1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

判決文「送達先」間違えた部下のミス、隠蔽し自費で再送 大阪高裁の50代書記官に減給処分

産経ニュース / 2024年5月7日 18時20分

大阪高裁=大阪市北区

部下が民事裁判の書類を当事者に郵送する「送達」先を間違えたのに、噓の記録を作成してごまかしたとして、大阪高裁は7日、高裁民事部の50代の男性書記官を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にした。

高裁によると、男性が大阪地裁の書記官だった平成29年2月、送達場所に勤務先を希望した被告に対し、部下が誤って男性の居住地に判決が記載された書類を郵送。受け取られず、地裁に返送された。

部下の相談を受けた男性は、自費で改めて被告の勤務先に郵送。ミスをごまかすため、噓の内容の書類を作成したという。

男性は差し替え前の書類などを自身で保管していたが、異動を重ねる中でロッカーに置き忘れ、別の職員が今年3月に見つけて不正が発覚した。

大阪高裁の岩井一真事務局長は「裁判所職員がこのような行為を行ったことは極めて遺憾。改めて職員への指導を十分に行いたい」とコメントした。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください