浙江省義烏、パリ五輪向け商品の注文が急増―中国

パリ五輪開催まで残り4カ月を切り、世界的な日用品取引の中心地である浙江省義烏では、五輪関連商品の注文が急増しています。

パリ五輪開催まで残り4カ月を切り、世界的な日用品取引の中心地である浙江省義烏では、五輪関連商品の注文が急増しています。

浙江義烏国際商業貿易城に店を持つ周堅氏は先ごろ、広州で開かれたパリ五輪の卓球関連のイベントに参加した際、長年欧州市場向けの経営に努めてきたことで、パリ五輪卓球のディーラーに指定されました。

義烏ではスポーツ用品だけでなく、フランス要素の入った記念品や工芸品も人気グッズになっています。ある店の定番のエッフェル塔は何度も商品を補充しています。フランス要素を持つ多くの電子製品もよく売れ、あるおもちゃ屋の電子おんどりに引かれたオランダのバイヤーは、「欧州の顧客は各種のジュエリーやバッグ、ファッションアクセサリーなどが好きだ。これらすべては義烏で仕入れることができる」と述べています。

義烏では今年1～2月、フランス向けの輸出が42.1%増加しました。次の出荷ピークに向けて、電子商取引プラットフォームと提携する一部の業者も現れ、海路と鉄道、道路と鉄道、空路と鉄道といった連携輸送の形で出荷するなど、五輪ビジネスチャンスの獲得に全力を挙げています。（提供/CRI）