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<書評>『離島建築』箭内博行著

産経ニュース / 2024年5月5日 8時0分

『離島建築』

日本の離島を20年以上も歩いてきた写真家による記録。「本土ならスクラップ&ビルドとなっていたであろう古建築」から、島々の歴史と文化が浮かび上がる。

離島は今でこそ辺地となっているが、物流の主役が帆船だった時代には風待ち潮待ちのため船が立ち寄り、先端文化を伝えていた。海運の大動脈、瀬戸内海には回船業や造船業だけでなく製塩業や醸造業で栄えた島々もあり、重厚な木造建築が富の大きさを物語る。北海道・焼尻島のニシン御殿やユネスコ世界文化遺産に登録されている長崎県・五島列島の教会建築、沖縄県・石垣島の琉球家屋なども。(トゥーヴァージンズ・2200円)

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