CLAMPが手掛ける漫画「xxxHOLiC・戻＜レイ＞」の連載再開に中国ファンも歓喜

9日、漫画「xxxHOLiC・戻＜レイ＞」が、今年4月21日発売予定の週刊ヤングマガジン21号にて連載再開されることが分かり、中国のファンが歓喜している。写真はxxxHOLiC・戻＜レイ＞。

2025年1月9日、CLAMPが手掛ける漫画「xxxHOLiC・戻＜レイ＞（ホリック・レイ）」が、今年4月21日発売予定の週刊ヤングマガジン21号（講談社）にて約8年ぶりに連載再開されることが分かり、中国のファンが歓喜している。

「xxxHOLiC・戻＜レイ＞」は、大川七瀬氏、いがらし寒月氏、猫井椿氏、もこな氏の4人からなる女性漫画家集団・CLAMP（クランプ）が03年に発表した人気作品「xxxHOLiC」シリーズの最新作。霊感を持つ高校生・四月一日（わたぬき）と「ミセ」と呼ばれる妖しい屋敷で来客者たちの願いをかなえる女主人・壱原侑子（いちはらゆうこ）を中心に物語が展開する。

「xxxHOLiC」は、「ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE（レザヴォア クロニクル）-」とリンクしながら物語が進行する斬新な手法が話題となり、09年に「xxxHOLiC・籠＜ロウ＞」と改名した後、11年に一度完結を迎えた。その後、13年から新シリーズとして「xxxHOLiC・戻＜レイ＞」の連載が始まったものの、17年より休載していた。

同シリーズは、アニメや劇場版、さらに13年にはWOWOWにて実写ドラマ化され、22年には蜷川実花監督による実写映画が公開されている。また、今月24日からは舞台「演劇調異譚『xxxHOLiC』 -續・再-」も上演される予定だ。

同作の連載再開のニュースが、中国のSNS・微博（ウェイボー）で463万人以上のフォロワーを持つブロガーに紹介されると、「楽しみ、楽しみ、楽しみ！」「気絶しそう、最高すぎる！」「本当に待ち続けてよかった！」「8年も休載してたのについに再開だ！！」と期待を寄せるコメントが集まった。

また、「これが生きているという素晴らしさなのか？」「涙が止まらない、私の四月一日、私の侑子…」「うそでしょ！？マジで！？あああああ泣ける！！」「2025年がこんなに良い年になるなんて！」などと、歓喜するコメントも多く寄せられた。

一方で、「え？正直言うと、少し心配なんだけど」「やっぱり長生きしていれば、何でも待てるんだな。お願いだから画風を変えないで！」「新しい画風じゃなくて、昔の画風がいい。9頭身のスタイルが好きなんだよね」と不安をのぞかせるコメントも見られた。（翻訳・編集/岩田）