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百条委尋問、文書記載の幹部らが証言へ 贈答品受け取り疑惑など検証 6日には知事も

産経ニュース / 2024年9月5日 9時35分

百条委員会で証人尋問に応じ、宣誓する斎藤元彦知事=8月30日午後、神戸市中央区(代表撮影)

兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラ疑惑などが文書で告発された問題を巡り、県議会調査特別委員会(百条委員会)が5日午前9時45分から始まり、いずれも文書で名前の挙がった県幹部2人への証人尋問が初めて行われる。会合では、斎藤氏の贈答品受領疑惑などについて検証。参考人として出頭する専門家の意見を踏まえ、公益通報後、告発者を保護対象としなかった県の対応の妥当性についても追及する。疑惑の事実関係や、斎藤氏の関与の有無について側近だった2人からどのような証言が出るか注目される。

午前は、公益通報制度に詳しい上智大の奥山俊宏教授が参考人として出頭。文書を作成、配布した元県西播磨県民局長の男性(60)=7月に死亡=が県の公益通報窓口に通報後、内部調査で男性を懲戒処分とした県の対応について意見を述べる。

午後には、いずれも文書に名前が出た県幹部2人が出頭を予定。文書で斎藤氏に高級コーヒーメーカーが贈られたと記され、自分宛てに商品を送るよう依頼したと認めた産業労働部長の原田剛治氏が証言する。商品の受け取り判明直後、原田氏は斎藤氏からの指示について否定していた。

また、前総務部長の井ノ本知明氏の尋問も予定。井ノ本氏は、男性の処分を巡り内部調査した人事当局を管轄する総務部トップの立場にあった。井ノ本氏は8月、病気療養を理由に総務部付(部長級)に異動。告発内容とは関係がない男性の私的情報を漏洩した疑いがあるとして県が井ノ本氏の調査を検討していることが判明している。

6日には、元副知事の片山安孝氏と、斎藤氏の証人尋問を予定している。

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