示した。

世界第二のエコノミーである中国経済が安定・上向くことは間違いなく世界にとって好材料だ。米ブルッキングス研究所のクリストファー・トーマス上級研究員は、中国による「新たな質の生産力」の発展の加速が、一連の革新的な成果を「世界にもたらし」、世界経済の発展に新たなエネルギーを注ぎ込むと指摘する。(提供/CRI)

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