パリ五輪まで4カ月、関連用品の受注数が急増―浙江省義烏市

パリ2024オリンピック開幕まで4カ月を切る中、浙江省義烏市の業者には五輪関連商品の注文が多く寄せられ、五輪ムードが早くも到来しています。

パリ2024オリンピック開幕まで4カ月を切る中、中国東部、浙江省義烏市の業者には五輪関連商品の注文が多く寄せられ、五輪ムードが早くも到来しています。

浙江義烏国際商貿城では、フランスの特色を取り入れた新商品が多数登場しています。中でも連続10時間使用可能なフランス国旗カラーの応援棒は店頭に並ぶやいなや人気を集めました。

浙江義烏国際商貿城に出店する周婷婷さんによると、現在はとても忙しいため、通常のことしかできず、受注した順番に従って出荷する「排単」も先延ばしとなっていて、急ぎの注文に応じる余裕はないとのことです。

ある業者によると、五輪のような総合競技大会は欧州の観光業界を動かすイベントであり、（義烏の業者にとっては）顧客開拓の良い機会になるとのことです。ある貿易会社はすでに数十件の関連注文を受けており、顧客はいずれもフランスの周辺国です。

業者らによると、スポーツが盛んな欧州諸国の業者は、ひとたび取引が成立すればその後も商品を発注してくれる確率がとても高いとのことです。義烏税関の統計によると、今年1～2月の義烏のフランス向け輸出額は前年同期比42％増の5億4000万元（約113億4000万円）に達し、うちスポーツ用品の輸出額は同70．5％増でした。（提供/CRI）