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3月の中国自動車小売販売、BYD筆頭に国産系好調の裏で日系など合弁系は一層低迷―中国メディア

Record China / 2024年4月11日 11時0分

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10日、第一財経は、中国の3月の自動車小売市場でBYDをはじめとする国産ブランドが好調だった一方で、日系などの合弁メーカーは軒並み販売が減少したことを報じた。

2024年4月10日、中国メディアの第一財経は、中国の3月の自動車小売市場でBYDをはじめとする国産ブランドが好調だった一方で、日系などの合弁メーカーは軒並み販売が減少したことを報じた。

記事は、中国乗用車市場情報連席会が9日に発表したデータで、3月の国産乗用車の新車小売販売台数が前年同期比6%増、前月比52.8%増の168万7000台となり、1〜3月の累計では前年同期比13.1%増の482万9000台だったと紹介。中でも国産ブランドの好調が目立ち、3月単月の小売販売台数は同19%増の93万台、国内シェアは同6ポイント増の54.8%に達したほか、小売販売トップ10も1位のBYDをはじめ奇瑞汽車、長安汽車、吉利汽車、長城汽車、上汽乗用車、上汽通用五菱の計7ブランドが入ったと伝えた。

一方で、大多数の主要合弁ブランドは2月の低迷を引きずる形となり、市場シェアがさらに縮小したと指摘。3月の主要ブランドの販売台数は同8%減少の50万台にとどまり、販売台数トップ10でも2月にはランクインしていた華晨BMW、広州トヨタ、東風日産が圏外に転落したとした。また、国別合弁ブランドシェアではドイツ系が同1.5ポイント減の20.4%、日系が同2.2ポイント減の13.8%、米国計が同1.8ポイント減の8.2%となったことを紹介している。

さらに、新エネルギー車市場では国産ブランドがますます優位性を拡大しており、主要国産ブランドの新エネ車小売販売シェアは同3.4ポイント増の62%、新興ブランドは同2ポイント増の11.6%となった。一方で合弁ブランドのシェアは同0.7%減の4.5%となったほか、米テスラのシェアは同4.7ポイントの大幅減となる7.7%にとどまったと伝えた。

記事は、2月に各モデルの特別仕様車「栄耀版」をリリースし、販売価格を大幅に引き下げたことが奏功して3月の業績が好調だったBYDの王伝福(ワン・チュアンフー)董事長が以前に「今後3〜5年で、合弁ブランドのシェアは40%から10%へと下がるだろう。この30%が中国ブランドの伸びしろになる」と語っていたことを併せて紹介した。(翻訳・編集/川尻)

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